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■息子の伝説作り
2009年04月13日(月)
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息子・タク(3才)の入園式に行けなかったので、嫁が撮った写真とビデオを見せてもらった。

タク
登園前のタクの制服姿。何故かDAIGO病に取り憑かれておった。

幼稚園までの道はずっと娘・R(5才)が手を繋いで何かとタクを励ましており、健気な姉っぷりに感動を覚えた。この日幼稚園は入園式だけで、在園生であるRはお休みなのだが、タクに合わせてRも制服。

Rとタク
入園式前に教室でお遊び。ちゃっかり新入生に混じって遊んでいる余裕のR。と比べ、背がちっこいので新入生の中にいても何の違和感もないし。一方で既に不安そうなタクの顔が印象的である。Rは更にふたりとも同じ顔・同じ服なもんだから「双子ですか?」と言われること多数。

「はいそれではいきますよー」

先生の号令で全員整列して入園式会場に向かう。気が付くと一緒に並んで会場に入って行こうとするR。R、お前新入生違う!

カメラの映像は入園式会場に変わった。クラスごとにゾロゾロと子供達がやって来る。たくさんの子供達が入って来るが、はて、タクがなかなか来ない。一体どこにいるのだろう…と固唾を飲んで見守っていたら

「ぶわああああ!ママー!ママー!」

タク、先生に抱かれて入場。やりおった。入園初日に伝説を作り上げおった。なんか若くて可愛い先生だし、僕だったら泣くどころか、いや泣くけど泣いて喜ぶだろう。

「こんな先生いたっけ?」

と嫁に聞いてみると

「今年の新任らしいよ」

なんと、もぎたてフレッシュの新卒らしい。タク、なんというおいしい奴…。

「でもね、タクだけじゃなかったのよ。他にも泣き叫ぶ子がいっぱいいてすんごい式だったわ。Rの時はこんなんじゃなかったのに」

と嫁。確かにカメラにも子供達が泣き叫ぶ声、右往左往する先生方や親達が入り乱れており、厳かない入園式というよりもインフルエンザの予防接種という趣であった。

タクもしばらく慣れない日が続くのであろう。しかしこれが社会生活の第一歩なのだ。

タクの新たな門出を見て僕も心が一新される思いである。僕も何か「式」を行ない、志を新たにしたい。何か新鮮な気持ちになりたい…と思ったのだが、思い当たる「式」はオギノ式ぐらいしかない。

嫁を誘ったら断られたのでとっとと寝た。

せめて乳輪式…。

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