←クリックしないと枕元にピンクのちんこが立つであろう。嫁が作った晩飯を、ひとりボソボソと食べる。
子供たちは寝てしまってるし、嫁は隣の部屋で何かやっている。隣の部屋とは僕の背後にある襖で隔てられている。背後の晩餐。なんつって。
僕はふと箸を止めた。何やら見慣れぬオカズがあったからである。新しい嫁のレパートリーだろうか。オカズが増えるのは食卓的意味のオカズでも性的な意味でのオカズでも嬉しいものである。
さてこのオカズは何であろうか。キツネ色に近い色をしており、ところどころ焦げ目がある。魚の切り身にも豚肉のソテーにも見える。
「ふむっ」
取り合えず口に運んでみたところ、
「ずくっ」
という魚とも肉ともつかない予想外の噛み応えがあった。
「ま、まさかこれは…」
僕の頭の中に警鐘が鳴り響く。禍々しい臭いが口の中に蔓延し、セクハラオヤジの油禿げ頭を舐めたらこんな味だろうと思われる超絶に嫌なテイスト、およびぬたぬたとした食感が舌を捕らえて離さない。
「これは、ナスだ!」
僕は確信し、速攻で台所に走り出し、吐いた。僕はナスが大嫌いなんである。
「嫁、何故ナスを入れた!」
嫁は僕のナス嫌いを知っているハズなので、わざとやったとしか思えない。なので抗議した。すると嫁は
「あ、やっぱバレちゃった?」
どうやらナスに見えないように工夫して料理し、僕に食べさせようとしたらしい。
「味で分かるわっ!」
そりゃバレるだろ、と怒ったのだが
「でも一旦は食べたんでしょ?やーいだまされたー」
結局嫁にしてやられた形となってしまった。ううう…悔しい。ナス突っ込んだろか。
そもそも好き嫌いが多いからいけないのである。それは分かっている。そのため子供たちにも
「好き嫌いせず食べなさい」
とも言えない。だけど今更克服するのはかったりいんである。だから悔しいけれど嫁のからかいをひたすら耐えるしかないのだ…。
嫁のナスがママ、というベタなオチも悔しい。
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