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■無駄な抵抗はよせ
2009年03月04日(水)
クリックしてね!←クリックしないと枕元にミーのパンツを置くざんす

息子・タク(3才)。口より手が先に出るお年頃。

放っておいてもベラベラと喋るのだけれども、娘・R(5才)と口喧嘩となるとやはり年長のRに言い負かされることが多い。そうすると無言で

「どん!」

と突き飛ばしたりいきなりポカポカ殴りかかることがある。

「うわあああん!たっくんがぶったああああ!」

当然Rは大泣きなので

「こら!いきなりぶつとは何事だ!」

だいたいこんな感じで僕や嫁に叱られるのがパターン化している。そして叱られた時のリアクションとしては、「ごめんなさい」と謝ることもあるのだけれども、

「もういいっ!」

と逆ギレしてだだーっと走り去り、家のどっかの隅っこでひとり体育座りをし、いじけることも増えてきた。

タク
このように。

謝りもせず逆ギレしていじけてるヤツなぞ放っとけ、と思うのだけれども、この姿を見ると可愛くてたまらないのでつい見に行ってしまう。それに、こういう時のタクはタクなりに言い分があるのではないか、とも考えるのである。

確かに手を出したタクが一番悪くなってしまうのだけれども、そのきっかけとなるようなことをRがしているのではないか。例えば何か意地悪なことを言ったり、おもちゃを横取りしたり…。

タクがぶった時はRが泣くのですぐ気付くけれども、それまでのRとタクのやりとりを最初から抑えておくことはなかなか難しい。

タクも素直に謝る時の方が多い。しかしこのような抵抗を示す時は

「Rちゃんだって悪いのに、誰もボクのことを分かってくれない…」

と口で説明出来ないもどかしさを3才児なりに抱えているのかもしれない。そう考えるとケンカ両成敗にはなっておらず、ちょっとタクには気の毒かな…とも感じるのである。

ただいつまでもこの状態は続かない。タクは酉年生まれの鳥頭なので切り替えは早い。ていうかすぐ忘れる。

タク
今日も今日とて部屋の隅っこのタンスの横でいじけ中。こういう時は猫撫で声で

「たっくーん」

と呼ぶに限る。

「たっくーん。女の子は殴るものではないよ」

殴るのではなく、舐めるのである…ということはもう少し大きくなったら教えてやろう。

「たっくん、一緒にお絵描きしようか」

タク
ほら、こっち向いた。あとひと押しである。

「それともお姉さん(Perfume)のビデオ観ようかナ?」

「みる〜♪」

見よ。ものの1分で父の胸に飛び込んで来た。

タクの抵抗を表わす座り込み。

タンスの横のレジスタンスってか。

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