←クリックしないと枕元にミーのパンツを置くざんす一家揃って近所のサミットというスーパーへ。
嫁によると僕が愛飲しているサントリーの烏龍茶2リットルが底値だということで、6本入りの箱買いをするために僕も動員された。一番重い買い物は消費する者が買うべきだという考え。いちいちごもっともです。
めんどいなあと思うけれども、考えてみればスーパーなんてこういう時でないと行く機会などまずないので、よっこい庄一と重い腰を上げた。
「んじゃ行くぞー」
一緒に付いてくる娘・R(5才)と息子・タク(3才)は目をキラキラと輝かせている。このキラキラはお菓子を買って貰えると思っている彼らの希望の光に違いない。
「お菓子は買わないぞ」
スーパーに行けば必ずお菓子を買って貰えるという認識を植え付けてしまわないよう、厳しく釘を刺しておいた。ところが嫁は
「買っていいよ」
と相反することを言い
「やったー!」
Rとタクは大喜びするので父の威厳丸潰れ。
「なんでだよ!いつもはお前の方が厳しいだろ!」
と詰め寄ると
「サミットは土曜と月末はお菓子が10%になるのです」
やりくり主婦っぷりをアピールされてしまった。僕はやりくり主婦よりやりまくり主婦の方が好きなんだい。いい加減今晩…。
「どよーうーとげつまつーサミットおおいち♪」
わけの分からない歌を歌いながらサミットに向かうRとタクはテンションが上がっていた。サミットに入ると
「土曜と月末サミット大市♪」
ふたりが歌っていたのと同じテーマソングが流れていた。常連なのね君達。道行く人がクスクス笑ってたのはそのせいだったのか。お父ちゃん恥ずかしいよ。
Rとタクはすぐさまお菓子のコーナーに行き物色開始。タクがチョコを選ぼうとすると
「たっくん、チョコはダメよ」
嫁からチョコはならぬと言われていることをRがしっかり注意していた。タクも素直に従いチョコを手放す。他にもアニメなどのオマケが付いているお菓子もどっさりあって、さぞや目移りするだろうと思ったが、
「あ、ぷりきゅあのだ!」
「かわいいー」
興味は示すが決して「買って」とダダをこねたりはしない。こういうところは偉いなあ…。僕なんかお菓子よりオマケメインのお菓子ばかりを買って貰っていた。戦艦のプラモが入っているビッグワンガムとかビックリマンチョコとか。今でもビックリマ○コは好きだけれども。
ふたりがコレにする、やっぱりアレにすると選んでいるのを眺めながら、なんでスーパーマーケットはスーパーと略されるのだろう…などと考えていた。名詞のマーケットより形容詞のスーパーが生き残るなんておかしい。巨乳を「巨」と略すようなものではないか。
「その巨揉んだるでー」
より
「その乳揉んだるでー」
の方が実感があるのは明らかなのに。
そんなどうでもよいことを考えていたら結構時間が経ってしまった。嫁もその間スーパー内をうろついていた割にはサキイカとかどうでもいいモノしかチョイスしておらず、ダラダラと過ごしてしまったようである。
早く帰ろうぜ…と烏龍茶も買って家に向かおうとしたら、
「私、別のスーパーに行くから」
嫁が先に帰っておれと言う。
「ここで買えばいいじゃないか」
「そのスーパーはね、久しぶりにサラダ油が安いの。この辺じゃ一番安いの」
再びやりくりアピール。値段など気にせず、サラダ油で毎日モンゴル相撲が出来るくらい僕が稼いでいれば嫁にこんな苦労をさせることもないのに…と自分の不甲斐なさを恥じつつ子供達と家に帰って遊んでいると、嫁は何も買わずに帰って来た。
「サラダ油を買いに行ったんじゃなかったのか?」
「売り切れてたあああああ!」
久しぶりの安値サラダ油だったため、ご近所の奥様方の注目度が高かったようである。結構みんなチラシと相場をチェックしてるものなんだなあ。
「サミットでチャッチャカすぐ買ってれば買えたかもしれない…」
と後悔する嫁。
「油を売ってたら、そりゃ油は買えないわな。うわはははは」
うまいことを言ったつもりの僕だったが、嫁はむすーっとしていた。あ、やべ、嫁の心を閉ざしてしまったようだ。どうしたら嫁の心の扉を開けるだろうか。
扉を開ける呪文はアブラカタブラ。
うちの嫁はアブラカエズテブラ。
あなたのズンクリ(ズンドコクリック)でランク上げてくりゃれ。
お手数ですが順番に3つクリックお願いします。
ランクが下がる一方なのでサルベージしてね!
↓
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今日もアリガトウゴザイマシタ。