←クリックしないと枕元にミーのパンツを置くざんす息子・タク(3才)はこの春幼稚園に入園する。本日そのための説明会があるという。
「私がタク連れて行ってくるからあなたR(5才の娘)と留守番お願いね。お昼には帰って来ます」
と嫁。うむ。よきにはからえ。
「昨日Rにも『パパと留守番しててね』って伝えてあります」
「はーい」
「わーいパパとふたりでお留守番だーって大喜びしてたよ」
「まじ?」
R、なんかパパに期待しちゃってる?期待☆しちゃってるGIRL?ならばそれに応えるために何かをせねばなるまい。
「じゃあRとおデートしよう。ミスドでも行くべ」
と言うと
「なんであなた達だけなのよずるい!」
嫁が烈火の如く怒り出したので、勿論お前とタクにも買って来るよと宥めると
「みんな!パパがドーナツ買ってくれるって!」
「わーい!やったー!」
全員大喜び。なんという安上がりな家族。
「じゃあタク。幼稚園頑張ってくるんだよ…」
ちょっとだけ緊張気味のタクを励まして、嫁とタクを見送ると
「パパとおるすばん〜おるすばん〜」
Rのテンションが高まっていた。
「パパとRちゃんはデートです。ドーナツ屋さんに行こう」
「でーとだでーとだー!」
Rの手を引いて近所のミスドへ向かった。ああ、若い子と手を繋いでデートなんて70年ぶりぐらいな気がする。
近所のミスドはわりと混んでいた。
「Rちゃんここに来ると迷っちゃうの〜」
どうやらRは僕よりも嫁とよく来ているようであり、なんか場馴れしている。
席に座ると、隣にいた老婆が目を瞑りながら何やら仏の教えみたいなことをブツブツ唱えており、そこに爺さんがいきなりやって来て
「お前、ここは創価学会じゃないんだ!ドーナツ屋なんだ!」
と叫んで去って行った。やっべ、席のポジション間違えたっぽい…。ていうかさわやかな朝のミスドなのに、なんで終電後のつぼ八並みの煮え煮え感なんだ…。
しかしそんなことはRには関係なかったようで、

「おいし〜おいし〜パパ早くコーヒー飲んで」
朝ご飯を食べたばかりなのにあっという間にドーナツを平らげ、終始ニコニコにてデート終えた。あと何回こうしてデート出来るか分からないけれど、可能な限りRと一緒に遊びたいな…などと考えながらRと手を繋いで家に帰ったのだが…。
その晩Rとタクがケンカをしていたので、両方を叱ると
「もうパパきらい!デートもしない。手も繋がない」
Rに逆ギレされ早くも危機である。
「いいですよ。Rちゃんが悪いことしたから叱ったのです」
僕は威厳を保ちながらキッパリとはねつけたものの、内心半ベソ。一端このように突き放せば
「いやーんパパー」
とひるがえって甘えてくると読んでいたのだが
「パパきらい!」
Rはツンツンである。僕の足元を見ておるな…。ここで許してしまってはタクにとって理不尽であり、折れるわけにはいかない。
そんなアンビバレンツな心の俳句を一句…。
ドーナツの 後に暴言 言いはナツ…。
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