←クリックしないと枕元にミーのパンツを置くざんす嫁が雛壇を出していた。
狭い我が家が更に狭くなるこの年中行事。僕は雛壇設置を手伝わず、娘・R(5才)と息子・タク(3才)を連れて公園に遊びに行った。だって雛人形怖いんだもん。
帰って来ると雛壇に平安貴族がオンステージ。平安フェイスの細い目が一斉にこちらを向いている。やっぱ怖い。
この人達って僕らが寝ている時何しているんだろう。まさかこっそり動いているんじゃないか、と想像するとチキン肌になる。
更には箱の中から解き放たれた日本中の雛人形達が一斉に襲い掛かって来たらどうしよう、とか、平安フェイスを見ているとどんどんホラーな想像が浮かんでしまいおしっこ漏れそう。僕の頭はおかしいのだろうか。
「おひなさまだ〜」
一方でRとタクは大喜びである。まあこれが普通の反応だろう。
「Rちゃんはおひなさまで〜たっくんはおだいりさまなのよ」
早速主役2人を自分達に当てはめるR。
「じゃあパパはどれかナ?」
と聞いてみると
「パパは、おじゃる」

おのれ嫁め。余計なオプションを置きやがってからに。
オプションといえば何故か「ひな祭り」のメロディが流れるオルゴールが付いていているのである。それをタクがキリキリと回すと、ポロポロポロンとなんだ暗ぁい音が発せられた。ホントに悲しい音でドナドナ級にもの悲しくなる。そうなると頭に浮かぶのはこの歌詞である。
「明かりをつけましょ爆弾に〜。
ドカンと一発はげ頭〜。
ごーにんばやしは首チョンパ〜。
きょーおは悲しいお葬式〜。」
やっぱり怖えええええ!もう逃げようかと思ってたところへ
「パパ、これはだあれ?」
Rが三人官女のひとりをつまみ上げた。
「あ…それは『さんにんかんじょ』っていうんだよ」
「さんにん?ひとりずつのおなまえは?」
そんなの知るか。
「えーと。左からミキ、ラン、スー」
適当に答えておいた。するとRは
「わたしRちゃんよ。よろしくね」
とか言ってミキちゃんやスーちゃんの顔を近付けてまじまじと見詰めた途端、
「…こわいっ!」
と叫んで放り投げてしまった。

…やっぱ怖いよねえ。(写真は夜のスーちゃんである)怖いのは僕だけではなかった。よかった。
男兄弟の家に生まれてこの方、Rが生まれるまで雛壇のある暮らしをしたことがなかった僕。まだこの平安フェイス軍団に慣れていないようである。
泣くよ怖いよ平安京。
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