←クリックしないと枕元にミーのパンツを置くざんす娘・R(5才)と息子・タク(3才)を連れて近所の公園に行った。
ふたりは公園の外周をバターになるんじゃないかってぐらい自転車でぐるぐる走りまくった後、それぞれの遊びを始めた。
「たっくん、ボールであそびたぁい」
「んじゃサッカーごっこしようぜ」
僕とタクはボール蹴り。
「Rちゃんも一緒にやろうよ」
と誘ったのだがRは滑り台を駆け上がり
「ここはRちゃんのおうちってことね」
滑り台を占領してしまった。
「わかったけど、他の子が来たらちゃんとどくんだぞ」
次にRはベンチに駈け寄り
「ここはお店屋さんってことね」
ベンチをなんかの店に見立て始めた。
「それでRちゃんはおかあさんなの。おかいものいってきまーす」
と高らかに宣言して滑り台とベンチをちまちま往復し、地味ーに遊び始めた。見た目地味だが本人は楽しいらしい。
Rはこのように自分の頭の中の世界とストーリーを目に見える範囲の物に置き換えて、ひとりゴッコ遊びに没頭するのが大好きである。僕やタクも付き合わされることがあるが、
「パパはパパ役ね。会社には行ってないパパだからずっとおうちにいるの」
とかわりとシャレにならない設定をぶん投げてくるし、一方タクはRの設定が細か過ぎて理解できず、Rが思うように演じられないこともあり、よくRがイラついている。
今日はひとりでやっているので、平和に遊ぶことが出来そうだ…とタクとボールを蹴り合っていると
「やめなさい!」
いきなりRが飛んで来た。
「えーなんで」
タクとボールの蹴り合いが白熱し、わたしたちこれからいいところ。なのに水を差すとはどういう了見であるか。するとRは
「ここは、野原いっぱいのバラのお庭なの!バラを踏んじゃダメなの!」
うわああああ。Rの妄想世界が公園全体に広がっている〜。野原いっぱいと聞くと「この広〜い野原おっぱい♪」と歌わないわけにはいかぬ。
ってその設定の元ネタはアレだろ。プリキュアだろ!キュアローズガーデンだろ!
「大丈夫。ここのバラは強いので踏まれても枯れないのです」
Rが妄想で来るならこっちも妄想で返してやったのだが
「だめ!」
ああん。
「たっくんパパとボールしたいの!」
当然タクも怒り出して抵抗の構えを見せる。こりゃバラ戦争だな。バラの妄想で一家バラバラの危機が。なんつって。取り敢えずRを説得せねばなるまい。
「いいかいR、美しいバラには刺があると言ってナ。だから…えーと、えーと」
適当に思い付いた言葉を口に出したのだが、後が続かず言葉に詰まっていたら
「あ、やっぱりRちゃんもボールするー」
「なんなんだっ!」
結局僕たちと遊びたかっただけなんじゃないか。ツンデレなんだからもう。
バラの中でも僕が好きなのはツンデレの本場、アキハバラである。
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