←クリックしないと枕元にミーのパンツを置くざんす先日、嫁が娘・R(5才)と息子・タク(3才)を連れて「おもちゃ王国」に行ったら、Rの靴がなくなってしまった、という話を書いた。
靴箱に入れる時に、Rの靴と色もタイプも全く同じものがあった。わりと新しめだったRのに比べ、それはだいぶボロかったので、なんとなくイヤな予感がした嫁は敢えてその靴よりちょっと離れた場所に置き、更に嫁のブーツで隠れるように奥に置いた。
それでも戻って来た時はRの靴はなく、ボロいのだけ残っていたのだそうだ。
「普通に間違えたんじゃないか?」
「カカトにでっかく名前が書いてあるのよ。間違えるはずがない!絶対わざとよ!」
嫁とわいのわいの騒いでいたのだが、それから1週間後の朝、
「あなた!昨日おもちゃ王国からRの靴が届いたって連絡があったのよ!」
と嫁から報告を受けた。なんでもRの靴が郵送でおもちゃ王国の事務所に届けらたので、おもちゃ王国からウチに送ってくれるのだという。
「ああ、よかったじゃないか。戻って来て…」
「Rに話したら泣きそうな顔して喜んでたよ」
靴をなくした日のRの落ち込みようったらなかった。「俊足」という名前の子供靴で、Rはとても気に入っていたのである。よく
「Rちゃんのくつは『しゅんそく』だから、はやく走れるのよ!」
と得意気に走っていたものである(しかし運動会のかけっこはドベ2)
おもちゃ王国は僕も何度も行ったことがあるけれども、子供靴だから値段が張るものではないので無造作に靴箱に放り込んでいたが、Rにとっては値段に関係なく最高の貴重品だったのだ。そのことが抜け落ちていた。
「だからさ…ああいうところ(靴を脱いで置いておかないといけないところ)に行くときはボロ靴履かせていこうよ」
「そうだよね〜」
まったくいつ何が狙われるか分からない世の中である。
ともかく後はRの靴が届くのを待つだけなのだが、嫁がまだ首を捻っていた。
「でも実際Rの靴を送ってきた人はさ、本当に履き間違えたのか、それともRの靴を狙ったのか、どっちだったのかな」
「どっちでもいいよ、戻れば」
「1週間っていうタイムラグが微妙なのよねー」
Rの靴をゲットしたものの良心の呵責に耐えられなくなった、とか、カカトの名前を消して使おうと思ったが嫁がガッツリ書いていたため洗っても落ちず、周りから
「なんで違う人の名前なの?」
と突っ込まれて履きづらくなった、とか、悪意説を採ると際限なく意地悪な予想が出来てしまうのでやめた。それよりも
「Rちゃんの『しゅんそく』、はやくこないかなー」
首を長くして待っているRの、手元に戻って来た時の笑顔が見たい。そんなわけでめでたいので
「じゃあRの靴が戻って来た記念ということで」
と嫁を押し倒したら
「まだ戻って来てないでしょバカー!」
と怒られた。
どうやら僕も何かを履き違えているようである。
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