←クリックしないと枕元にミーのパンツを置くざんすよくファミレスなどにある
「お子様なんたらプレート」
みたいなお子様ランチには、おまけとしてオモチャが付いてくる場合が多いが、あれっていらないよな、というのが僕の考えである。
オマケを貰った直後は子供の食いつきがいいが、しょぼいのが殆どなので飽きが早い。娘・R(5才)が通う幼稚園のバザーでは、毎年マックのハッピーセットのオマケが大量出品されていることがそれを象徴している。
また子供達は本当に食べたいものよりもオマケ目当てでお子様メニューを選んでしまうので、そのお子様メニューが好みでなかった場合大量に残してしまう。
昨今外食産業は食材を厳選したり割り箸を廃止したりして、食の安全性や環境保全の取り組みをアピールしているところが多い。ならばこのオマケも廃止して、その分のコストを食材費に上乗せするか値下げして欲しい。より質の高い食材の確保に努めれば安全性・ヘルシー度がアップするし、無駄なオマケがなくなるのでエコである。
子供の食の安全を考えるならファミレスの食い物なぞ与えるな、という意地悪な人もいるかもしれないが全く外食しないというのも非現実的な話と言えよう。
そんなわけでこないだ行ったファミレスでもRと息子・タク(3才)は
「おこさまらんち!」
と真っ先に口にした。メニューにお子様ランチが載っていれば頑として譲らないRとタク。
「やっぱりそれか」
しょうがないなあ〜と思いつつそれをオーダーした。この店のお子様メニューにもオマケが付いてくる。まずコインを1枚ずつ渡され、店の入口にあるガチャガチャマッスイーンに投入すればオマケが出てくる、というわけである。
この方式に罠があるとは、僕はこの時思いも付かなかった。まずタクがガチャガチャを廻し、ゴロンと出て来たのが

のだめカンタービレ・マングースポーチ。
…結構マニアックなオマケではないか。子供向けではないような気がする。しかしこれはこれで可愛いのでタクは気に入ったようだ。
次にRがコインを投入し、ガチャリ。出て来たのはなんと

まりもっこりティッシュカバー。もっこりにティッシュとはこれはもう使うシチュエイションが指定されているようなものである。なんと趣味の悪い!僕が貰うならどうせそのように使うのでピッタリだが、子供向けのガチャガチャに入れるなんてあんまりだ!
「Rちゃん、これやだよう…。たっくんのがいいよう…」
案の定Rは半ベソ。ガチャガチャをやる前は思いっきりワクワクした笑顔だったのに、永沢君のような陰々滅々とした表情になってしまった。どんなオモチャが出てくるのかナ…とさぞワクワクしていただろうにこの仕打ちは幼児には残酷過ぎる。
お子様メニューにオマケが付いて来る場合、オマケがいっぱい入った籠を店員が持って来てくれて、その中から好きなのを選ぶというパターンが多い。しかし今回は自分で選べかった故に招いた悲劇である。
もし僕が悪質なクレーマーだったらこのようにクレームを付けるだろう。
「子供に『もっこり』などというオマケを与えるとは何を考えているんだ!ウチの子はイヤで泣いてしまったぞ!せっかく楽しい夕飯をと思ってこの店に来たのに台無しだ!どうしてくれる!」
そして
「申し訳ございません」
と店員が謝ろうものなら
「謝るのはウチの子だって出来るんだよ!誠意を見せろ!」
「誠意、とおっしゃいますと?」
『もっこり』を出したのはそちらである。だから僕がもっこりするような、店で一番可愛い姉ちゃんに裸エプロンさせてここに連れて来い!」
なーんてゴリ押ししてみたいものだが…所詮は小市民。
「Rちゃん、ほらほら、よく見て。コレも以外と可愛いよ…色遣いとか、ケースの形とか」
Rが少しでも気に入るように苦しいフォローをすることしか出来ないのであった。しかし我ながら無理があるなあ…と思いながらしていたフォローもRには徐々に効いてきたようで、店を出る頃には気に入ってしまい、しっかりと持っていた。
「あした幼稚園に持ってくね」
「それはやめてくれ頼むから」
我が家の団らんはオマケに一喜一憂させられるハメとなってしまった。
やっぱOMAKEよりOMEKOの方が好きである。
あなたのズンクリ(ズンドコクリック)でランク上げてくりゃれ。
お手数ですが順番に3つクリックお願いします。
ランクが下がる一方なのでサルベージしてね!
↓
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今日もアリガトウゴザイマシタ。