←クリックしないと枕元にミーのパンツを置くざんす仕事から帰ってきてから
「おもちゃ王国は楽しかったかい?」
と娘・R(5才)と息子・タク(3才)に聞いた。この日、嫁がおもちゃ王国に子供達を連れて行くと言っていたからである。
おもちゃ王国とは、東京ドームシティにあるプラレールやらレゴブロックやらシルバニアファミリーやらリカちゃんやらその他大量のおもちゃを取り揃えたところである。
正直僕も行きたかったのだが…仕事なわけで。僕もリカちゃんをコスプレさせたかったんだい。せめて子供達の話を聞いて心を潤そうとしたのだ。
「たのしかった!」
「たっくん、ぷられーるであそんだ!」
子供達は興奮冷めやらぬ口調で答えた。楽しんだようで何よりである。しかしその後
「Rちゃんね、くつがなくなっちゃったの…」
Rが寂しそうにぽつりと呟いた。おもちゃ王国では靴を脱いで遊ぶコーナーがある。靴を下駄箱に入れておいたら、どうやら他の子が履いて行ってしまったようだ。
「それがさー、絶対わざとだと思うのよ!」
横から嫁がプリプリして出て来た。
「私達が靴を入れようとしたらRと同じ靴があったのよ!同じだけどRのよりボロボロでさ。イヤな予感がしたからちょっと離れたところに私のブーツの奥に隠して置いたんだけど…」
嫁の予感は的中し、戻って来たらRの靴はなくなっており、そのボロボロの靴は残っていたのだそうだ。
「普通に間違えたんじゃないのかね?」
「Rの名前がカカトにでっかく書いてあるのよ!名前が見えるように置いたんだから!」
よしんば間違えたとしても後で必ず気付くはずだから、おもちゃ王国の事務所なりに届けるはず。でも事務所に問い合わせても靴の間違いはなかった…というのが嫁の言い分である。
事務所にウチの連絡先を告げたがその後も連絡がない。ということで「故意に持って行った」説がほぼ確定した。
そのボロボロの靴の持ち主親子は、どういう考えをしているのだろう。おもちゃ王国に入場料を払う金があるのだから靴を買えぬほど貧乏でもあるまいし。
他人の物でも平気でかっ攫うその根性が腐っている。その持ち主の親だって人の親。お気に入りだったピンクの靴をなくして落ち込んでいるRの気持ちが分からないのか。その子供は
「ちがう名前が書いてあるよ。これ私のじゃないよ?」
と気付くかもしれない。しかし親がどうにでも言いくるめられるだろう。そういう間違った根性が引いては給食費未払い、モンスターペアレント等の厚顔無恥親の原動力となり、子供にも悪影響を及ぼすのだ。
靴箱にある好きな靴を持って行っていいということになってしまったら、僕だって
「あ、間違っちゃったー」
とか言ってウチのより若くて綺麗なママさんを持って帰るだろう。
「Rちゃん、残念だったね…」
僕はしょげているRの頭を撫で
「よし、パパと靴買いに行こう!好きなの選べ!」
と励ましてやった。
「うん!くつやさん行くー!」
「今度の土曜日に行くべ!」
「たっくんもくつ買いたい!」
「よしお前にも買っちゃる!」
Rとタクと3人で盛り上がった。しかしまたもや横から入って来たのは嫁である。
「ダメ。春まで待ちなさい」
ふたりとももうすぐ靴のサイズが上がるはずである。それまで待てということなのだ。
「えー。いいじゃん別に」
「ダメ!」
僕の提言は靴がえされてしまったとさ。
「せっかくRが明るくなったのに」
「家計は暗い!」
嫁のツッコミが靴う。なんつって。
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