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■ちんちんかもかも
2009年01月09日(金)
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正月、実家に帰っていた時、子供達は

「おばあちゃんとお風呂はいるー」

栃木の母と風呂に入りたがり、また母もそれを望んでいたので任せていた。僕としてはいささか寂しい気がしたけれども、母の孫との触れ合いを優先して良しとした。お風呂から出た後、母が苦笑いしながら言うには

「私のおなか見てさあ、

『おばあちゃん!おなかすごいよ!うんちつまってるから早くうんちしたほうがいいよ!」』

なんてこと言うのよぉ」

母の太鼓腹をさんざんネタにしていたらしい。嫁が母の目を盗んで大爆笑しておった。まあそれも母にとっては孫とのよき思い出となろう。なるんか?

お風呂を母に任せていたのにはもうひとつの理由がある。

それは年末ごろから娘・R(5才)がやたらと僕の息子(性的な意味で)を弄ぶようになったからである。お風呂に入るたびに

「ちんちんさわるー!」

と飛びついて来る。若い娘にいじくられるのは超ウェルカムなのだが、実の娘となるとちょっとアレである。だから正月の間は母に任せ、少し期間を置けばそのうち忘れるだろう…と思っていたのだが、実家から帰って来て一緒にお風呂に入ると

「はいはい、ちんちんちんちん」

あたかもいじるのが当たり前のような口調と手つきでやはり弄ばれてしまった。お前はソープ嬢か。もうこの辺でビシっと言わねばならぬだろうと思い

「いじっちゃダメ!」

と叱ってみたら

「やだー!ちんちんさわるのー!」

と泣かれてしまったので

「はいはい、好きなだけいじるといいよ…」

つい容認してしまった。Rはクリスマスプレゼントを与えられた瞬間のような生き生きとした笑顔で

「ちんちーん、ちんちーん」

といじりまくる。僕はその間ひたすら難しいことを考えたり、おすぎやピーコの顔を必死で思い浮かべたりして耐える。何しろ僕のちんちんはまだガラスの十代。大層敏感なのである。だからといって実の娘の手でエレクチオンしてしまうことは断じてならないのである。立ったら立ったで

「なんでおっきくなるの!」

とか、

「おおきくなあれ!」

とかますます執拗な攻撃を受けるであろう。僕はもうそろそろ限界だと判断し、ストップをかけた。

「Rちゃん、もういいでしょう?」

「あっ大変だ!ちんちんに穴が開いてる!」

「いやそこはおしっこが出るところだから。ていうかもういいでしょ!」

しかしなかなか手離してくれないので、まさにいやーん、まいっちんぐ。

このことについて嫁に相談してみた。嫁は最近全然いじってくれないのであてつけのつもりでもあった。すると

「とかなんとか言って、嬉しいんでしょう?」

ニヤリといやらしい笑みを浮かべるではないか。

「確かに嬉しくないと言えばウソになるが…Rの前で勃起できるわけないだろ!」

うちの娘は親を立ててくれるよい娘です…ってことには…ならないか。

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