←クリックしないと初夢に僕が出ます。年末年始を海外にて過ごす国内脱出セレブも多いかと思う。ワイハとか。
僕ら一家もギトチにて過ごす。ギトチ、すなわち栃木だけどね。武蔵国から下野国に脱出である。
栃木に帰ってもやることは大体一緒。娘・R(5才)と息子・タク(3才)を公園に連れて行って遊ばせていた。
「うにゃあああああ!」
タクが独特のシャウトを上げながら走る。特にどこに行きたいという訳ではない。ただひたすらチョロQのようにデタラメに走り回る。狭い電車の中で窮屈な思いをしていたのであろう。一方は
「夢を叶えるのよ!」
とか叫んでこれまた走り去って行ってしまった。狭い電車の中で…いや、そんな理由はちょっと苦しいか。前々から思っていたがRは天然の不思議ちゃん系だと思う。
ふたりとも爆竹のようにすっ飛んで行ったかと思ったら、タクが戻って来て
「パパ!こっち来ーて!」
と腕を引っ張るので付いて行ったらそこには知らない女の子が立っており
「パパ、この子はゆかちゃんっていうんだよ!」
タク、ナンパ中であった。そして僕を指差し
「これはかじりんです」
親をコレ呼ばわりにて紹介。おそろしい子!
タクのナンパは見事成功し、その女の子と一緒に遊び始めた。手際が良すぎるんですけど…血は争えないってやつだろうか。それから程なくして
「ねえみんなでままごとしましょ」
Rが合流し3人で遊ぼうと言い始めた。
「たっくんはお父さんね。ゆかちゃんはお母さんだからね。はいじゃあ今から始め〜朝ですよ〜みんな起きて〜」
R、やたらと偉そうに仕切る仕切る。その割にはRの役は
「わんわん」
犬であり、タクやゆかちゃんにポチとか呼ばれて喜んで這い回っていた。Rよ、何故自らそのような地味な役を選ぶ…。

このような広大な公園なのに

Rはずっとここにこもりっきり。
「君はここで何してるのかな?」
さすがに見かねて問い質してみると
「いぬごや」
だそうで…。僕はこういう狭いところだと息苦ししさを感じる。閉所恐怖症とまではいかないが…。
このようなわりとつまらないところはガッチリRのDNAに受け継がれていることが多いので
「楽しいの?」
念のため聞いてみると
「たのしい」
…まあ敢えて止めることもあるまい。
そんな感じで充実した?遊びをしている内に昼飯時になり、地元の佐野ラーメンの店に向かった。その途中、タクは車の中で眠ってしまい全然起きなかったためタクだけラーメンを食べ損ねてしまったのである。
「お前はいつもおいしいタイミングを寝て逃しているなあ…」
すやすやとラーメン屋の座敷で寝るタクを見つめながら呟くと
「たっくんにはラーメン食べたのは内緒ね。かわいそうだから」
なんと、Rがそんなことを言うではないか。いつの間にか弟を思いやる気持ち、「内緒にする」ことの有用性への理解を身に着けていたのだなあ…と感動してしまった。
実家に帰ってからようやくタクが起きて、ゴハンを食べさせていたところ、
「Rちゃんも食べたい〜」
と言うので
「Rちゃん凄いなあ。さっきラーメンもたくさん食べてたのに…って、うわったった」
うっかり漏らしちゃった。
「パパ!」
「うわあん、ごめんよう」
Rの睨む眼の怖いこと怖いこと。
閉所恐怖症プラス内緒恐怖症になってしまったとさ。ぽてちん。
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