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■スイーツ(笑)年取った自分へのご褒美(笑)
2008年12月10日(水)
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もう過ぎた話であるが、11月20日に誕生日を迎えた。

僕は16才になったわけである。僕はまだ、16だから〜。センチメンタルジャニ夫。異論は認めない。

「パパ、おたんじょうびだよね!」

娘・R(5才)と息子・タク(3才)も僕の誕生日を覚えていてくれているが、それは父が生まれた記念すべき日というよりも

「ケーキたべたい!」

スイーツが食べられる日と認識していることによる。スイーツのことになるとふたりとも異常なほどの記憶力を誇るのである。

「じゃあケーキ買いに行こっか」

「うん!」

一家総出で近所のケーキ屋に向かった。あまり量を食べられない子供達にとっては、ホールのケーキよりショートケーキの方が色々種類を選べてよい。

とはいえ大体の選択は固定されていて、Rはイチゴのショートケーキ、タクはチョコレートケーキである。特にタクはチョコが大好きで何かとチョコを欲しがる。コンビニに行くと必ず

「ちょこたべたぁい」

と言う。かくいう僕もチョコの食べ過ぎで乳歯がぼろぼろになり、また高校生の時、夜に麦チョコをドカ食いし、翌日の数学のテストで答案用紙を鼻血で染めたことがある。僕の血を受け継いでいるに違いない。

フリーハグ夫
本文とは全く関係ないが、川崎のハロウィンパレードの時にルフロンの前にひっそりといた人。ハグするどころか誰も近寄らなかった。

話を戻す。ケーキを買って家に帰って来ると、もうRとタクは餓えた珍獣。父の誕生日なんだか命日なんだか生理日なんだか最早どうでもよく

「けーきたべる!」

目をギラギラと輝かせて

Rタク
このようにウハウハなノリで食いまくっていた。僕もなんか変なのを選んでしまって若干失敗してしまった感があるケーキをモソモソと食べながら、ああ、ケーキを食って年も食った…あとどれだけ誕生日を迎えられるのだろう…と人生の行く末を案じてみたりした。

「パパ、なんさいになったの?」

ケーキを食べ尽くして一息ついたRが思い出したように聞いた。

「16才だよ」

異論は認めない。

「じゃあママはなんさいなの?」

今度は嫁に向かって聞くR。嫁は

「18才よ」

と即答。サバ読むことに関しては嫁も負けちゃいなかった。てことはアレかい。僕は中学生ぐらいの時に孕ませたってことになるのかい。うわ、ドエロ。

僕はこの日年食ってケーキも食ったわけだが、女体は食わせて貰えなかった。こういう日に食わせてくれなくていつ食わせてくれるんだ。嫁よ。

まったくもって人を食った話である。

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