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■アイム・アライブ!
2008年12月09日(火)
クリックしてね!←クリックしないと枕元にミーのパンツを置くざんす

おまんたせ致しました。今日から日記を再開します。

調子を取り戻せていないので1日2日空けることもあるかもしれないけどよろぴく。

休んでいた第一の理由は、ある資格を取るためだった。本気で取りたいと思っていたので、いつも日記にかける時間を勉強にあてていた。

その試験が行なわれたのがこないだの日曜日。会場は、僕を「パパ」と呼ぶ由衣という女の子が通っている大学である。念のために言っておくが彼女とは血の繋がりも援助な交際的な繋がりもない。

何の根拠もなく「パパ」と呼ばれているだけであるが、不思議なもので呼ばれている内に親の情みたいなものが多少なりとも湧いて来て

「こんな立派なキャンパスに通っているなんて、あの子も大きくなったなあ」

などと感慨に耽ってしまった。実際はそんな感傷に浸るのも束の間で、教室に入るとすぐに緊張感が胸をキリキリと締め付ける。

開始20分前ごろから、若そうだけれどもお色気が全くないロボみたいな女性試験官が案内を始めた。

「携帯電話、ポケットベルを含む一切の通信機器は配布した紙袋の中に入れてクダサイ…」

コンピューターの合成音声が発するような変なイントネーションで解説するので、ますますロボなんじゃないかと疑いが深まった。この人もイヤーンとかウフーンとか艶っぽい声を出す時があるのだろうか。

そしてそんなみだらな声にて行なわれたわいせつな行為により産まれた赤ちゃんは試験官ベビー…なんつって。

「それでは只今開始5分前です」

いよいよ開始が迫った。この1年間の勉強の成果を…

「開始の合図まで手を動かさず待っていてください」

ええっ!!!!

不正防止のためっていうことは分かるけれども、手を動かさずってそりゃ無茶だろ。「動かさない」ことを意識してしまうと余計動かしたくなる…とか考えている内にハナクソほじっちゃった。

…しかし何も言われない。セーフ。よし、次はダブルでハナクソほじほじをしてみる。

…セーフ。

よし次は「ぱんつー丸見え」を…と思ったがさすがにこれをやると今までの苦労が無駄になりそうなので、開始の合図まで疼く手を押さえるのに必死だった。

「では始めてください」

の試験官の声で慌てて開始。2時間に及ぶ格闘の結果は…手ごたえがあったようななかったような。教室が暑かったため、ぬるま湯に浸かった後のような気だるさを引き摺りながら教室の外に出た。そして由衣にメールしてみた。

「今、君の大学にいる。記念にうんこでもしていこうかな」

すると速攻で帰ってきた。

「ゆいが毎日通っている大学よ(はあと)。女子トイレにでも行けばいいよ」

…さすがわが娘。お下劣なところが僕に似ている。血の繋がりはないのに変なところで繋がりがあるような気がしてならない。

実際僕は大学生の頃、友達と夜中の大学に忍び込み、女子トイレでうむこしたことがある。しかし今は僕も分別盛りの妻子ある身。それは遠慮して喫煙所でタバコを1本吸い、家に帰ることにした。

帰って来るともう夕方。子供達を風呂に入れるとすぐ夕食になった。嫁が飯を運んで来て

「はーい、今日はカツですよー試験にカツ!」

「1日遅ぇよ!」

恨みでもあるのかうちの嫁は。

さて、合格発表は来月である。一体合格しているのかどうか…。もう今更終わったことについてあれこれ悔やんでも仕方がない。やれることはやった。

しかしひとつだけ気になることがある。やはり由衣にメールを送った通り、大学でうむこをすべきだったのではないか…このことである。

昔の人は言いました。

うんちを尽くして天命を待つ。なんつって。

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