←ちょっと奥さん、押してって!息子・タク(3才)の幼稚園面接。
僕は仕事なので連れて行くのは嫁である。昨日の日記の通り、模擬面接をしたらまるでダメだったので、朝、後ろ髪引かれる思いで
「ちゃんと自分の名前を言うんだよ。絶対『おすぎです!』とか言っちゃダメだよ」
くれぐれも頼むぜ、とタクに念を押して家を出た。タクはよく僕に質問されても分からない時や答えるのがめんどい時は
「ぷっぷ」
と謎の言葉を唱えたり
「わかんね」
何故か栃木弁で投げやりに答えることがある。その癖が出なければいいが…と不安に駆られながら1日が終わり、家に帰ってから嫁に聞いたところ、面接内容は以下の通りであった。
まず名前を聞かれた。
「○○タクです!」
大きな声できちんと言えたという。
■問題そのいち。
大きさと色が違う三角の積木ふたつを先生が持ち、
「大きい方の積木の色を言ってね」
「みどり!」
タク、正解。
■問題そのに。

「これは誰ですか?」
「ドラえもん!」
タク、正解。
■問題そのさん。

「これは何ですか?」
「メロン!」
タク、正解。
面接が終わってすぐ合否が言い渡され、その結果パーフェクト合格。なんだそれ。僕との模擬面接では思いっきりふざけまくってたくせに。しかしメロンなんてよく答えられたものである。そんなブルジョアな果物はタクが生まれてから1度も我が家の食卓に上ったことがない。
「集団面接だから他の子もいてね、出しゃばりな子は他の子への質問も答えちゃったりするんだけど、タクはそれもなくて待つ時は待つ、答える時は答えるで立派だったよ」
嫁は感無量のようであった。僕の前ではお尻丸出しで
「おしりぱーんち」
とかやってる癖に、3才児でもちゃんと時と場所と相手をわきまえるものである。
そして合格を言い渡されて帰る時、嫁はRの担任に声をかけられたという。
「あ、タクくんどうでした?『おすぎです!』って言いませんでした?」
「え、なんでそれを知ってるんですか?」
「Rちゃんがずっと『たっくんねえ、自分の名前じゃなくておすぎですって言っちゃうの…』って言ってたんですよ」
RもRなりに弟の心配をしていたようだ。周りから心配されるタクは幸せ者である。ともあれこれで幼稚園浪人の心配はなくなった。
よかったよかったと嫁と喜んだ夜。
息子の面接は終わったが
嫁との交接はなかった…。
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