←ちょっと奥さん、押してって!仕事から帰って来ると
「ぐう〜ぐう〜」
と地鳴りのような音を立てているのは僕の腹であった。
「嫁、ごはん…」
嫁に食事の用意をお願いすると
「ぐう〜ぐう〜」
家の中からも地鳴りがする。と思ったら母のイビキであった。明日、娘・R(5才)の運動会のために栃木から泊まりに来ているのである。
狭い我が家の部屋なので、ぽっちゃりな母がいるだけで温度が上がっているようだ。四畳半の部屋に巨大サーバーを稼働させているようなもんである。
しかも、母の布団にはRも一緒に寝ているではないか。
「なんでRは母さんと寝てんの」
と聞くと
「おばあちゃんと一緒に寝るって言って聞かないのよ」
僕がRと一緒に寝たかった!いつもは僕の隣に寝ているR。寝ている時でも僕の手を握ってきたり腕を揉んできたり何かと絡んでくるところが可愛いのである。そして朝、まだ起きたくないなあ…としながらも
「Rちゃん起きる〜?」
「いやあん、まだねてる〜」
とか言いながら布団の中でじゃれつくのが至高の喜びなのである。それを母に取られてしまった。まあ、母もわざわざ孫の顔を見に来ていることだし、たまの機会だから仕方あるまい。
それにしても、寝ているRの何という窮屈そうなことよ。ぽっちゃりな母、いや、はっきり言ってしまおう、デブであると。その母が布団面積の大部分を占めているため、Rが今にも布団からはじき出されそうなのである。もしくは潰されるか。
明日運動会なのに、眠りが不充分で力が発揮出来なかった、なんてことにならなければいいが…。
そして僕も早く眠らなければならない。運動会の場所取りがあるんである。スモウトリのような母がバショトリ、なんつって、とか言いながら母にやらせようかと思ったが、僕もそこまで親不孝ではない。立ってる者は親でも使えと言うが、寝てるし。
ところが…
「ぐお〜。ぐお〜」
繰り返し書くが狭い我が家である。母のイビキが僕の寝床まで余裕で響いてくる。勘弁してくれ…。
イビキで眠れないので歌を歌いまーす。
あの鼻をー鳴らすのは、あなーたー♪
あなたのズンクリ(ズンドコクリック)でランク上げてくりゃれ。
お手数ですが順番に3つクリックお願いします。
ランクが下がる一方なのでサルベージしてね!
↓
←やばすぎなのでよろしく。
←こちらもズンドコと。
←3つもすいません。はてなアンテナに追加
今日もアリガトウゴザイマシタ。