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■内緒の話はあのねのね
2008年10月04日(土)
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父の命日のため、栃木の実家に帰るのだけれども…

「私、後から行っていい?」

嫁が単独行動をしたいと行って来た。

「なんで?」

「いやちょっと」

「買い物?」

「ええ、まあ…でも夕方には着くから…」

理由を問い質してもはっきりとしたことを言わない。これは怪しい。真っ当な理由なら口を濁す必要はないはず。何らかの後ろめたさを感じていると見た。ありきたりだが嫁が僕からも子供達からも解放された中で何をしようとしているのか予測してみる。

その1:男

僕よりイケメンで稼ぎが良くてちんこがでかくてオタクじゃない男をmixiとかそのへんで見付けてねんごろになっている。

…そこまでいい男ならわざわざ嫁に走ることもないわなあ…。僕だったら絶対女子高生に走る。

その2:恥ずかしい買い物

ダッチなワイフを買おうとしている。もしくは美人議員・藤川ゆりの写真集を買おうとしている。

…いやそれ僕だし。

その3:宗教

例えば

「わたくし、ハッピーしあわせ協会アジア支部の森本といいます。マバンヤ様の七色の光にふれると誰でも幸せになれるんですよ」

と怪しい団体が近付いてきて、断ろうとしても

「ち、ちくしょう。マバンヤ様に言いつけてやる!」

と脅されて拒否出来ず、集会に行かざるを得なくなったとか…。

…これは有り得るかもしれない。たまにエ○バ○証○の人の訪問をうまくかわせず「も○み○塔」とか貰ってるし、創○学○の人から選挙に行こうと言われ、やだなーとか言いつつ結局断れずに一緒に行ってたり、つけこまれる隙がある。

僕のみだらな行為の誘いにはガンとして断るくせにその差はなんだ。宗教よりちんこの方が幸せになれるに決まっておろう。

そういう宗教の誘いに乗って、どこかの狭い部屋にギュウギュウに押し込められてセミナーという名の洗脳を受けさせられたりして。そんなの嫌である。ただでさえ閉所恐怖症なのに。

十数年まぐわった、じゃなかった寄り添った仲なのに言えないことは何なのか。

「で、何しに行くの?」

最後にもう一度聞いた。

「ちょっとお出掛けなの!」

やはり嫁の口から聞くことは出来ず。口とお股の堅い女であることよ。分かったよ。もう何も言うまい。マバンヤ様には気を付けろ。

嫁からすると、僕こそどこぞのギャルと乳繰り合ってるんじゃないかとか、怪しい行動満載じゃないかと思ってそうだが、嫁の行動はそういうことは全くないのである。だからたまにこういう疑惑の種が生まれると気になってしょうがないのである。

これを内緒恐怖症といいます。

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