←ちょっと奥さん、押してって!土曜日だけど娘・R(5才)を幼稚園に送って行った。
希望者参加の「わんぱく教室」なるイベントでおだんごを作るのだそうだ。
「たっくんもいく!」
とにかく外に出たい息子・タク(2才)が連れて行けと言うので3人で幼稚園に向かう。普段は送り迎え出来ないので、たまにすると新鮮である。
Rはわりと行儀よく道の端っこを歩くのだが、タクは何かとチョロチョロしており、爆竹のように動きが読めぬ。
「こらー。しっかり前を見て道の端っこを歩きなさい」
と注意していたら
「ぱぱ!うんち!危ないよ!」
逆に僕が注意されてしまった。僕のあと一歩先に犬の一本糞が鎮座しており、まさに一糞触発な危機的状況であった。
幼稚園に着くと、先生にRを預け、
「じゃ、帰ろうか」
タクの手を引いて家に帰ろうとすると
「たっくーん」
教室からタクに手を振っている女の子がおり、
「まなちゃーん」
タクも返事をしていた。どうやらお友達のようである。タクはいつも幼稚園の送り迎えで嫁と一緒にいたりRの友達と遊んでいるため顔が広い。
「たっくーん、たっくーん」
まなちゃんと呼ばれた女の子は熱烈にタクに呼びかけて、タクはそれに応えて
「ちゅ」
なんと投げキスをしているではないか。まなちゃんもキャーとか言ってるし。
「何しとるんだお前は」
なんかフフンとした感じの余裕の笑みも浮かべており、超手慣れた感じ。お前はアイドルかなんかか。愛咲ルイか。
あとで嫁に聞いたところによると、タクはRのクラスの女の子の間では人気者なんだそうだ。今日は希望者参加のイベントなので園児は少なかったが、普段嫁が送り迎えする時はRのクラス中の女の子が
「たっくーん」
とラブコールを送っており、タクは投げキスを連発してそれに応えているのだそうだ。更には園児のみならず
「先生にもちゅーしてーキャー」
なんと僕が個人的に可愛いと思っている、短大出たてのRの担任までタクに投げキスを求めるんだそうだ。なんだそりゃ。父はな…父はな…お前が羨ましい。
末はオカマか假屋崎かと思っていたがなかなか男の子アピールしているところもあるんだなあ…。
我が子ながらそんなことに感心しながら家路に着く。タクがまたチョロチョロしないようタクの手をしっかり握って、車や自転車、およびさっきの犬のうんこポイント等に注意をして歩く。
「ぱぱ、なんか黒いのがある!」
道の先に何か黒い塊が横たわっていた。よく見るとそれは
「うわああああ」
カラスの死体だった。
「ぱぱ、これカラス?」
「うん。そうだね…って、ちょっと、こらこら触るな触るな!」
近付くタクを必死で止める。なんで極々平凡な通園路が今朝に限ってこんなにデンジャラスなんだ。
幼稚園の送り迎えも、カラスなだけにクロウ(CROW)する。なんつって。
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