←ちょっと奥さん、押してって!睡眠時無呼吸症候群。
睡眠時に呼吸が停止してしまう病気だそうである。こないだ実家に帰った時、
「あんた無呼吸じゃないの?」
母親にいきなり言われたので仰天した。母によると、僕が実家で昼寝をしていた時、
「呼吸がちょっと止まって、10秒ぐらいしたら『ぶはあっ』ってハアハアやってた」
とのことで、まったく恐ろしい事を知らせてくれたものである。僕はいつもそうなのだろうか。いつ死ぬるか分かったものではない。一気に生きた心地がなくなった。辞世の句まで考えたほどだ。
久方の 光のどけき春の日に 死して屍拾う者なし BYかじりん 辞世の句
しかしいくつか疑問が残る。まず嫁である。いつも枕を並べて寝ている嫁が何故気付かないのだろうか。
「ねえ嫁、僕、無呼吸っぽい時ある?」
このことを嫁に聞いてみたら
「さあ。寝ているあなたには興味ないし」
ある意味無呼吸症候群を断定されるよりむごい答えが返って来た。この人は僕に先立たれても涙ひとつこぼさないのではないだろうか。僕は寝ている嫁だって興味アリアリで、いろいろ揉んだり突っついたりパンツ降ろしたりしているというのに。
このままでは生命の危険が危なくデンジャーなので、嫁が起きていて僕が寝ている時だけでいいので、くれぐれも見守っていて欲しいと頼んだ。
他にも疑問がある。一応ネットで調べてみたところ、以下のような症状が挙げられていたが、
・昼間の耐えがたい眠気
・抑鬱
・頻回の中途覚醒
・集中力の低下
・大きな鼾など
・夜間頻尿
・起床時の頭痛
万年寝不足で眠いっちゃ眠いし、抑鬱は今の嫁の言葉で一気に鬱になったし、集中力は元からないし、夜は一度寝たら滅多に起きないし、朝の頭痛もない。
・インポテンツ
これはない。絶対ない。年中無休エブリデイロープライスで即座にご奉仕出来る。以上のようにネットでの聞きかじりの情報だけれども、いまいちピンと来る症状がないのである。
「これがこの世で最期に見た光景になるのかも…」
床に就いて目をつぶる度に、もう二度と目を開けることがないかもしれないと不安に駆られ、見納めとして嫁と子供達をじいいっと穴が空くほど眺めてから寝た。つい嫁の穴に入れたくなったが。
翌朝、無事に目が覚めた。嫁がぬううんと枕元に立っており
「別に普通に寝てたよ」
余りにも怖い雰囲気だったので、そのひとことがなければ嫁の姿をした死神のお迎えかと思った程である。もしくは無呼吸にかこつけて僕の顔に濡れタオルでも置こうとしていたか。
それからの嫁の報告はない。母が言ったような症状は見られないようである。楽観的に見れば母の杞憂、慎重に考えるとその気ぐらいはあるのかもしれない。もう一度症状が見られたら医者にでも行こうかと思う。
でもどうせ息が止まるのなら、せっかく愛するひとがそばにいるのだから
息が止まるような口づけを〜♪
どうぞ私に投〜げてください〜♪
いつもそっけない嫁だけど、これぐらいはしてくれてもいいと思うのである。
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