←1クリックしてね。オラにクリックでホイミを。金曜日の朝。タマキン、じゃなかった花金である。
嫁と娘・R(4才)と息子・タク(2才)は嫁実家に帰ることになっていた。僕は翌日追いかけて行く予定なのだが
「パパ、はやくいこ」
Rは僕も一緒に行くつもりでいたらしい。
「ごめんね。パパ今日会社なんだ。明日行くからね」
とRと息子・タク(2才)の頭を撫でると、埴輪のような愕然とした顔となりふたりが固まった。すぐさま僕と一緒に嫁実家に行く気で満々だったらしい。
「あ、明日、必ず行くからね!明日いっぱい遊ぼうね!」
慌てて慰めると
「じゃあねえ、Rちゃん、今ちょっとだけパパと遊びたいの」
上目遣いで僕の手を取り甘えて来た。どうしてこの子は父親のツボを心得ているのだろう。しかし僕には出勤の時間が迫っており
「で、でも、パパもう会社に行かなきゃならないし…」
身を引き裂かれる思いで断ると、再び埴輪になって固まった。
「ちょ、ちょっとRー!」
視線を宙に浮かせたままポカーンと動かなくなったので
「じゃあ、ちょっとだけ遊ぼうね」
そう言うしかないではないか。僕の言葉が魔法の呪文のように効き、パアッと明るくなったRは
「じゃあかけっこしよ!よーいどん!」
よりによって汗をかきそうな遊びを提案した。狭い家の中を何十本とダッシュをかまし、朝なのに既に汗だくになっても会社に行かなければならないことには変わりない。
「じゃ…気を付けてな」
嫁とRとタクに別れを告げると
「パパ、はやく来てね」
Rが名残惜しそうに見送ってくれた。ああ、なんという可愛い埴輪娘。家を出ると僕も名残惜しくなり、窓から見えるRの姿を追い、こっちを向いてくれないかなあ、なんて考えながら汗だく出勤したのであった。
こっちを向いてよハニー。だってだってだって、だってだってなんだもん。
キューティー埴輪。
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