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■ウォーターをゲットしたフィッシュ
2008年07月29日(火)
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嫁が買い物に行っている間、娘・R(4才)と息子・タク(2才)を近所の子供用プールに連れて行った。

嫁はガンガン連れて行っているが、僕が引率するのは今年初めて。足首ぐらいの深さのプールとはいえ、水難事故のニュースが毎日のように流れるこの季節、身が引き締まる思いなのである。

目を光らせて見張っていないと何が起こるか分からない。現に去年はタクが仰向けに転んで沈んでいた。すぐさま助けたが、子供はどこでも溺れてしまうことよ…と身震いしたものである。

更に今日行くところはプールがふたつある。仲良さそうでマイペースなRとタクのこと、それぞれ別のプールに行ってしまうこともウルトラアリエール。だからしっかり見張っておかねばなるまい、と気合いを入れつつ現場に到着したが…結果としては安心して見ることが出来た。

まず監視員のおじさんが4人も5人もいて、しっかり見張っていた。まず入口を通ろうとすると

「はい、入る前にしっかり足を洗って!」

ピシャリと注意する。これで子供達の注意をしているのはぼくだけじゃないんだ…と安心出来、

「ひっとりじゃないって〜♪」

思わず天地真理の歌も出てくるというもの(これだから昭和生まれは…)。まあ注意されたのは僕なのであるが。すいません、物理的に足を洗ってもオヤジからは足を洗えないのです!

そして子供達。

タク
タクは今年からデビューした浮き輪を上手に使えていて、去年のように仰向けにひっくり返る危険性がかなり低くなった。それにRとタクも、てんでバラバラに遊んで僕もあっちにこっちに振り回されるかと思いきや、

Rとタク
けっこう仲良し。

Rとタク
電車ごっこなんかをやっている。

昨日連れて行った海だと怖がって全然入らなかったくせに、プールだとまさに水を得た魚。ほっといてもバシャバシャと遊んでいる。

ともあれ目からビームが出そうなくらい何が何でも子供達を凝視していなければならぬ、という緊張は解け、肩の力を抜いて遊ぶ姿を眺めることが出来た。これも成長の証である。

そうこうしている内に買い物を終えた嫁が合流した。

「タクの水着、女の子用なんだよね。Rのおさがり」

「ああ、知ってるよ…」

実は去年Rが着ていた水着をタクに着せているのである。水色だからそれほど違和感はないが、それでもちょっと可哀想かなとも思ったりする。浮輪もRのお下がりだし。

まあ今日Rが着ているフリフリピンクの水着はまさか来年タクには着せることはないだろう。もしそんなものを着せてしまったら…

水を得た魚じゃなくて、水を得たオカマになってしまうではありませんか!

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