|
|
■■■
■■
■ 満天の星空...2
ふと目が覚めた。 あれからどれくらいの時間が経ったのだろう。
目を凝らし時計を見ると、午前4時を少し過ぎた所だった。 もう一度星が見たくなって、今度はひとりベッドを抜け出し 再びテラスへ出てみた。
3時の時より風が強く、森の木々がざわざわと音を立てて揺れている。 寒さに震えながら夜空を見上げれば、星の美しさにため息が出る。
空を凝視していたら、3時には見えなかったものが見えてきた。 ぼんやり白くて、雲のようなもの。 でもよく見るとそれは、おびただしい小さな星の集まりだ。
(あれは・・・もしかしたら天の川!? なんて綺麗。 じっと見つめていると、吸い込まれそう… 宇宙にはこんなにもたくさんの星があるんだ…)
あまりの星の数に圧倒され、恐怖さえ感じる。
しばらくすると、風の冷たさにぞくぞくしてきた。 これ以上は限界だと慌ててベッドに戻ったが…
その後は・・・・・(泣)
『あまり幸せ過ぎると怖くなる。 だから今回は、星空はお預けにした方がいいのかな』
などと私が書いたものだから、神様は星空を見せてくれる代わりに 幸せ過ぎて怖くならないよう不幸せもセットにして バランスをとってくれたのかしら。
翌朝 彼に、天の川らしきものが見えたと報告した。
春でも明け方だと、夏の星座が見えるからね。それは天の川だと思うよ。
へ〜〜〜っ、そうなんだぁ。(感心)
いいなぁ、ひとりだけ見て。 僕も一緒に天の川見たかったなぁ。
ごめんね。私だけ見ちゃって。 今度は一緒に、暖かい所で、砂浜に寝転がって見よっか?(笑)
2003年04月16日(水)
|
|
|