スカーレットの心のつぶやき
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2009年12月19日(土) 退院延期

10月23日に入院した母、

もうすぐ二カ月になる。

この間から大分具合が良くなっていて

母としては今年の末に退院したいと言っていた。

それが一日二回のリハビリに行き

平行棒歩行訓練を始めたら

何とまた痛みがひどくなってきたのだ。

歩行器を使って歩いてトイレには行けるが

一週間に二度家のお風呂につれてかえったときに

母の様子を見ていて

これはまだ退院は早いのではないかと思っていた。

昨日、先生が今年の退院は、無理だと言った。

三か月経ったら大分良くなるとのこと。

無理して退院しても

また入院となる人が多いと言う。

母の様子を見ていて私も退院はまだ早いだろうと思っていたので

やはり来月の末まで入院したら良いと母に言った。

母もそうすると言っている。

お正月は家に帰って過ごしたら良いと思うので

29日から3日まで外泊許可をもらうことにした。

私も家のことと病院のことと両方で忙しい。

朝4時に起床するのも辛い時がある。

でも、頑張ろう。

母と共に過ごせる時間を大切にしよう。

そう思ったらしんどさも減る。

それにしても家の片づけもなかなかできない。

時間がもっとあれば良いのに・・


2009年12月04日(金) 歩行器

師走に入った。

昔から何となく気忙しい日々の12月だが

今年は年末までバタバタした日が続きそうだ。

母が入院して50日が過ぎた。

一歩も歩けない状態だった母は

今では歩行器を使って

一人でトイレに行けるようになった。

部屋の中でのトイレはきっと嫌だったに違いない。

私に処理を頼むのも気が引けていただろう。

今は行きたい時に行ける。

当たり前のことが当たり前でなくなって初めて

その何気ないことが有難く感じられるのだ。

その歩行器が今日突然壊れた。

四本足の前の一本の車の部分が外れたのだ。

母が使っている手押し車を家に取りに帰った。

でも、歩行器の方が安心だと言う。

明日は夫に病院に来てもらって

修理してもらうことになっている。

今のままだったら今年いっぱいで退院できるかも?

歩行器は社会協議会から貸してもらっている。

一歩ずつ確かな歩みが出来るようになって

痛みもなくなったら退院できる。

歩行器で歩く

小さくなった母を見ていて涙が出そうになった。


スカーレット