2006年05月29日(月)

■ 一緒に「けっ」と言ってくれんか。

日曜日のレイトショーとしてはまずまずの入りだった「嫌われ松子」だが、
読んでから観たのは失敗だった。
といって、これを観てなお原作を読もうという気にも絶対なれないが。

一番の不満は明日香の扱い。
柴咲コウを起用しながらこれはないだろう。
原作に対する冒涜に近いものをぼくは感じた。
あと、光GENJIを盛り込んだ意味が全然わからない。

しかし、ま、原作と映画は別物なので。
などとわかった風なことを言ってもみたいのではあるが、
いかんせん「下妻」がおもしろすぎた。
絵も役者もハマりすぎてた。

というのは、あくまでも個人的な見解。
「有頂天ホテル」がまったく理解できなかったぼくの感想。
今回も、たとえばmixiのレビューを見ると、
爆笑あり号泣ありの星5つなんつう評価が目白押し。

こういうことが続くと、実は非常に不安です。
誰か一緒に「けっ」と言ってくれんか。


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    2006年05月25日(木)

■ 思う壺じゃん。

「嫌われ松子」読了。
終わってみれば、ちょっといい話だった。
というか、いい終わり方だったと思う。
特に、明日香に置かれた布石とその顛末。
うーむ、そうきたか。いいなっ、若いってことはっ。

とか唸っていたら、今朝の新聞広告。
「続・嫌われ松子の一生 ゴールデンタイム」。
松子の甥である笙と、その元恋人・明日香の4年後。

ずるっ。あざとっ。
これは書いて欲しくなかった。
こういうのは各人の想像に任せておいてほしかった。

などといいつつ、手に取ってしまうのだろうな。
もしかしたら買ってしまったりするのだろうな。
そいで、えがったぁあああとか涙したりするのかもしれないなぁ。

思う壺じゃん。
幻冬舎、1680円。


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    2006年05月21日(日)

■ みなにゃん不在。

土曜日、とても天気がよかったのでぼくは写真を撮りに行きたかった。
しかし、妻と約束していたのだ。「間宮兄弟」を観に行こうと。
観に行かねばならなかった。なにをおいても。

いやー、楽しい映画でよかった。かなりよかった。
佐々木蔵之介もドラドラ塚地も、常盤貴子も沢尻エリカもみんなよかった。
好きだ、葛原依子先生。可愛いぞ、直美ちゃん。って、なんだそれは。
まーまー (落ち着いて、の意)、ちょっぴり幸せな気分になれてえがった。
映画観てる間に雨降り出して、観てる間にきれいに上がってくれたのもえがった。

気になった予告編は「ハチミツとクローバー」。
このロケ先の海、もしかして茅ヶ崎?
って、気になったってのはそこかぃ。
いやいや、けっこう胸きゅんっぽくておもしろそうでした。

というわけで日曜日、続けて天気がよかったので、
今日こそはとぼくは写真を撮りに行ってきた。
だがしかし、海猫不作。みなにゃん不在。朝も夕も。
そんな日もある。これからますます人出多いし。バーベキュー臭いし。

来週はポピーを撮りに行きたい。
それ以前に、そもそも咲いているんかという話だが。
てか、晴れているんか、と。


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    2006年05月18日(木)

■ 誰にも伝わらなさそでステキすぎ。

梅雨でしょ。梅雨ですよね。関東地方。しばらく前からもうずっと。
というわけで、またしても10日ほど空いてしまったので、その間のあらすじ。
というか、メモ、覚え書きの類。前回同様。

なぜ買ったのか謎だった中野順一の「セカンド・サイト」。
これって、サントリーミステリー大賞だったのですねぃ。
で、帯にある「触れた相手の未来を知る力を持つキャバクラ嬢・花梨」、
これに惑わされたんでしょうなぁ、ワタシは。「キャバクラ嬢・花梨」。
繰り返し書かんでもよろし。わはは。

しかし、胸ポケットに入れていたオイルライターが、
主人公の身を凶弾から守ったというラスト近くのその一点で、
それまでどれだけよく書かれていても大賞落ちだと思うぞ。

山田宗樹の「嫌われ松子の一生」は現在上巻終盤。
「嫌われ」というより「おマヌケ」なんじゃないかという気もするが、
この物語がなぜあんなふうになるのか大いに興味をそそられるところ。
「下妻」撮った監督だしね。

でもって、先週のレイトショーは「ナイロビの蜂」。
後半、退屈した後ろのカップルが喋りっぱなしだったのに殺意。
デートの一環としてこういう映画を選んではいかんよ。
こういうのはひとりで観ろ。少なくとも恋愛途上にあるカップルが観に来てはいかん。

この作品が描くところの「愛のカタチ」というのには疑問符がつくものの、
スーダンの子供が飛行機を追って走るシーンでの胸の痛さといったらもうあなた(絶句)。
ラストの音楽がまたいいんだ。あれぁ席立てんでしょう。

本と映画の話ばっかじゃ恐縮なんで、音楽についても語ってみたいんですが、
ここんとこ聴きこんでるのがカラバオの旧作で、
注文中なのがキム・ヒョンジョンとブアチョンプーの新作というのは、
誰にも伝わらなさそでステキすぎです。

あと、ちょっと調べ物してたらこんなの見つけて、
4日がかりで読みふけってしまいましたとさ。
おぉ、イヤだ。このマニアぶり。つうかオヤジぶり。


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    2006年05月07日(日)

■ 日中、起きていられるか。

なにも書かずに終わろうとしている連休の最終日に駆け込みメモ。

行ったとこ。
足利。大藤にはちょっと早すぎた。
佐野。厄除け大師、その小ささに驚いた。
ていうか、寒川神社を基準にしてはいけないらしい。

館林。ツツジは見頃、最盛期。
日比谷。野音でフジファブリック。「TAIFU」最高。
江ノ島。近所の者がこんな時期に行くもんじゃない。

読んだ本。
岩井志麻子「悦びの流刑地」、「べっぴんぢごく」。
なんのかんのといいながら、けっこう好きかも、この人。
豊島ミホ「青空チェリー」。
いい! まりむちゃんにも読んで欲しい。

……いきなりの名指しは反則かも。
でも、愛の告白ともいうし (いわんいわん)。

明日以降読む本。
というか、連休中に読めなかったん。
中野順一「セカンド・サイト」。
なぜ読んでみようかと思ったのかはもう忘れてる。
山田宗樹「嫌われ松子の一生」。
読んでから観る派。

観た映画。
「タイフーン」。チャン・ドンゴンは妻の趣味。

明日の不安。
日中、起きていられるか。
8時間以上連続で起きていたことが久しくなかったような。


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