短いのはお好き? 
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2004年05月22日(土)  飛べないエンジェル








年上のひとから誘われた映画は断れたのかな? 清香ちゃんて年上キラーなのかしら。





エレヴェーターを待っているあいだ、ぼくはきみのケータイのメールを盗み見てしまった。




清香ちゃん、て誰?



可愛いの?



ま、そんなことはどうでもええんやけど、年上キラーいう言葉も凄いねぇ。ぼくはアホやから『後家殺し』なんて言葉を連想してしまうんよ。ホンマにアホやねん。




あんなぁ、実は…きみのこと地下鉄でよく見かけるようになって、マジに気になるようになってもうてん。




いや、勘ちがいしんといてや。好きとか、そういうんやぜんぜんあらへん。ただな、きみの笑顔毎日見られるだけで、なんていうんかな、幸せなんや。





だからな、きみの笑顔見れへんのは、ホンマにつらいんや。このごろ、どうしたん? おとといは、地下鉄にも乗ってへんかったやろ、心配してるんやで。







翼の折れたエンジェル





ぼくらは、翼の折れたエンジェル






みんな飛べないエンジェル








2004年05月18日(火) 誠実であれ 五月の薔薇を愛するように








強い風が吹いた。あっと思う間もなく、フレッテの純白のシーツが風を孕んで、再び屋上から小旅行に出かけてしまった。



前回、純白のシーツは旅のお土産として、象牙色したカードと共にささやかな幸せをぼくにもたらしてくれた。



それはむろん自分宛のカードではなかったけれども、そこに書かれてあった清々しい言葉が、文字通り清らかな気持ちを呼び覚ましてくれたのだった。




さて、きょうはどんな物が純白のシーツにくるまれているんだろう。ぼくはわくわくしながら、階段をかけおりた。




フレッテのシーツは、アパートの前のバス道路を軽々と渡って、児童公園の遊具で遊んでいたようだ。





真っ赤なタコの滑り台にちょうど鉢巻きするみたいにして、シーツはタコの頭の部分に絡まりついていた。




風でハタハタとシーツははためくのだけれど、五月の直射日光を浴びて、まるでコーティングの剥げた古いレンズで撮った写真のように美しいフレアを放ち、はためく度に声をあげて笑っているように見えた。





ぼくは、期待で胸をいっぱいにして、巨大なタコの滑り台に近付いていく。タコのお腹あたりには大人でもかがめば通れるくらいの、トンネルがのぞいて見えた。





タコの背の階段をあがりながら、こんなことで胸をときめかせている自分が不思議でならなかった。まるで、ずっと待ちわびていた恋人との逢瀬が刻一刻と迫っているかのような、この胸の高鳴りはなんなのだろう。




いったいぼくは、なにをこんなに期待しているんだろう、馬鹿みたいだと思いながらも手を伸ばしてシーツの先端を掴んでそろりそろりと引っ張った。




ところが、今日はカードはおろか、なにも出てはこなかった。逆さにしても鼻血も出ない、というフレーズが脳裏に木霊する。





なんか本当に自分の救いようのないアホさ加減に腹の底から笑いが込み上げてきて、誰もいない公園で、危ないヒトのように青空を見上げながら笑った。





シーツは地面に落ちた様子はないし、また洗うのは面倒でもあるから洗濯し直すのは即座に却下して、きれいにおりたたんでアパートに戻った。




部屋のドアを開けたとたん、クリームシチューみたいないい匂いがして、急いでキッチンをのぞくと
若い女のこがそこに立っているのだった。





女のこは、何事もなかったかのようにちょっと後ろを振り返り、「おかえりなさい。おそかったのね」といった。






おそかったのね?







えー!!!!!!!!!!!!!!!!







まさか…? 







シーツの?






やっとわかったの? みたいな笑みを浮かべて、女のこは、ゆっくりとこちらに向き直る。






けっして美人とはいえないかもしれない。でもぼくにとっては直球ど真ん中! タイプすぎて怖いくらい。




















一瞬にしてぼくらは恋におちた。













special thanks:tomohaさま


2004年05月17日(月) おっぱい星人現る。







ユタカがサッカーボールを蹴るようにして、なんだかわからない化け物の頭を蹴りながら歩いていると、明らかにヒトの生首だと思われるモノのながい茶髪を鷲掴みしてブンブン振り回している化け物がいた。




そいつは、全身が深緑でそこに横に黒い縞模様が入っていた。シッポらしきものもあるようだ。どうやら生首でなにをするでもなく、子供が玩具で遊ぶように弄んでいるに過ぎないみたいだが、身体がそれほど大きくなく子どものようにも見えるが、成体であるかも知れずとにかく油断ならない。




化け物はどこからでもよく見えるような交差点の美容院を背にして立っていた。なぜまた物陰に潜んでいずにそんな見晴らしのいい場所に突っ立っているのか、よほど殺傷能力に長けているのか、狩りの相手を油断させるためなのか、この二つくらいしか理由は思い付かない。




すると、もう車など走ることなどない雑草に半ば覆い尽くされている車道のずっと向こうの方から物凄い速さで何かがやってきた。





ユタカは瞬時に悟った。コイズミーだ! コイズミーに違いない。そいつは伝説の化け物で、やつの目を見たものは、必ずやオカマかオナベにされてしまうのだった。




ヤッベー!

マジ、ヤッベー!





ユタカはこの情況を心底楽しんでいるようだった。で、ユタカはそのとき、そうか! と思った。わかったぞ、そうだったのか、あの化け物は妖怪ナガタチョウだ! ナガタチョウにちがいない。でこれからコイズミと一騎打ちだ。





竜虎相食むってやつだろうか、ユタカはこれから行われるであろう殺戮に武者震いした。




どっちが勝つんだろう。やっぱ現役の化け物コイズミーだろうか、はたまた妖怪ナガタチョウか、





どっちでもいいけど、どうしたんだ、殺戮は。顔見知りのふたりは、立ち話ししたまま、それも談笑といった感じで、酸鼻をきわめたジェノサイドなんてどこへやら和やかな雰囲気すら漂いはじめているではないか。




いい加減見るのにも飽き飽きしてきたユタカは、くそ面白くもないので、足許の生首をそれこそサッカーボールに見立てて、20メートルのフリーキックを決める感じで思いきり化け物たちをねらって蹴り込んだ。





生首は、蹴られたことによって傷口が開いたのかドス黒い血飛沫を吹き上げながら、真一文字に化け物たちめがけて飛んでいき、見事に化け物おやじたちに命中してホールトマト缶の中身をぶちまけたように炸裂した。





いや、炸裂したのは生首だけではなかったようで、それとわかる化け物の青い血が、ピューピューと四方八方へと飛び散っている。




みると、青い返り血を浴びながらナガタチョウ妖怪のハゲ頭に鋭い牙を突き立てているのは、コイズミーだった。やはり、談笑めかして話をしながら殺るタイミングをずっと計っていたのだ。




と、コイズミーの視線がスーッと流れた。




来る! と直感したユタカは、チノパンのポケットをまさぐって、チビたHBの鉛筆を取り出すと、躊躇することなく自分の右の鼻の穴に思い切り突き刺した。




凄まじい痛みと出血で意識が遠退きかけるのだけれど、激しい痛みがそれを許してくれず、結局ユタカは、怖いくらい激しくケイレンする。




やがてユタカは、ねらいどおりに変身を遂げていた。




コイズミーの天敵、ネンキンミカニュウだ。なにか少しピカチュウに似ているけれども、とんでもない。なんせ、コイズミーのセイジ・セイメイをいとも簡単に葬り去ることも可能なほどの潜在能力を秘めているのだ。




ユタカは、このネンキンミカニュウにメタモルフォーゼし、こちらに向かってくるコイズミーを返り討ちにしてやろうと、てぐすねひいて待ち構えているわけなのだ。




しかし、さすがはコイズミー、雲行きが怪しいとみると風見鶏のごとくホウシンやセイサクを変える百戦錬磨のセイジヤ、最後の切り札であるホウチョウという呪文を唱えた。




すると、どうだろう。ユタカの、いや、ネンキンミカニュウの皮膚という皮膚がべロンと剥がれた。まるでイナバの白ウサギだ。



しかし、ユタカも負けてはいない。今度はオザワンに変身して、ダイヒョウセン・リッコウホを辞退しコイズミーと刺し違えようとした。




意味のない無駄死にだけはしたくはなかったものの、結果そういうことになってしまった。ユタカは、ほんとうに己の浅知恵を呪った。




かくなるうえは、マジに…なんて思っているうちにも、早くもユタカの頭は、コイズミーの毒牙に刺し貫かれるや、スイカみたいに真っ二つに割られて、ストローで脳漿をジュルジュルと吸われつづけていく。






ユタカは、意識が薄らいでゆくなかで自分が人類などではなく、おっぱい星人であることを思い出していた。









2004年05月15日(土)  ambient










「そういえばランボルギーニ藤野の話はまだしてなかったよね?」




六本木のロマーニシェス・カフェにぼくらは来ている。




「彼は仕事をしないことでつとに有名な人物だったんだ」





「え? 誰が?」





「え? だからランボルギーニ藤野がだよ」




友人のギタリストが凄いドラマーを見つけたとかでぼくらは、その新しいデュオを見にきたのだった。





「ふ〜ん。それって美味しいの?」




彼が仕事をしないのは単に仕事が出来ないからではなく、怠け者であるからだというのが大方の意見だったが、ある日とんでもない事件が持ち上がった。





その日、ランボルギーニ藤野は朝からご満悦だった。通勤電車内で景気づけにビールでもあおってきたのだろうか、とにかくだいぶご酩酊でいらっしゃるようで、そこらじゅうに酒くさい息をまき散らしていた。




もうその時点で言語道断だが、彼がさらにランボルギーニの名に恥じない怪物ぶりを発揮するのも時間の問題でしかなかった。





はっきりいって誰がみてもベロンベロンに酔っていることは、部署のもの全員が知っていたが、誰ひとり注意しなかった。というか、そのあまりの非常識ぶりに皆、度肝を抜かれ見て見ぬふりしていたのだ。




しかし、折しもその日は映画の封切日であり、企画宣伝部員は全員で初日の舞台挨拶に向かわねばならないのだった。





まず最初に向かったのは新宿コマの斜向かいにあるミラノ座だった。




コマ劇場のところでタクシーをおり、マイクやら映画のタイトルの入ったノボリやらグッズ等、細々したものを館内に運び入れたのだけれど、それらも一段落して、舞台挨拶が始まる前にトイレを済ませておこうといきかけたが、そこでランボルギーニ藤野は、とんでもないヘマをやらかしたことに気付いた。





アンプをタクシーのトランクから出すのをわすれていたのだ。いっぺんに酔いが醒めていくような気がした。




もうタクシーを降りてからだいぶ時間がたっている。




必死な形相で取って返し、階段を駆け降りるランボルギーニ。




ところが、コマ劇場前には、奇跡がランボルギーニを待ち受けていた。





なんと救世主が現れたのだ。天使といっても差し支えないかもしれない。




天使はタクシーの運転手さんに向かって天使の微笑みこそ浮かべていなかったし、可愛らしい翼もなかったが、ランボルギーニにとっては天使にちがいなかった。





その天使は、微笑むどころではない。恫喝していた。





「誰の許可を得てここに止めてんだ、コラ!」





天使は天使らしからぬ声音といい物言いといい、ヤのつく職業の人、いや、そもそもそれが職業として認められているのかどうか知らないが、それを生業にしている方らしい。





このヤーさんがタクシーの運ちゃんにインネンをつけてくれなかったら、アンプが用意できずに舞台挨拶が出来なくなってしまっていたのだ。




ランボルギーニ藤野は、運転席にすわったままでガンガン罵声をあびせられている運ちゃんに、左側の窓の方から声をかけた。





「すいません、トランク開けてもらえませんか?」






「お客さんたちのお陰ですよ、こんな目にあわなきゃならないのは」





「すいません」といいつつ、さっさとトランクからアンプを取り出して、劇場に戻りかけていたところをヤーさんに呼び止められた。





「おい、テメーこの落とし前どうつけんだ、コラ」




ランボルギーニには、その言葉にムカついた。酒の力もあった。





後ろを振り向かないまま、ぼそりといった。





「うるせえんだよ、ダニ野郎が」





ヤーさんがその捨て台詞を聞き逃すはずもなかった。




なにか声にならない雄叫びのようなものをあげながら、ひらりと舞い上がり、白いエナメルの靴を履いた右脚が音もなくムチのように繰り出され、ランボルギーニにの右側頭部に思いきりヒットした。





あっという間の出来事だった。ランボルギーニには左側に横ざまに吹っ飛んで、脳しんとうを起こしたのか、倒れたまま微動だにしない。






見事なまでの旋風脚だった。どうやらこのヤーさんは、武道の心得があるようだ。もしかしたら少林寺かもしれない。






で、ヤーさんはなにごともなかったかのように踵を返してコマの方へと肩をいからせながら歩き去っていく。



と、そこでランボルギーニ藤野は意識を取り戻したようで、片手で身体を支え、もう片方で起き上がって頭を押さえていたが、いったいなにがおこったのか思い出せないようだった。





しかし、さすがはランボルギーニ。普通の人ならば眼球が飛び出してしまいそうなすざましい一撃をまともにくらったのに起き上がれるだけでも、驚異だった。





我に帰ったランボルギーニ藤野は、あたりをぐるりと見回して標的を視界に捉えると、傍らのアンプを引っ掴みヤーさん目掛けて走った。






打ち所がわるかったのかもしれない。ランボルギーニ藤野には怖いものなど存在しないのだ。





神経をサカナデルような突拍子もない甲高い奇声を発しながら、ランボルギーニ藤野はヤーさん目掛けて真一文字に突っ込んでいった。





そして、黒い猛牛のように走ってくるランボルギーニの殺気に後ろを振り返りかけたヤーさんの頭頂部にアンプを背負い投げするみたいに斜め上から、力の限り振り下ろした。





頭が割れなかったのが不思議なくらいだった。これを昏倒というんだろうか。ヤーさんは地面に打ち付けられたクサビのように棒立ちとなり、次いでガクリと膝をついてスローモーションでアスファルトにくずおれた。





あの日から、ランボルギーニ藤野の消息は途絶えた。




当然な話だ。ただの喧嘩ではない。相手は暴力団組員なのだ。喧嘩のプロをランボルギーニ藤野は背後から殴り倒してしまったのである。




ヤクザがそのまま引き下がる訳もない。




メンツを最も重んじる、それがあの人たちなのだ。メンツが服を着て歩いているようなものなのだから。





ランボルギーニ藤野のことを今でもぼくらは、噂しあっている。ドラム缶にセメント詰めされて東京湾の底で眠ってるとか、富士山の樹海を今も出口を求めて彷徨っているとか、あるいは、ビルマだかタイの有名なオカマのお祭りの特集をテレビでやっていてオカマだったけどそっくりな人がいたとか、皆好きかってなことを言っていた。




あの日、むろんアンプは使い物にならなくなって仕方なく拡声器で主役も女優さんたちも挨拶をするという前代見聞の舞台挨拶となったのだった。




いつの間にやら、演奏は終わっていた。





友達がステージから降りてきた。




どうやら、新しいドラマーを紹介してくれるらしい。




「どうだい、凄いドラミングだっただろ?」




「ホントだね、俺は、ボンゾかと思ったぜ、いや、マジに。スウィングしてるよね、オタク」




テンガロンハットを目深に被った、巨体の男がその岩のような肩を揺らして笑った。





どうやら、うれしかったらしい。





しかしどこかで、見掛けたことがあるような風貌だった。






男が、グラサンをはずした。





見覚えがある筈だった。







まさしく、ランボルギーニ藤野その人だった。






「お久しぶり」





ぼくは、呆然としてしまい、言葉が返せなかった。







気まずい沈黙がひろがっていく。







































「ねぇ。それって美味しいの?」





2004年05月14日(金)  恋わずらい









「さようなら、リクオくん」






ゆうべサワは、そう囁くようにいいながら静かに息をひきとったのだという。






そのことを知ったぼくは、なんでもっと早くサワに告白しなかったんだろうと自分を責めつづけた。







告白しようしようと思いつつ、結局怖くてできなかった自分が恨めしかった。






しかし、憧れのマドンナだったサワがぼくのことを好きだったなんて! 俄かに信じ難いことだけれども、死の間際に嘘なんてつける余裕がある筈もないんだから、サワの最期のメッセージはぼくへの告白
に違いない。






カヲルにユリ、マリ、ケイコにマミ、ユミ、サヤカにミナ、カナ、メグミ…ぼくの周りには結構可愛い女の子がうじゃうじゃいたけれども、いちばん好きなのはずっとサワだった。






もしかしたならば、サワも両想いだったってことに今ごろ気付いているかもしれない。そんな気がするのだった。






サワは和歌山の出身で、関東を離れたことのないぼくには、サワの関西弁がとても好ましく思えた。







憧れのマドンナだったサワがぼくのことを好きだったなんて!





ぼくはいま、猛烈に感動している。







たった一度でいいからサワと手をつないでデートしたかったなぁ。







ぼくはいま…




ぼくはいま…












「ハルオ〜、ごはんよ〜」





「はーい」













という、いい返事をしながら、リクオとは全然関係ない、ハルオは階下に降りていった…。
















2004年05月08日(土) 気分が塞ぐときには映画でも観にいこう。








やっぱりさ




きみは




まじめで繊細で頭がよすぎるんだね





将来のことなんてどうだっていいだよ





今の自分を大切にしてほしい





きみはこの現実世界のなかで



唯一無二の存在であるんだから




周りにとらわれずに




自分なりの生き方をしていけばいいんだよ





とにかく




きみはまだまだ若いんだから





焦ることもぜんぜんないし





無理する必要もない





もっとね





不真面目でいいんだよ








ゴクツブシ?






大いに結構じゃないの







もっともっと図太く生きようーぜ!















2004年05月07日(金)  友へ






普段は


こんなことあんまり考えないけれども


こうして



病に臥せっていると



きみの存在がどれだけありがたいものであるのか



ひしひしと感じるんだ



この歳になって




きみのような存在と知り合えるなんて




ほんとうに嘘みたいだよ




考えてみると




きみとぼくとでは一回りも歳がちがうよね




でも観ている映画もほとんど同じだし



音楽の話もできて




小説の話もできる




ピュアで頭がきれて



でっかいこころの持ち主



そんなきみと出会えたこと





神さまに感謝している







2004年05月03日(月) sorrow








いま頃やっとわかったよ




きみのことぜんぜんわかってなかったてこと






なんでも話せる気の置けないともだち



って思ってたけれど




事実を知って





自分でも





愕然とした






だって





だって





きみのこと




こんなにも




愛してるなんて





笑えない冗談だよ






こうしてるあいだも




胸がキュンてなって痛いんだ





あまりにも身近な存在だったからかな







勘弁してくれよ





こんな辛い恋ははじめてだよ






あしたから





きみにどんな顔して接すればいいんだろう







きみは





きみは







どうして





ぼくの妹として






生まれてきたの?












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