母のタイムスリップ日記
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2013年03月31日(日) ♪おめでとう♪


 目は瞑っていても目覚めていると感じたので「おはようございます」と挨拶後ベッド離床。

「お誕生日おめでとうございます」と両手を取ってお祝いした。
母はコクリと頷き私の目を見てニコニコ。
「あのね。今日で満97歳になるのよ」と伝えた。
「ほぉ〜」とニコニコ。

お誕生日と何歳かを瞬間的であっても思い出せた様子に嬉しくなった。

午前中は意識もしっかりしており座位も保っていた。
昼前に入浴して身体を洗ったり洗髪したり・…。
入浴中もしっかり覚醒していた。

食事は朝・昼・晩としっかり食べる事ができた。
食べる早さや噛みかたや飲み込み具合等と苦に問題となることもなく食べる事ができた。

午後は 居間とダイニングを歩行してみる。
両手引き歩行。
膝折れなしに歩行できた。しかし休息しながら。
家の中の廊下の歩行なので長い距離ではない。

リビングでは 椅子からの立位を幾度か繰り返した。

母は今も 立位したところから回りを見るのが好きだ。
いつもは皆を見上げる位置だが立位すれば対等になれるような気がするのだろうか?

夕方娘が母にプリンを焼いて運んできた。
食後にそれを戴く。
母は美味しそうに食べていた。

こんな感じで母の97歳のお誕生日を過した。


2013年03月30日(土) ごめんごめん♪


 昨日 ショートステイから帰宅した。
「昨日お通じがあり 今日は入浴しています」との報告だった。

何となく そのまま夕食へと移行した。
途中母の頭を撫でたら「やんだぁ」と嫌がられた。
其の後も肩を撫でたら「やんだぁ」といやがられた。

食事はしっかり食べる事ができて 休息後トイレ誘導。
すると…「大」が出口までぎっしり下りてきていた。

「ごめんごめん。それじゃ嫌だったねぇ」と母に幾度も謝った。

手当て後 母の部屋に戻って「気がつかなくてごめんね。食事どころではなかったね」」と話しかけたら笑顔で頷いてくれた。

今日は 午前中に定期通院。娘の運転助っ人。
割りに空いていて診察でききた。
相変わらず血圧高めだった。

夕食後入浴。
穏やかに就寝。

就寝後のトイレ誘導も順調である。
今日は 夜の方が尿量が多いなぁ。


2013年03月28日(木) あいたたたっ!


今日気がついたこと。
家の中より外が温かだった。
昨日 気温が低かった。
今朝はそれほどの冷えではないと思っていたがそれでも家の中は寒かった。

午後の外出時 昨日より薄着で出たのだが…。
予想以上に温かかった。
「おぉあったかぁ」と思ったのも束の間歩いているうちに汗が出てきそうになった。

この季節 こういう事を幾度も経験しているのに記憶の彼方。
勘も鈍って…何とかの予備軍まっしぐらみたい。あいたたたっ!





2013年03月27日(水) 冬気分


 夕方からの会議へ即席の資料作り。
実際に使わなくとも準備がないと心許なくなる。
受けないで済んだなら もう少し楽でいていただろうか?

学生時代の仲間から集まりの案内状が届いた。
ちと遠い。

遠くとも行きたい場所はある。行くならそっち。
だから 不参加…。
今 ちょっと我儘したい気分。

気温が上がらず冬気分の1日。
冬物はクリーニングに出してしまったのであたふたした。


2013年03月26日(火) ふぁ〜い!


母との暮らしに特に心配するような変化はありません。
24日には 車椅子を押してお花見に出かけました。
その晩は夕食後の入浴となりました。
それが原因になったのか 午前1時近くまでお目目がパッチリでした。
あちこち傷みがないか確認し熱も測りましたが特に問題になるようなことはありませんでした。

翌朝は 元気におきて食欲もあり元気でした。
デイに出かけて戻ってきたらテーブルに突っ伏して眠ってしまい夕食を1時間ずらしました。
目が覚めた母は「うふ うふふ」と笑い夕食もしっかり摂れました。

そして今朝3泊4日のショートステイへと出かけました。

日記が更新できなかったのは 年度末で月末。いろいろの作業が重なってヒーヒー。
限られた時間を有効に使いたいと思うのですが作業効率は低下しているようです。…うじうじせずにま・え・む・きに!…


2013年03月20日(水) 彼岸の中日


春彼岸。
午後 お花見に連れ出そうと思った。
でも お天気が崩れるとの予報にグズグズした思いになってしまった。

結局外出しないでしまった。
そして おはぎも作ってない。
気力不足だわ。

今日も落ち着いていた。

夕食前 入浴して貰った。
1年中で 気温に左右されずに入浴できる季節だ。
湯上りもストーブを使わずに過せる季節となった。

でも私は 汗だくになる季節の始まりとなりそう。
タオルのはちまきが必需品になるなぁ。


2013年03月19日(火) ‘さいた さいた さくらが さいた’


 日記の更新を滞らせている間に桜の花が開花。
毎年 桜の木を見上げながら開花を心待ちしていたが今年は急に気温が上がって予想以上のはやさで咲いてしまった。

私は咲くまでの様子を見ているのが好きなのでちょっと残念だった。

母は ほんとに穏やかに過せている。
食事の摂取量も現状維持。
排泄も順調。
発熱もない。噎せや咳込みもない。
自力歩行は出来ないが…床に足をつけて交互に前に出してくれるので介助もまだ楽な方だろう。
笑顔が多い。

週にデイを4回。ショートステイを月に10日ちょっと。
日中は椅子に座位して起きており横になって眠る事はない。クッションも今は殆ど使わないで済んでいる。
調子が悪い時にはクッションを使う。
でもクッションを使うことで母の可動域の幅が小さくなりそうな気がして…。
クッションを外してしばらく立つが 自分で姿勢を立て直そうと手が動き出すようになった。
クッションと可動域に関しては母をみていて感じることでみんなに当てはまる事ではないかもしれないので…。

あれこれと用事が立て込んで夜間もPCと睨めっこで就寝も午前3時。
朝は6時起床。
母がデイに行っている間にまた作業と…過していた。
つどつど完結している.
が新たな作業があるのでしばらくはこんな日が続きそうだ。

呟きたい事もあるのだが…もう少し辛抱。
よく考えてみようと思う。


2013年03月14日(木) 目まぐるしい変化


 昨日の話。
朝「おはよう♪お腹すいたでしょ!」と聞いたら
「そうです」

「さてと ご飯にしましょうね」
「はい」

「〇ちゃんは めんこいなぁ」
「うふふ…ばぁかぁ」

こんなふうなやり取りができた。

今日 就寝時には いくら話しかけても言葉は「はい」位だった。
もうひとつあった…。
トイレでお腹をマッサージしている時に「いたい」と。

左手の浮腫み 今回のショートでも見られたが前回ほど酷くない。
昨日 1日家で過ごしていたが昨日の夕方には普通の指に戻っていた。
今朝もまぁまぁって感じ。
でもデイから戻ってくるとすこしプックラしていた。
昨日は 療法士さんも見えたし 家でも立ったり座ったり歩いたり。
そして手指のマッサージしたりをしていた。
やっぱり医師の言う通り 血液のめぐりが悪くなっているせいかなぁ。

いずれにしても 全体をトータルしてみているとまだまだ落ち着いている時期と思えるので楽させて貰っている。

でも母は自分で寝返りを打てないので 体位交換とトイレ誘導は必須。
皆さん 1度起きるとなかなか寝付けないというが 私は介助が済めば直ぐにzzz。お気楽な性格なんだなぁとつくずく感じる。

若い頃は 眠りに関してとても神経質だった。
電車で居眠り出来る人が羨ましかった。
今は 座席に着けば 直ぐに寝てる。
変われば変わるもんだなぁ。

気温が上がったり下がったり 北風が吹いて南風に変わって。
季節の変わり目でもあるけれど それにしても目まぐるしいお天気模様だ。

桜の枝を見上げると蕾が黄緑色になって膨らんでいる。
「いつごろ咲くかなぁ」



2013年03月12日(火) ショート帰り


細かな用事が次々。
ひとつひとつは点。けれど いずれ線になり面になぁれと用事を片付ける。

時々「なんでこんなことに剥きになっているのだろう」と思うことが度々。

母ショートステイより戻った。
穏やかな表情だ。

食欲もあり顔色・姿勢も良い。

食後眠そうにしていたが しばらく遊んでいるうちにお目目パッチリ。

明日は 1日母と過ごす。


2013年03月10日(日) 1年半ぶりかなぁ


午前中 地域のサロン。
会を運営を担当する人が入院なさって1名欠席。成年後見の調整のため1名お休み。
この2名の欠席。
それぞれ介護に関わって居る人たちだ。
入院なさっている人は 寝たきりの人を介護しており 大腿部骨折で入院手術。成年後見の調整の方は 認知症の叔母さんの後見人になるため弁護士さんと調整のためだ。

ほぼ寝たきりの方の介護やそれに関わっている。
それも母に負けないかなりの高齢。

認知症があってもなくとも寝たきりの方の介護だから 状況はほぼ同じ。
だから 時々欠席している身として今日はしっかりお役目を果たす。

サロンが済んで家に戻り 昼食を食べ終えて「さてこれからお掃除」と思ったときに電話。
弟からだった。
あと10分後に家に着くというのだ。

久しぶりに逢う弟はますます父とそっくりな顔になっていた。
こちらに出張してきているので立ち寄ったとの事だった。
近くとは言っても2時間以上の時間をかけてやってきたのだった。

弟と母のショート先に面会に出かけた。
母の手は また腫れが出ているとの事だっただが 前回ほどの腫れではなかった。ショートの際に浮腫み対策を伝えておいたので多少は改善されているのだろう。

母は最初こそ私をみて「オッ」と言う表情をしていたが 其の後は弟の顔をみてニコニコ。目が合えば しっかり頷いて…。
弟(次男)とは 1年半ぶりにご対面のはずだ。
それでも ずっとずうっと弟をみつめてばかりだった。

母が 喜んでくれて良かった。

娘に後で話したら…。
「おじちゃんは おじいちゃんにそっくりだからおじいちゃんが来たと思ってニコニコしていたんじゃないか…」と。
それもあるかも知れないが「〇〇だよ」と弟の名を言ってあげるとまじまじと見つめて それから頷き出したからある程度は判っていたと思う。

弟が帰ってから 掃除するには遅い時間となったので冬物をまとめて クリーニングに出してきた。
ダウンとかウールのセーターはもう着用はないと思うから。

あああ 今日も眠たい。
時間の隙間は 相変わらずPC作業が続いている。


2013年03月07日(木) ポッカポカ♪


母は6日からショートへ。
6日は1日PC作業だった。
そして今日は 隣の町の介護者の皆さんと交流。

この地域にはまだ介護者の会がないのだ。
それだけで介護者支援が遅れているなんて言えない。
認知症診断医も少ないと聞いて驚いた。
診断医がいればそれでよいと言う訳でもないが それにしても…と感じた。

交流会が済んで会場を出たところで数人の介護者と出会い「ちょっとお茶でも…」となった。
1時間ほど話し込んだ。
会場では「どうも自分の介護が当てはまらないような気がして…」と話されていらした方が個別の話しになったら同じ土俵で違和感もなく話された。

決まった時間枠の中では話しきれないことも 個別になるとダイレクトに伝わるようだった。

話している中で「介護している家族同志でハウスシェアリングすると施設に入れなくとも介護できそうな気がする」という話題になった。
…今 そういう施設ってあるのかなぁ…
サ高住が該当するだけれど 話の中ではそれと微妙に違っていた。
介護家族同士で暮らし助け合うというのは ハウスシェアリングに近い形のように感じた。
気の許せる者どうしならそれも1案だなぁと思った。

いろいろあって 連絡先を交換してみんなと別れた。

今夜もこれからちょっと作業が2件。
明日は午前は介護仲間と打ち合わせと作業。 
夕方から会議。
家から近い場所なので気は楽。
でも眠いんだ。


2013年03月05日(火) ケアマネさんの仕事は?


昨夜は 日記を書きかけていた。
トイレ誘導やPCの作業をしているうちにかなり深い時間となってしまったので仕上げるのを諦めた。

今日は 介護者の会の日。
お休みが多かったが久しぶりの方も見えてあれこれと語り合った。
ショート中に骨折したようだが施設側の対応の話に皆沸々と怒り 帰宅後のケアマネの対応に…「ケアマネさんの仕事って月に1度 ケアプラン立てにくるだけ?」とケアマネのことについての話題にもなった。
皆が日ごろ気になっていても話題にしなかったのだが 一気に噴出した感じだった。

母は穏やかに過ごしている。
今日は デイから帰宅して1度 今さっきと2度の「大」排出。
「よかった・よかった」
母もすっきりしたような表情をした。
長く便秘した訳ではないが…。

まだPC作業は続く。


2013年03月03日(日) ♪ひなまつり♪


 母も食べ難いし どうせふたりきりだし…いつも通りの食事でいいかなぁと思っていたが 結局五目散らしを作った。

材料は個々に味付けしていくので 時間の隙間隙間で作業して夕食までに仕上げた。

午前中は♪灯りをつけましょぼんぼりに…♪と♪赤い毛氈敷き詰めて お内裏様は上の段…♪と久しぶりに唄った。
母は とても喜んでいた。
もともと歌は好きな母なのだが歌にこれだけ反応を示すのは最近では珍しい。

今日は家の中で歩行を繰り返した。
立位・座位・歩行…。
母が立ち上がって 目の高さが高くなるととても嬉しそうな顔になるのだ。普段は座っている事が多いので見下されている感じがするのだろうか?それとも縮こまっている姿勢から伸びることができて気持ちよいのだろうか?

夕食前に 入浴。
浴室から出ても温度差をあまり感じない…。
やっぱり 真冬を抜け出したのだなぁと思う。

母の夕食は 鰻と人参とかんぴょうとほうれん草を刻んでお粥にパラパラの散らしモドキとお吸い物。
ケーキは 3時のおやつに少しだけ。

気持ちだけの雛祭りとした。

穏やかに1日が終わった。
夜のトイレ誘導 パッチリ覚醒して膝を曲げてはいるが交互に足を出してくれて助かっている。


2013年03月02日(土) 案内のままに…。


昨日は 春一番が吹き荒れた。
ぽかぽか春の到来はもう少し先だろうけれど 頬に当たる風が優しくなってきている。
庭の蕗のとうをみつけたのだが摘みそこなってしまっている。

昨日午前中介護仲間と作業と打ち合わせし ささっと外食後サロンの交流会に向かった。
東の端から西の端までバスと電車を使ってとっとことっとこ。
サロン立ち上げの時には「出来る限りお手伝いします」と言ったのだが最近は 地域の時だけは参加し全体交流会や会議には出ていなかった。
今回は 皆さんそれぞれ御用があった。
母がデイから戻るまでならと限定で参加した。
うちのサロンが近隣のサロンと交流しているのでそこを全大会で話して欲しいとの役目もあったので欠席する訳には行かなかった。

母の帰る前に無事戻れた。

しかし朝から外に出ていたので食事の支度ができてなくて大慌てで夕食作り。ちょっと遅めの夕食となり 就寝時間も遅れた。

今朝 トイレ誘導したら念願かなった。
自然排便。
久しぶりにパットへ。
木曜日利用のデイから 同じ建物の中の施設でノロ感染があったので注意してみてくださいと連絡が入っていたのでひやりとした。
しかし 食欲もあり不快な様子もなくよく笑うので胸を撫で下ろした。

昼前 罹りつけの医師のところへ通院。
珍しく空いていてすいすいと診察を終えた。
母の手の腫れは「何ともいえないけれど血のめぐりが悪くなっているせいではないかな」と言われた。

家に戻って昼食を摂って それから美容院へとっとことっとこ。
美容院も混み出す前でセーフ。
綺麗にパーマをかけることができた。
途中OS1ゼリーで水分補給。
ノロやインフルエンザは 水分補給が足らないと感染しやすいとのことなので…。

大急ぎで家に戻って遅いおやつタイム。
凸ポンとケーキとお茶。
お腹をちょっとだけ満たしたところで急いで夕食を作った。

最近 また良く食べられるようになってきた。
一時は摂取量も減り 体重も落ちてきて このまま落ちていくだけかなぁと少し不安だったのだ。
不安と言うよりも「なんでこうなるの!どうしてそうなるの?」とその状況に苛立っていた。
こういう時 普通医師と相談なんだろうけれど…私は案内人の母にあわせるだけだ。
母の案内のまま 首をすくめてやり過ごす。
調子の良い時にゆっくりゆっくり量を増やし 体重もちょっぴり増加した。
母の笑い声もよく聞けるようになってきた。

母には無理強いをさせたくないのだ。
今月で97歳になる高齢の母なのでのんびりゆったり…。

今日 美容院に出かける前に「もう直ぐ97歳になるよ。凄いねぇ。感謝だねぇ」と言ったら「うふふふ」と笑った。
「それでねぇ。髪結いさんに行って綺麗になりましょうかね」と言ったら深く頷いてくれた。

総入れ歯となって お口の中で入れ歯がふがふがも愛嬌のうち。
これが食事を摂る時になると大概ピタッろして噛める様になる。
食事中も時たまふがっとすることもあるけれど…その時にはちょっと待ちながら…。
メンテがうまく行けばいいけれどそうとも限らないので…。
もう少し 様子見。
でもこれが 結構デイ泣かせしているのかもしれないのだが…。


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