活字中毒のワタシの日記

2012年01月27日(金) ゲイル・ブランキ『今すぐ50個手放しなさい!』★★★☆☆


ゲイル・ブランキ/植木理恵『今すぐ50個手放しなさい!

メモ。

「物理的に散らかっているのも、心の中が散らかっているのも、とにかく散らかることの最大の原因は、『決断を避ける態度』なのです。」(p38)

大切なのは、『決める』こと。
それで初めて、そこから一歩進める。

「私は今どんな人間で、これからどんな人間になっていくのだろう。この服とこの部屋は、理想の自分にふさわしいだろうか。理想の自分にふさわしくするために、変えなければならないのはどこだろう」(p46)

「『人はいつでもなりたい自分を”創造する”ことができる、そして、その自分を強い意志と情熱をもって貫けば、まわりの状況も変わってくる。そして、叶えたい望みも必ず叶えることができる』のです。」(p52)

薬。
「それは、『また同じ病気にかかるかもしれないから、薬が必要だ』と考えるのか、それとも『もう病気をするつもりはないから、こんな薬は必要ない』と考えるのか、ということ。」(p68)

「努力の大きな部分を占めているのが、実はこまめな過去の手放し作業です。これは、なりたい自分になるための唯一の方法だといえるでしょう。」(p103)

「要するに、大きな失敗を絶対に避けなければならないと思っていると、大きな成功もできないということ、成功と失敗は表裏一体だということです。」(p144)

マイケル・ジョーダンの失敗と成功。
エジソン、キュリー夫人。
いかに失敗できるかが、成功の鍵かもしれない。

「私たちはすぐ、誰かが、または何かがおかしい、とんでもない、間違っている、と決めつけたくなります。これは私たちがほとんど毎日のように陥るワナです。」(p153)
外的コントロールの第三信条。

「『状況は全部自分次第で変わりますよ。ある一つのものを手放せばいいの。それは私たちの誰もが手放さなければいけないもの。「正しくなければならない」という考え方ですよ』」(p157)

「私たちは、小さな勝負に勝つことに夢中になるあまり、それよりもはるかに重要なものを完全に見失ってしまうことがあります。」(p159)

「『これは私を幸せにするものかな?』
『これは私に必要かしら?』
『私はこれを人にあげたいの?』」(p210)

理想のゴールを探すエクササイズ。
ある集まりで・・・

ゲイル・ブランキ/植木理恵『今すぐ50個手放しなさい!



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2012年01月26日(木) 斎藤明美『高峰秀子の流儀』★★★★☆


斎藤明美『高峰秀子の流儀

メモ。

「高峰秀子の中に棲むのは、もう一人の自分。それも、極めて厳しく、冷たく、自己を見つめている、もう一人の自分なのだ。この恐るべき究極の客観性を、彼女は決して手放すことがない。」(p50)

「そんなものが何だって言うんですーーー。」(p58)

「さて、なぜ高峰さんが変わった老人かと言えば、それは『愚痴』と『昔話』と『説教』が全くないからです。」(p89)

「人は、その生きたように老いるのだ、と。」(p92)

「高峰秀子は、努力しない自分、手を抜く自分、いい加減な自分を、絶対に許さない。」(p120)

「ー今しなければいけないことを今しなかったことはないですか?
『ないね』」(p141)

「なぜ彼女は人を疲れさせないか。理由はただ一つ。高峰秀子は、自分を何ほどの者でもないと思っているからだ。」(p177)

「驚くべきことだが、松山家はいつなんどきでも、清潔、整頓、何一つ余分な物がない。あるべき物があるべき場所に置かれ、どこもかしこもきれいだ。」(p193)

「”細部に神は宿る”ではないが、一見些細に見える日々の営みを見事に完遂できてこそ、大きなことも成し得る。そのことを、高峰秀子という人は、黙って教えてくれる。」(p225)

斎藤明美『高峰秀子の流儀



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2012年01月23日(月) ウィリアム・グラッサ-/カ-リ-ン・グラッサ-『幸せな結婚のための8つのレッスン』★★★☆☆


ウィリアム・グラッサ-/カ-リ-ン・グラッサ-『幸せな結婚のための8つのレッスン

メモ。

選択理論心理学の立場から、よりよい結婚を続けるためのコツを教えてくれる本。

「相手を変えたいと思うことは、自ら選んだ行動であり、欲求ではない」(p36)

「あなたが選ぶことができるのは、自分の行動だけであり、あなたの行動はすべて欲求を満たすためにあなた自身が選んだものなのです。」(p57)

うまくいかない時に考えてみるといいなと思った質問。

「相手の欲求を満たすためにあなたができることは何ですか?」(p59)

これには自分の欲求も満たすこと、自分の欲求を知ることも含まれるので実は自分の深淵に触れることになる。

交渉を成立させるためには、柔軟であることが必要。
お互いがWIN&WINになるために。

「理想の世界に配偶者をとどめておく唯一の方法は、お互いがお互いの欲求を充足できる人間関係を築くことだけなのです。」(p96)

過去に目を向けて生きるというのは、バックミラーを見ながら運転し続けるようなもの。
そりゃ危ないし、目的地にはつくのは相当難しい。

「未来という前方の道路を見ながら、自分のできることに焦点を合わせることが大切なのです。」(p120)

人生も、結婚も、今日一日をどうすごすかも、すべて選択。

じゃあ、何を選択する?



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2012年01月22日(日) 篠原鋭一『もしもし、生きてていいですか?』★★★☆☆


篠原 鋭一(長寿院・住職)『もしもし、生きてていいですか?

メモ。

私たちは決してひとりではない。
ひとは、ひとと係わり合いながら生きている。

そして無常。
常ならず。何事もいつかは移り変わる。
だから今どれだけしんどかったとしても、いつまでも続かないから。

と和尚さんはおっしゃいます。

「人間がもっとも辛いのは、自分がここに存在していることを認めてくれる人が誰もいなくなった時だから」(p14)

アドラー心理学を思い出しました。一人でもいい、勇気づけが出来る人がいれば、と。

孤立が自死を後押しする。

「打ちのめされ、苦悩から自分を見失い、この世から消えてしまいたいと思っている時、そばにいて支えてくれる人、苦しみを理解してくれる人、関心を寄せてくれる人がいれば、自死はしません。」(p85)

選択理論でいう「愛所属の欲求」が満たされていることがいかに重要かということ。

和尚さんが講演などで教えて子どもたちにほしいと語っていること。
「人間は人に迷惑をかけないでは生きていけない。
だから人からの迷惑も喜んで受けなければいけない。」(p101)

ひきこもりの青年、放置の親からの相談。
和尚さんが提案したのは、彼に人生の設計図を書いてくること。
そして、短い距離から外出することで達成感を積み重ねること。

「何事も十年続ければプロになるんです。二十年やれば達人になる。
これは本当です。」(p134)

「そう、苦しみというのは、必ずしも人生を不幸にする要因ではなく、苦しんだことがかえって人生を豊かにすることもある。」(p161)

「体験は修行じゃない。」(p165)

「本当の修行というのは、あなたが今いる場所で行うもの。
あなたのいる場所こそが修行道場なんだ。」(p165)

今、ここ、自分。



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