経る時・・・

もくじかこみらい

日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて 日目です。


2007年07月31日(火) 放射線治療24回目

リニアック24回目

いよいよあと2回。踏ん張りどころ。側頭部はツルッ禿。
本人的にはあまりに気ならないのだが、エレベーターで乗り合わせた人等が、
ギョッとしているのがわかったりするので帯帽している。暑い。

主治医から呼び出しがあり退院療養計画書を渡されて説明を受ける。
極めて順調。新宿の本院・放射線科と荒川区尾久の東医療センターの脳神経外科を
受診しながら数年にわたり経過観察とのこと。

まあ、たぶん死ぬまでだろうけどね。

わしゃ死なんよ(^^;)

3度も、死に瀕する手術して、目玉一つ失って生きてるんだから。
根性で生きてやる(フッフッフッ)


2007年07月30日(月) 放射線治療23回目

リニアック23回目

かなり右眼のまぶたの辺りが、刺すようにいたい。

軟膏を処方されるが、眉毛の中も痛いので効果薄。
眉毛剃るわけにもいかないし。真田さんになってしまう(^^;)

主治医に診断書の依頼をする。


2007年07月28日(土) 外泊5回目

治療計画の変更で退院が伸び、外泊も5回目。

まあ、白血球の減少もなく、マスクなしで外泊。

おくさんと一緒に、高速道路でETCテスト。問題無し。


そして、蕎麦屋で食事。他サイト参照のこと。


2007年07月27日(金) 放射線治療22回目

リニアック22回目

副作用多し。眉の辺り、激痛。針を刺されたよう。
そりゃ、放射線で火傷というか、被爆してるし。

ドクターに言って、軟膏を貰う。

放射線照射領域は既にツルツル。

帽子買わなきゃなぁ・・・


2007年07月26日(木) 放射線治療21回目

リニアック21回目

足立の花火大会のため、家内がダッシュで家に帰ったらしい。
おまけにバスが使えず、逆コースで自宅入りとのこと。

病棟内でのお風呂トラブル発生。
午前6時から予約なのに、4時台から予約ボードに書く人がいる。
僕ともう1人で苦情を言ったら、言い訳をする。

そして、あくまで6時だという。

建前と現実。ダブルスタンダードでは困るのだ。
ルールは、ルール。守るべき。

まして、20歳近くも年下の娘にタメ口きかれては、腹も立つ。

好きでこんなところにいるのではない。
病気なのだ。死に臨している人もいる。

すこし、考えてほしい。みんな苛立っている。

結局、予約方法を変えたらしいのだが、その後、二転三転。

まあ、もう退院するから、僕にはどうでも良いのけれど。

今回は、僕らが正しいのに悪者だな・・・(苦笑)

ここのフロアの婦長の教育が悪いんだな・・・ きっと。



2007年07月25日(水) 放射線治療20回目

リニアック20回目

特に何もなく。順調に治療が進む。


2007年07月24日(火) 放射線治療19回目

リニアック19回目

42年前、腸重積症で、生命の危機に瀕していた日。
生後40日で手術。一命を取り留める。

どうやら、治療計画の変更で、25回で完了となるようだ。


2007年07月23日(月) 放射線治療18回目

リニアック18回目

副作用は、まだ、脱毛程度。


2007年07月21日(土) 外泊4回目

結局、脱毛と額の発赤程度しか、副作用はなく、自力で帰宅している。
白血球の減少もなく、至って健康だ。

偶然ではなく、きっと放射能耐性と、身体が大きかったせいもあるだろう。

事実、先週の外泊時に隣のベッドの人が、白血球減少で他界している。



・・・・・・

しかし、5月以来、ほとんど家を空けている。
違和感というか、気持ち的に寂しい。

結婚前は、独りだったんだから、大丈夫なはずなんだけれどね・・・



2007年07月20日(金) 放射線治療17回目

リニアック17回目

午後1時、医師回診中、面会者ありと・・・

従姉妹の則子さんと京子さんであった。

従姉妹といっても、僕のおしめを替えたような人で・・・

お見舞い等いただく。調子が良くないところ、無理を押してきてくれたのだろう。

有り難い。




2007年07月19日(木) 放射線治療16回目

リニアック16回目

□回診

大きな副作用が無くて何より。どうやら、放射線に対する耐性は強いらしい。

僕の治療後、放射線の治療器が不調。ラッキー。


2007年07月18日(水) 放射線治療15回目

リニアック15回目

採血あり。脱毛多し。

三橋教授来る。額の発赤について。日焼けのようなもの。

さかいさんは、色白で、もち肌だから酷いねと(^^;)


2007年07月17日(火) 放射線治療14回目

リニアック14回目

□回診

さかいさんは、とてもうまくいっている。このまま、治療計画通りに行くのではと。

夕刻、さらにドクター来訪。とても順調とのこと。


2007年07月16日(月) 再び病院へ。

今週末の外泊は厳しいかなぁ・・・
体調的には、問題無いようだが・・・

帰院後、ドクターに会う。
脱毛は、気にしなくて良いと。


2007年07月15日(日) 髪の毛が抜ける。

台風4号の為、自宅に缶詰。
水源地には、恵みの台風だったが、死亡者も出ているようなので痛し痒し。

昨晩あたりから、放射線治療の副作用で髪の毛がかなり抜け始める。
短くしてあるからこの程度で、女性とかだったらゴッソリ抜けるね。

亡父が、抗ガン剤治療をしたときにもゴッソリ抜け、父は髪の毛をやはり短くして
しまった。短いと摩擦抵抗が少なく、余り抜けてこないのだ。

まあ、時間が経てばまた生えてくるでしょう。


2007年07月14日(土) 外泊3回目

今回は、6時台に病院を出て、8時過ぎには自宅に着いていた。

帰宅後、今度は、手術をした「東京女子医大付属東医療センター」へ診断書を取りに。
出来上がりが遅くやっと出来た。

先に会計を済ませようと、外来棟に行くと、眼科のK先生とばったり。
僕が元気なので安心したようだ。


帰りに、「山惣」にてランチ。

が、今回から駐車場が変わったのだが、たいした段差でもないのに、マーチのフロント
スポイラーを擦る。低いんだな〜。まあ、下側なので目立たない。

台風が来ているので、買い物をして早々に帰る。


2007年07月13日(金) 放射線治療13回目

リニアック13回目

アレルギーはかなり治まり、ホッとしている。

前出のポララミンの追加をいただく。


2007年07月12日(木) 放射線治療12回目

リニアック12回目

医師回診。皮膚湿疹を指摘される。ほぼ全身。

・デパケン(痙攣防止・てんかん発作防止)
・カルナクリン(網膜循環障害改善)
・メチコバール(末梢神経障害改善 B12)
・ダーゼン(消炎酵素薬)
・ガスターD(胃酸分泌抑制)

とかなり飲んでいる。放射線をかけているので、どれかがアレルギーを
起こしているのだろうとのこと。

一応、ポララミン(抗ヒスタミン)という薬をもらう。

採血の結果、週末の外泊は、オーケーとのこと。




2007年07月11日(水) 放射線治療11回目

リニアック11回目

朝、採血

風呂と放射線がバッティングしたので、先に風呂。


今日の照射から、かなりの変更。途中で医師が来て確認。
眼球等、避けなければいけないところから離れているらしい。


2007年07月10日(火) 放射線治療10回目

リニアック10回目

今回も複数箇所照射。写真撮影も。

医師回診で、そろそろ脱毛してもおかしくないと・・・


午後3時 家の向かいのY夫妻がお見舞いに来る。
ご婦人が、ここ「女子医大」にかかっているのだ。


夜の回診。

「さかいさんは、放射線とかには強い方。弱い人だとかなり早く副作用が出る」
と仰っていた。まあ、そろそろ、副作用は出るだろう。


2007年07月09日(月) 放射線治療9回目

リニアック9回目

今回より、3回照射 角度も変更。

どうやら、眉間あたりにも侵襲していた腫瘍の辺りに放射線をかけたいらしい。

失明した右眼球の辺りも範囲。


2007年07月07日(土) 外泊2回目

今回は、独りで帰ってきてしまった。

荷物も少なかったし。

午後から、いつもの、「とむ・ぶらうん」でランチ。そして、おくさんと買い物。


2007年07月06日(金) 放射線治療8回目

リニアック8回目

もう、治療半ばに差し掛かり、治療に慣れてきたところ。

治療自体は、数分だが、病室での待ち時間が長く暇。とても暇。

思ったよりも経過は順調で、月末ではなく、25日前後には、退院のめどが立つようだ。


2007年07月05日(木) 放射線治療7回目

リニアック7回目

眼科にかかる。

かなり厳しい状況。一般的には、見えなければ、失明なのだが、医師というのは、
科学的に失明だとか、そうでないとか、理屈を言うのだ。

瞳孔が光を感じなくて、何も見えなければ、失明だよ。


精神的にも辛いんだから、気持ちを逆撫でするんじゃない。
変に期待を持たされるより、死刑宣告の方が納得が行く。

何億分の1の奇跡を信じるほど、気持ちに余裕はない。


夜、放射線科の医師が来る。

東医療センターの眼科の先生も、回復の見込みは極めて薄いとの意見。

脳の治療優先で、眼の症状は固定させることに。


2007年07月04日(水) 放射線治療6回目

リニアック6回目

採血あり。

白血球数とかの測定?

額に湿疹ができている?


2007年07月03日(火) 放射線治療5回目

リニアック5回目

ほぼ失明確定の右眼球の付近にも放射線を照射を躊躇しているとの医師の弁。

実は、眉間のかなり下の方まで、腫瘍のの浸潤は進んでいたのだ。

眼科診療のあと、判断することに。


2007年07月02日(月) 放射線治療4回目

朝、教授の三橋教授の回診。5年生の生徒もたくさん。

回診のあと、生徒に対して、髄膜種を判定する、症状の特定はと生徒に問うて、
生徒沈黙(^^;)

まあ、こうして学んでいくのかねぇ・・・ こういう臨床経験が活きてほしいなあ。

答えは「鬱血乳頭(眼球)」「吐き気」「徐脈」です。

リニアック4回目


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