経る時・・・

もくじかこみらい

日が経ちました。「経る時・・・。」を書き始めて 日目です。


2006年09月13日(水) 転機

ほくが、おくさんのことを意識し始めたのは、かなり早くて、1995年の
ヤマトパーティーで初対面。1995年の忘年会オフで会って、新年会での救急箱を
依頼されたのが、話すきっかけだったような気がする。

新年会お泊まりオフでもずっと見ていて、確か、この時、彼女が喘息だと気がついた。
帰り道は、東京駅まで送っていった。

その後、彼女が上京するオフは、無理してでも参加した。

メールでも、パソコン関連の交流はあった。結構、煩雑にメールしていた気がする。

彼女に対する気持ちはあったのだが、会社の状態が悪くもう人生は投げていた。
平成8年には父がガンを罹病し、オフ会から遠ざかる・・・。

秋のヤマトパーティーには、参加したがとても楽しめる気分ではなく・・・。


その晩・・・。ヤマトパーティー等で配った写真のお礼とともに、

「相談に乗るなんて大それたことはできませんが、お話しを聞く
くらいでしたらできますから・・・」

と、彼女からの言葉が・・・。

数日前、僕と3歳くらいの時からの心友であるTからも、同じような言葉を
言われている。涙が出た・・・。


平成10年。父が他界した。そして、取引先も倒産・夜逃げした。
苦しい中、何故か、ヤマトワールドへ行き、帰りに、彼女のところへ寄っている。
彼女のお父上も病気になり、相談を受けたのだった。

この頃は会社も苦しい上に、精神的に苦しくて・・・。
でも、精一杯のことはしてあげたかった。力になりたくて・・・。

この後、あまり会うことはなくなってしまい、日々に疎しかと・・・。

2000末〜2001年にかけて、サークルを引き継いで運営することになった。
というより、トラブルの解決に終始し、その過程で、恋愛もすることになったが・・・。

恋は盲目。人の中身までは見えなかった。思い出すのも酷い結末。
でも、自分からピリオドを打つしかなかった。持ちこたえられなかった。
その後2年も苦しみ・・・。この日記を書きつづっていた。
投げつけられた言葉のナイフはなかなか抜けなかった。


でも、転機は突然に。

彼女の方から突っ込んできて、衝撃で、僕の心に刺さっていたナイフは取れてしまった。
そして8年越しの、僕の恋は成就することになった。

お互い、相手の気持ちが見えていなかった(笑)

それが、3年前の今日。9月13日。想い出の日。


2006年09月08日(金) いつの間にか20万アクセスを超えていた。

日記を書き始めたのは2001年の11月のこと。
自分の中では押さえきれなくて、日記に叩きつけていた。自分の気持ちを。

日記など書いたことのなかった僕が、今は、4つの日記を書いている。
そのうち2つは不定期だが、もう2つはだいたい毎日書いている。

文才などないが、書き続けていれば慣れてくるもので、今では、ブライドタッチも
お手の物だ。副産物というか、けがの功名というか(^^;)

日記が元で、苦しんだり、血を流したり、そして結婚したり。
僕の人生でもコアな部分がここには詰まっている。

嫌なことも、想い出も、辛いことも。

でも、この日記があるからここまで来られた。
20万アクセス。一つの節目だが、いつまで書き続けられるのだろうか・・・。


2006年09月05日(火) 健康なときも病気のときも・・・。

これは、一昨年結婚したときの聖婚式での一節。
おくさまが、キリスト教徒なので、式は日本聖公会の聖婚式で行いました。
結婚式ではなく、「聖婚式」と呼ぶらしいです。信徒の場合。

僕自身は、真言宗豊山派の檀家の檀徒継承権を持つ長兄なのだが、
キリスト教式で、結婚式を挙げることには全く抵抗はなかった。
というか、おくさまが、キリスト教を信仰しているのは以前から知っていたので、
当然のことだと思っていた。


さて・・・。

今日は、おくさまが手術の日。僕が今年の5/9に脳腫瘍の大手術をした同じ病院。

まさか同じ年に病気で手術なんて・・・。

ここで引用。

□序式
「この結婚について支障があることを知っている人は今申し出てください。」と
会衆に言い、さらに結婚する二人にも繰り返して訊きます。

□同意
「__、あなたは、__と結婚して夫婦となり、生涯その神聖な約束を守ることを願いますか。 
又この女を(男)を愛し、慰め、敬い、健康なときも病気のときも、この女(男)を守り、
命の限りこの女(男)との結婚に忠実であることを願いますか。」

「はい、願います。」

□誓約 
 「神の定めに従って、私はあなたを妻(夫)とします。今から後、幸いなときも災いのときも、、
豊かなときも貧しいときも、、健康なときも病気のときも、あなたを愛し、あなたを敬い、
あなたに仕え、あなたとともに生涯を送ります。今、これを約束します。」

と、正式な聖婚式は、このように進むのだが・・・。

いきなり病気とは・・・。ちなみに厄年なのでそれもあるかもしれませんσ(^^;



今日、手術の報告を義母さんにしたとき、「病気の時も・・・」の一節を
言われて聖婚式の聖書の一節を思い出した・・・。

親元から離れた今・・・。支えてあげられるのは僕だけなんだな・・・。

相性は100パーセントに近い。喧嘩すらしたことがない。
いつも支えて貰ってきた。まだ、こっちも完治していなく無理が効かないが、
これからも支え合っていかなければいけないなと、今、改めて思う。


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