恋と呼ぶにはあまりに救われない気がして仕方ないんだ(ガク姫)

とても、暗く、深い、闇に飲まれそうになったらいつも、君を想い出す。







自分で言うのもなんだけれど、俺と君とはまるで正反対の存在だ。

死んでいる者と生きている者。

そんな根本から違っていて。だけどそんな単純な事以上に違いは数え切れない。
君はいつも、誰をもを明るく照らしている。
油断をしたら、いつだって闇の方へ向かってしまうかもしれない俺達を繋ぎ止めるのはいつだって君の存在だ。

好きになった理由なんて、そんな野暮なことは聞かないで欲しい。








恋と呼ぶには少し違う気がして、俺はこの気持ちを愛と呼んだ。
2006年05月20日(土)

紡ぐ心言葉(ガク姫)


ガクリン


彼女にそう呼ばれるのが好きだった。
だけど本当はそのまま「ガク」でもなんでも、呼んで貰えるならそれで良かったんだ。
ただその呼び方が「良い」と思ったのは、彼女だけがそう俺を呼ぶからだ。


ガクリン


妙な呼び名だって彼女に掛かればかわいらしい響きを帯びるんだ。それは多分に惚れた弱みも相俟って。


ガクリン


心に広がるのは幸せなんだ。
2006年05月04日(木)

雑煮 / オレ君