気分刊日記

2005年07月31日(日) ブラック・ジョークは死語か?

 ここ何年も、夏冬問わず昼間は薄暗くクーラがギンギンに効いた会社に籠りっきりだったせいか、なんか皮膚が弱くなっているようで、久しぶりにお日様の照る街を流して、ちょっと日焼けしただけで皮膚が熱もって体がだるいです。全く、ひとがちょっと外に出なかったら、世間の紫外線はプチ放射能並みになってるんだから。中途半端な日焼けを繰り返して、体温が上がったままで冷却機能がおちてボケた頭のクールリフレッシュすらままならないなんて、レーガンの皮膚がんよりもたちが悪い。

月末という事もあり、映画の帳尻を合わすために出かけたのですが、あまり考えないで済む映画を2本観に行ってきました。『亀は意外と速く泳ぐ』『おまけつき新婚生活』の多分コメディーを2本。

前者は、宮沢章夫の後を引き継いで数年前迄シティーボーイズなんかの舞台の作演出をやっていた、三木聡監督。構成作家としての関わったTV番組をあげた方が最近の人にはわかりやすい(公式ページ参照)。で、おまけな話として、そのシティーボーイズのライブを今単としている細川徹という人、この人の舞台も観に行った事があるけどまさに”きたろうが生き生き出来る舞台”。つまり微妙な緩さい温さ。ただ、初期の舞台「男子は黙っていなさいよ(1)」だった事もあってまだそのスタイルが完全に固まっていなかったようで、どちらかと言う緩さと温さの負の部分“ダルさ”が先行していた。

さて、2本目は街のフリーペーパーで当たったチケットで行った『おまけつき新婚生活』。これはある意味、バカ映画サルベージ精神で赴いたんですが・・・バカ映画というかなんて言うか。観に行くちょっと前に気がついたのは、この映画はダニー・デウ゛ィート監督という事。普通の人にはシュワちゃんと共演した「ジュニア」だったり、「バットマンリターンズ」のペンギンだったりと覚えはいいはず。

プロデューサーとしてもかなり目利きで、今回主演したベン・スティラーの監督作『リアリティーバイツ』や、『パルプフィクション』なんて作品にも名を連ねている。

ただ、監督としての彼、特にコメディと思われる作品は微妙なものが多いのだ。例えば、『ローズ家の戦争』はまだブラックで許されるのかなぁ。前作の『デス・トゥ・スムーチー』はロビン・ウィリアムスとエドワード・ノートン主演にも関わらずビデオスルーだったのも宜なるかな。今回もある意味笑えない、というかブラックな割合が80%で観終わった後に嫌な物が残るというか、ちょっとした残尿感があるんですよ。そのせいか、劇場も渋谷のアウトロー“シブヤシネマソサエティー”、新宿は昭和館の跡地に建った“K's CINEMA”。

幸か不幸か、一度K's CINEMAに行ってみたかったので今回は新宿で鑑賞。どう考えても昭和館の跡地、近所にはポルノ専門館がある柄の悪い所に女性の来れる映画館を!というかなりチャレンジャーなポリシーで建てられたこの映画館。中は、なるほどとても清潔でシャレている!待合室もシャレたカフェテラス風で恵比寿のガーデンプレイスっぽく、場内への動線はアミューズCQや有楽町シネカノンっぽくて女性向き。

ただ、さすがに最近は女性向きの作品なんて選んでる余裕が無くなって来たのか結構色々かかっている。でも、なんとかVシネの様な昔に戻るような事だけはしまいと一線を引いて踏ん張っている様だ。別に私には何の力がある訳でもないし、1回しか行った事が無いけど応援してあげたいいい映画館だと思った。あとは、もうちょっとあの周辺の町並みが変わればねぇ・・・。

 『亀は意外と速く泳ぐ』
 『おまけつき新婚生活』imdb



2005年07月25日(月) 温めの夏

 行ってきました、「姑獲鳥の夏」ああ、実相寺実篤。



2005年07月23日(土) 飛んで火に入る夏の虫

 今日は地元の花火大会なのですが、世間は地震で電車が止まってにぎわいも半減している様子。それでも街には浴衣カップルがわんさか、道路と駐車場は渋滞満車。バイクで二ケツの後ろが浴衣の女性とかもいて、風流なんだかなんだか。そこ迄してなぜヒトは火の粉に集るのか・・・。

まあ、一人で風邪引いて自宅のベランダから眺めている私の僻なんですけどね。でも、今年は打ち上げ位置が良かったみたいで、高い位置の花火は結構よく見えました。ウチの地元の花火大会は川の中州の位置によって毎年打ち上げ位置が変わるんですよ。で、高いビルでも見えたり見えなかったりすのだ。

ま、そんな事はさておきこうも花火に集まる人を見ていると、ふと、思ってしまった事があるんですよ。

 ここでテロやったらシャレてるけどシャレにならんな・・・

いや、隅田川とか荒川レベルの花火大会で爆破テロが起こったら凄い事になるんじゃないだろうか?ただでさえ警備が困難で、以前も江ノ島で人災で大変な事になっていたでしょ。爆破テロなんて起こったら人花火が打ち上がるわけですよ、真っ赤な。しかし、イスラームな方々がそのような風情を演出できるとは思えないので、妄想で終わるといいですね。

えっと、真心ブラザーズは復活したんですか?

  星里もちる の『ルナハイツ』が安田美沙子で映画化って、セクシーシーンて言う話でしたっけ?



2005年07月19日(火) 売れると荒れる

ああ、ショコタンが芸能プロフィール刑事に出てますよ!でも、ウチのテレビがボロいのか、中川翔子がヤバいのか・・・肌とウエストが・・・。お隣の眞鍋さんもちょっと最近少しは回復したみたいだけど。可愛さ余って憎さ100倍!!ただ、番組が完全に中川さんに食われていました。

で、昨日は音箱登竜門にショコタン(コチラはハマショー)浜田翔子が出てたんですが、歌歌ってました、それもかなりヤバメです。鈴木あみを歌っていたので少しは誤摩化せそうなものなのですが・・・酷かったわ。

先々週のグラビアは、ヤンサンがコマっちゃんヤングアニマルがハマショーと言う幸せな週でした。今週は、ヤンサンの後ろのグラビアが長谷部優(doreamの最古参)なのが楽しみです。

ここ一・二年ピンで売り出した優ちゃんですが、チャンネルavex辺でやっていたオーディションの頃から観ておりますが、まだ19ですか?初期メンバーの松室さんが脱退当時既に20代初頭だったので、やっぱりおもりに疲れたんですかねぇ。優ちゃんのお馬鹿さ加減は、パパパパPuffyでも凄かったもんね。でも、岩佐真悠子に似てるって言わないでね、芸歴は優ちゃんの方が長いんだから!



2005年07月17日(日) 暑さの為脳機能停止

 はぁ〜、3連休だったのに全く映画に行きません。今日なんて、超真夏日に家から一歩も出ないで、フローリングの床に寝て暑さしのぎの引きこもり。連休初日には駅前には皆で海だ!って感じの学生たちのワゴン車が大荷物積んで和気あいあい!スーパーに行けば、箱でビールやスナックをかごいっぱいに積んだ買出し部隊がこれまた楽しそう。

駅前なんかに浴衣が多いと思ったら東京競馬場の花火大会があったってんで、いいっすねぇ!街中浴衣ガールが溢れてますよ。それを横目に近所の府中で男二人で焼肉飲みっすよ。21時位に2軒目、花火が終わったので団体がドット飲み屋に押し寄せ、更に味スタでやっていた試合が終わったらしく、店にはFC東京のユニフォームを着た家族連れがちらほら。

トイレで、ユニフォームを着たガキを捕まえて「今日勝った!?」って聞いたら。「勝ちましたよ!4-0で!!」ってきちんと返答。なに、ディフェンディングチャンピオン横浜相手に4-0の大勝かよ。お父さんはさぞビールがうまかった事だろう。それに、今日は味スタファイアーナイト。ここでも花火が見れて、FC東京ファンには最高の晩だ。

で、来週は三多摩でも1・2の規模を誇る調布花火大会2005です。浴衣のギャルが街に溢れるのはうれしいのですが、マイタウンの風紀が極端に悪くなるのが玉に瑕です。

あ、最後に岡村ちゃんなにやってるんですか、全く!吉川君も心配してるだろうし、尾崎さんも天国でお嘆きですよ。



2005年07月11日(月) ぐるっと回って

 先週末はまたまたグタグタでなんもしてなかったですよい。ぶっ壊れたDVカメラを修理に出したらベース1万6千円もかかるって言われて、最悪ヘッドがいかれてたら倍以上みたいな事言われました。もう、10年位前に買ったSONYのOEMで京セラ製。旅ガラス回顧録(「道祖神といっしょ」(仮題))でも書いてみようと思って、ついでに動画と音も載せちゃおうなんて思っていたのですが、頓挫中。

で、週明け職場でほとんど仕事してなかった今日はこれまた早引けして、改装したばかりの日比谷のシャンテシネで『アルフィー』とか見てきました。公開三日目、入りは半分弱って所です。映画の話はまた別腹でしますのでご了承。

 『アルフィー』imdb

さて、今月に入ってから、帰宅後にはツール・ド・フランスを見る事が多かったので気がつかなかったが、sakusakuのジゴロウさんはデザイナーとの版権問題が勃発して降板になったのね。新聞にも載っていたんだって?気がつかなかったよ。→資料1(佐々木ゆう子とか、井手コウジとかない)・資料2資料3(あんた偉いよ!)

で、今日新キャラとの掛け合いを見たんだけど・・・ダサイ。基本的に黒幕さんは同じなんだろうけど、ビジュアルがダサイ!いくらカエラちゃんが可愛いくても、TVはビジュアルあるありきです。いくらトークが面白くても、あのキャラのダサさは(私には)無視できないマイナス要素です!!今後は、カエラちゃんのオチャレ確認はしても番組を見る事は激減するでしょう。まあ、IZAMのsakusaku観なくなったのも、単純に女の子がMCじゃないって言うのと、キャラのセンスがいまいちだったのと、個人的な理由なんでね。

カエラちゃんの契約を1年のばした事が、こんな形であだになるとは・・・。昨年から、権利闘争があったという事らしいので、DVDの発売延期もそれが理由なんだ。って、多分そんなのはこのネットの世界や2chの世界ではとっくの昔の常識なんだろうけど、私は最近知ったと言うことで覚え書きですよ。

あと、最近『考えるヒトコマ』(中川翔子も出演中)にも出ているケンドーコバヤシが、なんだか木村祐一のポジションを伺っている気がするのは私だけでしょうか?

また、『やりすぎコージー』が、「CMコージ苑」(TV東京)と「天使のUBIGE」(CX)を足したような番組に見えるのは私だけでしょうか?・・・しかし、吉本はある意味ジャニーズに迫ってるよな。先週から続きとなる、芸人格闘技は、最近よくある企画(昔、テレ朝の深夜『リングの魂』”芸能界柔道王決定戦”以来の企画)でも、出場者が異様に強そうorマジで強いメンツなので、試合がマジで面白いです!!そう言えば、最近はサッカー関係でも、元県選抜とかベルディーユース言う芸人も多いのですね。

最後に、橋本真也急死はショックです!俄プロレス・ファンですが、蝶野・武藤・小川・長州・大谷、辺りのコメントは注目しておきたいです。改めてご冥福をいお祈りいたします。



2005年07月07日(木) 限りある生き物ですから

 なんだか、だんだん世の中が住みづらくなって来ています。と、言うか自分がズレてるだけなんだけど。ここのとこを理解できないと、自殺とか、刺殺とか、はた迷惑で短絡的な行動に走ってしまう訳ですよ。生きるのと死ぬのなんて単純に考えても死ぬ方が簡単な訳ですよ、物理的には特に。意思決定は、一人だとかなりの決心と言うか決断力を要する人も入れば、衝動的に行う人もいたりしますが、集団でする場合は人見知りの私にはかなり信じられない手段です。

だからと言って、一人で決断する勇気はないです。衝動的って言うのも先ず無い、特に最近、こう、自己嫌悪とかはあっても良くも悪くもエモーショナルな瞬間がほとんどない、かなり鈍目の精神状態が続いているし、もとから客観的というか醒めた目線で自らを見る習性がついているので、自殺なんて簡単な方を選ぶのはプライドが許さない。

でも、生きてく上で出来るだけ手抜きして楽な、簡単な方を選ぼうとする習性も無きにしもあらず。そう、人間て矛盾した生き物だってことがわかっているから、『しょうがな』って言葉のオールマイティーさを粛々と受け止めて時間の流れに身を任せている訳です。そう考えると“のいるこいる師匠”はある意味哲学ですよ。

はて、何が言いたいのやら私は。

なんだかまた、周りで所帯を持とうって知り合いが出て来たようで、もう脱帽ですよ。ええ、私がいつまでたっても殻に籠っているお子様な訳ですが、三十路を超えてまでなお自分さえ理解できない、または、あまりの器の浅さに他人様を受け止める容量が無いと心得ているものですから。

なんだか、男性にしても女性にしても自分が出会う人はなるべく幸せ、というか良好な人生を送ってもらいたいと思うんですが、そこに自分が関わる事でマイナスが生じる、もしくはマイナスな自分であるが故に、相手の気分を害してしまう、また、気分を害してしまう自分に自己嫌悪でマイナスのスパイラルに陥るのが怖い訳です。

これを言い換えると自分が傷つくのが怖いとも言いますが、まあ、人間の考えている事なんて、主観を換えれば幾通り、言葉を換えればまた幾通り、そしてそれを理解する側の理解力のレベルでまた幾通りもあるんで、なんとでも言ってくれって感じです。

とにかく、なんだ、私には出来ない事をしようってその勇気に乾杯。そんな訳で子供が出来たそれはまたもう神々しいばかり。でも離婚とかしてもほめません。だってそんな物はとっくの昔に見ていますから畏怖の対象たり得ません。むしろ、不倫の末子連れで再婚とか言う荒技、荒波をかましてくれる方がいたら、スタンディングオベーション!国際結婚だったらおひねりの一つでも投げちゃいます。

さて、何の話をしてるんだ…?



2005年07月06日(水) バイオリズム低下前

 つゆって言うのは、鬱病の人なんかは病状が悪化する季節だったりする訳ですよ。実際多くの方が自らの病状をBlogで綴っていたりする訳ですよ。ご苦労様です。嫌ホント、大して変わんないもんおいらだって。

今月もそろそろそんな兆しが出て来ているんで、吹っ切ろうと思って水曜1000円のアミューズ系列。ミューズCQN『逆境ナイン』観てきました。

なんと我が家に絶版の徳間書店版(1998年版のでかいやつ)があったのですが、全3巻のところ2巻迄しかないので、予習も中途半端。ついでに同じく徳間版の「無謀キャプテン」なんてのもありました。更に、調子こいて小学館コミックの「炎の転校生」もありました。でも、「燃えよV」と「風のダン」は売っちゃったんだよね。

さて映画はと言えば、別の所に書いてあるのですが端的に言うと、下手っピでダルいです。わしゃずっと堀北真希ばかり見てました。だいたい作品中96%位(学園のシーンじゃなくても)、全力学園女子制服=袖口と襟にチェックの縁がある白のブラウスに、同じチェックのネクタイ、なんか変わった感じのチェックのタイトスカート。

で、終止ブラウスなんだけど、雨に群れたりしても絶対ブラ線見えないんスヨ!?そんなとこにずっと注目できてしまう程度の映画です。

 『逆境ナイン』



2005年07月03日(日) スポーツ花盛りフランス

 週末にウィンブルドンが終わり、それと前後してツール・ド・フランス2005が始まり、日曜の夜中にはF1フランスグランプリで佐藤琢磨が11位完走。ツールは7月24日までの21日間での長期戦、その間に全仏が始まるんですよね。

私が初めてヨーロッパに行ったとき('97)、ベルギーのユースのラウンジに大型画面があって、ちょうどテニスとサイクリングが流れていたのを思い出す。その頃、まだ日本でもサイクリング・スポーツの分野は知名度が低かった(フジTVの深夜で放送していたような気がするけど)ので気にはしていなかったけど、ご当地での人気は凄い物でした。

だって、当時既に引退してはいたけど私の好きだった元F1レーサー、アラン・プロスト(フランス出身)が市民参加のコース解放に子供のような笑顔で、Myチャリ駆って参加していたのが印象的。

こんな唐突に自転車レースの話題が出る程ミーハーな私ですが、もちろんSWの事は忘れていません。でも、先先行・先行上映に行く程の思い入れが無いんですよ。その代わりと言っては、エピソード2では無かった(・・・よね?)ペプシ・ボトルキャップ・キャンペーンにまんまとはまっております。ええ、少なくとも1.5ダースのペプシが我が家にあります。

でも、今回は盲キャップの調子がなかなで、ターゲットのグリーバス将軍とジャバ、ヨーダはGET済み。ダースベーダーを目指すと、かなりロスが出そうなんでただいま検討中。

で、SWは行かなかったけど日曜日に『バットマン ビギンズ』『ダニー・ザ・ドッグ』のモーガン・フリーマン尽くし!「ミリオンダラー・ベイビー」を含むとモーガン祭り?どちらも可もなく不可もなくと言った所だけど、ちょっと不可に近い。

 『バットマン ビギンズ』imdb
 『ダニー・ザ・ドッグ』imdb


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