声の音

2004年10月24日(日) 人と人の間で

人の合う合わないは第3者がどうこうすることではありませんが。

友達にSちゃんと、KGちゃんがいます。
二人ともそれぞれに楽しく、尊敬できるところもある
良い友達です。
SちゃんとKGちゃんも、お互い良い友人、仲間として
もう随分長く付き合っているのですが。
このところ、ちょびっと不協和音。

KGちゃんは、Sちゃんを怒らせるんじゃないかと気を使いすぎ、
SちゃんはそんなKGちゃんの気遣いがもどかしく。
決して仲が悪いわけではなくて、
本当に「合う」「合わない」なんですが。

以前クラブをしていたときなら私たちのほかに
同じ回生が3人いて、本当に絶妙なバランスだったんですが
今3人は、どうしても仕方なく遠いところで
必然で私を含めた3人で合うことが多くなり
6人でなら気にならなかったお互いが
妙に気になりだしているようです。

私はどちらかというとSちゃんに感覚が近いので
Sちゃんの愚痴?をよく聞くことになりますし
KGちゃんは、Sちゃんがどう思ってるかを
私に聞いてくることになって

…間の私も若干疲れ気味です。

お互い、決して嫌いなわけではなく
どちらかというと「家族」に近い感じで
他の人にお互いが悪口を言われたら許さない!という
スタンスではあるので
間に私が入って、スムーズに行くことが出来るなら
そうしたほうが良いと思うのですが
私も年がら年中調子が良いわけでもないので
時々とても、しんどくなります。

それで、他の人に当たるくらいなら
二人のことを離れて処理するのが良い方法だとは思ってるんですが。
身近にくると、美味く対処できません。

ちなみに他の人に当たった結果ではありません>Hさん
まぁ、見てないと思いますが。

とりあえず、水曜までに充電をしていきたいと思います。



2004年10月19日(火) たどる一年

別れてから速いものでもう半月以上です。
思っていたよりも思い出さなくなるのは早くて
仕事やオフにも余り影響は出なかったし
今も元気よくすごしてます。

でも不意に、思い出すのはとめられず。

出会ってから、一通りの季節を一緒に過ごしました。
海で花火をしたり、紅葉を見に行ったり。
今年は友達と花火をしました。
道端で金木犀を見ました。
友達と、紅葉の話も。

一緒に過ごしたクリスマスも初詣も
来るたびに思い出して、やはり哀しくなるでしょう。
もう一緒に行くことはないんだ、過ごすことは無いんだと。

思っていたよりも元気なはずなのに
思っていたより染みとおる様に
彼の人がいない寂しさを感じます。

もう来るはずは無いだろうメールが
もしかしたら、と思いながら確認することもしょっちゅうです。

自分でも意外なほどに
1年間、余り会えてなかったと思ったのに
それでもしっかりと私の心に根を生やしていたみたいです。

思っていたよりも元気だと思っていたのに
ある漫画を読むのが辛くなったことに気づきました。
主人公の恋人が、「あぁ、彼の人に似てるな」と
思ったようなキャラクターだったから。
とても好きな作品だけど、読むのが今は辛いです。

早くもっと時が過ぎて、
新しい記憶で行事を埋め尽くしたい。
今はタダ、そう思います。



2004年10月10日(日) そのときの顔

コンクール、でした。
とても気持ちよく歌いました。
前日まで先生の注意が当たり前のこと過ぎて
本当に悔しくて、どうなることかとも思ったんですが、
当日はすごく楽しかったです。

最後の最後になって、今までなかなか話せなかった人とも
一杯話せたし、やっぱり本番ってすごいなぁ、と。
私も思っていたよりクリアな意識で歌えた、というか。
いつもの注意を思い出せながら歌えました。

本番が終わったあと、審査発表まで、
打ち上げで歌う、マネージャーをたたえる替え歌、とか(笑)
ご飯食べたり、他のところの演奏を聴いたりしてました。
上手いところは一杯あるなぁ、と。

結果は…思っていた以上によい成績で!
皆思わず「おおー!」って雄たけびのような声を(笑)
すごく嬉しかったです。
私たちは、ずっと一緒にやってるわけでもなく
音楽的素養が整ってる人たちの集まりでもないけど
「好き」という思いだけで集まった寄せ集めだけど
それでもちゃんと一つになった気がして。

打ち上げも皆すごいはしゃいでました。
たのしかったーー!vv

さすがにオールナイトで飲み&カラオケはきつかったです、翌朝が(笑)


後日日記に、指揮者の先生が、
私たちがすごく良い顔で歌っていた、と書いてくださいました。
それもうれしかったなぁ。



2004年10月03日(日) 大学合唱に思うこと

もうすぐ合唱コンクールにでることになっています。
普段はどこの団体にも所属していないのですが
大学時代の恩師(笑)から声をかけてもらい
コンクールのために集まった人たちで、ということで
今は練習の真っ最中です。

団体の核は、大学生です。
それぞれ各大学の合唱部ではありますが
人数の問題で、単独では活動は出来ても
演奏会が出来ない、という大学クラブが集まって
核となっている団体が出来上がったのは4年前、
言い出したのは私の後輩でした。

集まった団体でコンクールの大学の部にでようとしたとき
合唱連盟から「待った」がかかったそうです。
いわく「大学の部では参加を許可できない」

なぜでしょう?
勿論、単独の大学ではなく、複合によるものだから、
だと思います。

ではなぜ、複合ではいけないのでしょう?
出場者は皆、大学生です。

それでも連盟のコンクール規定には触れていないということで
彼女・彼達はコンクールに出場しました。

けれど、段々と規定が変えられ、
今年ついに、彼らはコンクールに
大学部として出ることが出来ませんでした。

考えた彼らは、では一般の部に、
そしてでるなら、大人数で出たい、と
大学の部では出られないOGや、OBを誘ってくれたのでした。

普段歌う場所の無い私や友人にとって、
それはとても嬉しい機会です。
誘ってくれたことがとても嬉しく
練習にも張り切って(笑)参加しています。

でも、ふと思うのですが。
どうして大学の部では出られないのだろう、と。

そして、連盟はそんな規定を変える前に
大学の部、のためにすることが一杯あるんじゃないか、と。

時代のせいか、不況のせいか、少子化のせいか、
大学でクラブに入る人はドンドン少なくなっていって
その中でも音楽系はお金もかかりますし。
合唱は、アカペラやらゴスペルに押されて(苦笑)
すごくマイナーな存在になってると思います。
「暗い」とか「地味」とかってイメージもあると思うし。

コンクールも、人数の減少で
それまで大人数のグループに出ていた大学が
どんどん少人数の方へ移動してきていたり。
正直、私の母校もそう遠くないうちに
廃部になりそうな感じがします。

そんな状況で、つまらない前例やら慣例やらで
でたい、という大学生を締め出すのが
本当に必要なことなのか
連盟は考えなきゃいけないんじゃないかな、と。

いくら大学生が多くても
やっぱり大学生は大学生です。
年季の入ったおば様叔父様とは
違う音楽が出来ると思うんですよね。
昔の私がそうだったように(笑)

ともあれ10日が本番。
それまでは、今うたえることに感謝しつつ
楽しみたいと思います。


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水井ちな [MAIL]