千代の平熱

2002年08月21日(水)

元気の規格

誰でもローに入ることはあるから仕方が無いんだけど、問題はその後で。
自分自身で元気を作り出さなくちゃ、どうにもなんないって事、
しょぼくれてる間に、忘れちゃったりする。

映画も、長電話も、飲み明かす事も、所詮刹那だ。そんなのただの自慰行為。
人に言われた言葉で、元気になろうったって、そうはいかないんだ。
10Ｖのエフェクターに、4.5Ｖのウォークマンのアダプター繋いだってダメでしょ。
同じだよ。自分で這い上がってこないと、また転がり落ちるだけなんだ。

何か楽しい事無い?ってよく聞く人が結構いる。
あたしにそんなアホな質問するな。あんたの楽しい事なんて知らない。
だってあんたの心の中は見えないよ。想像しか出来ない。
そんな推理する時間があったら、自分の楽しい事を作るっつうの。

甘えや依存心は、人の元気になるチカラや、楽しい事を作る気持ちをダメにする。
自分で作んなきゃ、所詮規格外れで、夢の島行きだよ。

2002年08月15日(木)

tiny tiny

もっともっと積み重ねたい。小さくていいから。
愛しいとか、嬉しいとか、楽しいとか。
その黒い瞳にあたしが映ることとか。
その手があたしに触れることとか。
隣に居ると、よく眠れることとか。

一緒に生活したいのも、その小さな重なりが、たくさん欲しいから。
おやすみが言いたいから。おはようが言いたいから。
寝顔でもいいから、見たいんだ。
君の帰りが遅くても、もうすぐ会えるって思いながら、眠りたい。

くだらないお喋りでも、笑いあうことが楽しくて。
君の横顔の一番素敵な角度を、見つけた時が、嬉しくて。

そんな小さなことがあたしを、今幸せにしてるんだ。
そして１人の夜に思い出す頃は、大きくなってる。とても。

2002年08月05日(月)

再確認

あたしは、とても幸せな人だ。
昨日、某BLUE BEAT PLAYERSのライブを見てて、
自然とニコニコして、体が動く自分が居た。
あたしとした事が、あたしってとても幸せな事、忘れてたかも知れない。
大好きな音楽を聞いて、楽しめる。
そして自分で演奏して楽しむという機会も幸いにしてある。
なんて幸せな事か。
愛する人が居て、四六時中一緒には居れないけれど、
逢って嬉しがったり、声を聞いて嬉しがったり、
想ってニヤニヤしたりできる。
笑いかけてくれる顔を、想像する事が出来る。これって幸せ。
そして電話の向こうにはいつも揺るぎない信頼関係の家族がいる。
こんなに好き嫌いが激しくて扱いにくいあたしなのに、
我ながら友達もたくさん居る。
みんなと、笑いあったり、たくさん話したり、みんな大好きだ。

しあわせだからこそ、素直に、素敵な音楽にニコニコするのか。
素敵な音楽にニコニコする瞬間があるから、しあわせなのか。
どっちでもいいんだけど、とにかく再確認できて嬉しい。
これからもずっとずっと、我に幸あれ。

2002年08月02日(金)

クラッカーワード

28年も生きていると、鮮明に埋め付けられる、痛いシーンがいくつかあって。
そのシーン自体はどうでもよくなっても、痛みだけは、蘇るようになってるようで。
はたから見たら、全然関係ないようなシーンや、セリフや、状況で、交通事故みたいに突然に呼び起こされて、やられる。ガンと。

しかし何もかも、あたしの中で起きる事はあたしのせい。
蜘蛛の糸は、降りては来ないし、方舟もやってこない。
澱んだ空の下に生まれて、汚れた水を呑んで育ち、
麻痺した心がたまに痛んだって、あたしのせい。あたしのせい。

その言葉を言わないで。その仕打ちをしないで。
そのタイミングで離さないで。
そんなの誰にも聞こえないから、薔薇の木を燃やそう。
その木の下には、あたしの見たくもない弱虫が、埋まってるから。

Design by shie*Delicate Erotic
thanks for HTML→HP WAZA !
thanks for IMAGE→PSYCHOGRAPHERS!