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2001年07月25日(水) 幸福論
例えば君の中心に、私がいなくても。君にとって私が、どんな存在でも。例えば私の周りのすべての人が、私をどう思ってても。今振り向いたらここで、私の世界が終わるとしても。そんなの私の幸せには関係ない。
奥さんだったり彼女だったり、契約みたいな名のもとにあって、一ヶ月に3回しか会えないなら、友達でも知り合いでも愛人でもなんでもいいから、一週間に3回会えた方が、私は幸せ。
手を触れずに愛を語るなら、憎まれ口の中で体を叩きあう方が、私は幸せ。
その事柄についてどう思うかじゃなくて、その瞬間にどう感じるかって事が、私の幸福を感じるすべてなの。
当たり前のように抱き締めてくれる保険みたいな包容じゃなくて、触れたその時に嬉しいと感じさせてくれる頼り無い指が欲しい。
先の風景なんていらない。今ここに現実の君と、生きている私のからだと、奏でたい音楽があれば、私はとても幸せ。

2001年07月19日(木) さよならBABY
誰か一人に当てたさよならじゃなくて、通り過ぎていったbaby達へ、あたしの中につきまとう、居心地のいい場所へのノスタルジックな執着へ、さよならバイバイ。もう十年近くも、泣きながらばかり電話されて、さぞ迷惑だっただろう、長い手紙をくれる人も、愛すべき伴侶を見つけた。みんな自分の道を見つけていく。どこにいるのかも分からない、何をしてるか分からない人たちも、このまま分からなくていい。みんなみんな、幸せであるように。気がつくとそこに居た、離れきれずに居た人も、ホントは君も私も分かってる。君のいる場所はここじゃない。まん中はここじゃない。そろそろお湯もさめるころだよ。そして今もたくさん心配をしてくれて、優しくしてくれる君は、そうやってどんどん心配する対象、大事にする対象を増やしてしまい、抱えたまま歩いてるから、君の荷物はどんどん重くなっていく。置いてくモノは置いてかないと、何も持てなくなる。重くて進めなくなる。もう、置いていいよ。他のモノがなかなか下ろせないなら、手始めにあたしをここに置くといいよ。そしてあたしはまるでカルメンマキの歌のように、風のように自由に生きることにした。独りぼっちも気侭なものさ、とか強がりながら。手ぶらなあたしのふところに、収まるべきあったかいものに早く会えるように、あたしの両腕は今日広がった。

2001年07月12日(木) 長い道
パソコンも持ってない、操作もできない君に、直接言っても今のあなたには理解できないだろうから、いつか、君がパソコンでも買おうかな、なんて前向きな気持ちを取り戻して、振り返って読む日が来たら、と思って書くよ。もう少し君が落ち着きだしたら、小出しにして話すよ。

 あなたの今抱える疑問は愚問だ。自分が誰かなんて、誰にも分からない。死んでも分からない。そのへんの人に聞いたって、多分名前と職業と出身くらいしか言えないよ。分かるって言う人が居たとしても、多分思い込みの評価だろう。一つ一つ自分の存在を見つけながらみんな生きていくんだけど、あなたは日々変わっていくから、みんなも日々変わっていくから、そんなの結論なんか出ない。分からなくていいんだよ。分かってしまったら、人も愛せないし、自分にも興味がなくなってしまう。君が生きていく限り、分からなくていい。そして、すべてに理由が欲しい、知りたいって言うけど、その瞬間に、自分なりの理由があればいいんだよ。お腹がすいたから食べる。眠いから寝る。生きてることとか、存在自体に理由をさがしても、愛しあうことから君が生まれたことだけが存在理由でいいんだよ。その先は、一瞬一瞬君が勝手に、自分の人生の全てに理由をつけていいんだよ。おかしいと思ったら負けちゃうよ。弱いと思ったらどんどん弱くなる。今は思い込みでいいから、自分は強い、辛くない、恐くないって思ってほしい。壊れちゃったら直せばいいけど、治らない程大破することも人の心はある。だから今のうちに、見えないものに怯える心との争いに勝ってほしいよ。弱虫に負けないでほしい。君は私の妹だから、精神力にも最後のばか力が残ってるはず。どうして顔は似てないのに、19,20で心が弱るってとこだけ似ちゃったんだろう。でも、治るから大丈夫。経験者が語ってるんだから本当だよ。家族が居て、住むところがあって、御飯が食べれて、少しでも眠れる体があれば人の幸せの基本形はOKだ。後は付加価値みたいなものだから、ゆっくり取り戻せばいい。まだまだ若い君の先には長い道があって、もっと辛いことも多分たくさんある。でもきっと今勝てたら、この先きっと強く生きていけるよ。ちょっと過酷な練習だけど。年老いた両親が疲れ果てても、友達と会えなくなっても、医者がくだらないことしか言わなくても、君の強いお姉さんが最後まで一緒に頑張るから大丈夫。安心していいよ。


2001年07月05日(木) 不可抗力刹那主義
私は実は心配性なので、自分的には、先々のこととか、考えてるつもりでいる。でも振り返ると、いざ私のとる選択は、どう考えても刹那主義である。どこが後先を考えてるんだ、と、思うことが多い。気がつくともう、先のことなんて考える余地はなくなってる。目の前のことしか見えない。目の前の人しか見えない。その一瞬私を幸せにしてくれるモノに、心も思考も奪われていく。こんな調子だから、後で、あ〜あ、とか、一瞬後悔することも多々ある。でも、決まってそんな時、でもあの時幸せだったからいいや、あの時楽しかったからいいや、で私はひとりで納得する。そして結局突っ走ったことに満足する。周りで迷惑被ってる人、おこらないで。わざとじゃないの。私の刹那主義は不可抗力なの。私にとって理性はただの足枷なの。感情の赴くままにしか動けないの。話せないの。座右の銘は明日は明日の風が吹く、テーマはクイック&アクション(はじめに働いた会社の社長の受け売り)、パッションとエナジーとリビドーだけで生きていきたいよ。

2001年07月01日(日) 復帰宣言
信じる者は救われる。これは本当なんだと確信した。私は昔Go Kurtというバンドをやっていて、そこのフロントマンの、ミュージシャンとしてのその人のとてもファンだったし、そこにいる間はけっこうストイックにバンドをやっていて楽しかった。脱退以来、精力的なバンドはやっていなかったんだけど、最近人のライブを見る度にやりたいな、やりたいな、と思っていて、でもやるなら、その人とまたやれたらいいのにな、と思っていた。彼は彼で頑張ってるし、私もすっかり会社員だし、そんなわけないか、と思いながらも、再結成ライブを想像して楽しんでたりした。そしたらなんと、予定だけど、当時の三人で、九月にライブをすることになったよ。一回だけだとしても、そのライブはきっと私の導火線に火をつけてくれると思う。理由はそれじゃないけど、会社も辞めることになったし、ちょうどいいじゃん!!やっぱり信じてれば、かなわないことはない。地球が私を中心に回ってて良かった。


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