*いつか帰るところ*


 2014年01月28日(火) 37歳

25歳の子を見ると、キラキラと輝いている。
私は25歳で死んだ。
死んだ、ではなく、殺された。
生命だけ残された、死にながら生きている。

私は努力して一生懸命生きてきたのに。

「誕生日に別れを言われた女」
「他の女の結婚させられた女」
「何十年も努力したピアノを辞めさせられた女」
「中絶した女」
「私を破滅させた男達は幸せいっぱいに生活を送っている」

こんな生き物、存在する価値がない。
死んだ方が、世の為。

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 2014年01月27日(月) 2002年8月7日へ

中絶した日。

「あの人」と、あの人と脅迫結婚をした人は教えてくれました。
「妊娠すれば、結婚出来ます」って。

「あの人」と別れた後に、知り合った人がいる。
私は付き合う気はなかった。
「あの人」との傷が癒えていない。
私が「あの人」に騙された愚かな人間だから。

しかし、「その人」は言った。
「君と一緒にいる事で、君の傷を癒す。
 そしていつか、君と結婚する」と。

「その人」とのセックスに避妊はなかった。
何度も私はコンドームを買って、避妊して?とお願いをした。
しかし「やり方が分からない」としてくれなかった。

それが「世の中」かもしれない。
「避妊」をしないのが、当たり前なのかもしれない。
だから「あの人」は幸せな結婚をしたんだ。
それで妊娠が出来たから、結婚したんだ。
その犠牲者が、私だとしても。

私は妊娠をした。
妊娠が出来た。
これで、「あの人」同様に、私は幸せになれる。

しかし選ばれた道は「中絶」だった。

「その人」は「俺は知らない」と。
話した車の中で、
全く知らない夜中の道に、私はドアから捨てられた。

「産んで育てる」そんな道は、私には選ぶ権利はなかった。

調停をした。
慰謝料は200万円だった。
しかし、中絶後、婦人系の病気や精神病が発病して、
入退院の繰り返しで、200万円なんて、あっという間に消えた。

「その人」とは、【●●県教育委員会】で教員をしている、
「● ●」という人です。
結婚もして、子供もいて「幸せです」だって。
学校で「命の大切さ」という題名で授業をしているらしい。
「中絶」は「命の大切さ」なのですね

「子供がいて幸せです」だって。
大きい犠牲に「私」がいる事も知らないで。

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 2014年01月26日(日) 2001年12月6日(木)へ

ずっと私を騙していた「あの人」。
結婚も出来ない、一人身の私に対して、嘲笑うでしょう。
「あの女はずっと独り身で貰う手もいない」って。

当時私は25歳。
私はもう37歳。
もう12年。
37歳独身。生きていて意味がない年齢。

12年、必死に働いてきた。
でも、いつも「あの人」の呪いが、私を襲う。

「誕生日に別れを言われた女」
「他の女の結婚させられた女」
「何十年も努力したピアノを辞めさせられた女」

「あの人」が私にした事が、ずっと私を呪う。
「あの人」が私にした事が、私の人生は、消えたと同然。

働いたって意味がない。
生きていたって意味がない。
前向きになっても意味がない。
だって私は、「あの人」に25歳の時に、殺されたのだから。

私に対してピアノを辞めさせた。
「ピアノを辞めたら俺が保障する。
 だからピアノを辞めてくれ。
 そして一緒に転職して、一緒に頑張ろう」って。
これは2001年11月23日(金)に「あの人」は私に言った。

私は言葉には言い尽くせないほど努力して音大に合格した。
夢を現実にする為、並大抵以上の努力をした。

「あの人」を信じた。
「あの人」は、私がピアノをしている事を認めなかった。
何度も私は、ピアノで頑張ってきた過程を話した。
でも、「あの人」は一つも覚えていないし、聞いてもいない。

2001年12月6日(木)私の25歳の誕生日。
「あの人」は私に「一緒に頑張ろう」と言い放った数日後、
私に対して、一方的に別れを言いました。
「彼女を妊娠させたから、結婚するから」って。
手切れ金は、たったの30万円。
私が何もかも犠牲にして頑張ってきた過程を、
たった30万円で片付けた。
音大に行くのに、どれだけの学費やレッスン代、
犠牲があると思っているのよ。

父が、母が、妹が、30万円以上の援助で、
私が音大に行って、結果を出した事を、
「あの人」は、全て、ぶち壊したんだ。

私は死に物狂いで、この先、生きようって頑張った。
「私は間違っていない」

でも、ダメだった。私には、
「ピアノを辞めさせられた」という現実が、一生付くのだ。
何故?私はこんな仕事をしているの?
私はピアノ講師になる為に、必死で死に物狂いで頑張ってきたのに。

職場に25歳の子が何人かいる。
とても若くて、キラキラしている。
私は、その輝きを、「あの人」に壊された。
何度も頑張っても「あの人」に壊された現実があるからこそ、
輝きを持つ事は出来ず、37歳になった。

私は、何もこれから先、見る事も出来ない。
それは「あの人」に壊されたから。

いきなり2003年6月16日(月)に、「あの人」と、
脅迫結婚した女からメールが着た。
「何十年ピアノをやってきたからって何な訳?」と。
よくぞ私の努力の過程も知らないで、言いやがって。

後日、「あの人」は、
「俺は「ピアノを辞めろだなんて言ってない」と言った。
じゃあ何で、ピアノを辞めさせられて、
死にながら生きている私が存在するの?

「あの人」とは、【●●●●●●】という会社に勤めている
「● ●●」という人です。
私に対して「一緒に転職して頑張ろう」と言い放ちました。
未だに、その会社に勤めているようです。

私はどんなに今の与えられた生活を努力して頑張っても、
「あの人」と「あの人と結婚した女」にされた事により、
私の努力は無駄である事を思い知らされて、
ボロボロに死んでいる中、生命だけ保たれているのです。

私は「ピアノ講師」である私で居たかった。
ブチ壊したのは「あの人」。

「子供がいて幸せです」だって。
永遠の犠牲者は、私。

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橘 雪子
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