中絶した日。
「あの人」と、あの人と脅迫結婚をした人は教えてくれました。 「妊娠すれば、結婚出来ます」って。
「あの人」と別れた後に、知り合った人がいる。 私は付き合う気はなかった。 「あの人」との傷が癒えていない。 私が「あの人」に騙された愚かな人間だから。
しかし、「その人」は言った。 「君と一緒にいる事で、君の傷を癒す。 そしていつか、君と結婚する」と。
「その人」とのセックスに避妊はなかった。 何度も私はコンドームを買って、避妊して?とお願いをした。 しかし「やり方が分からない」としてくれなかった。
それが「世の中」かもしれない。 「避妊」をしないのが、当たり前なのかもしれない。 だから「あの人」は幸せな結婚をしたんだ。 それで妊娠が出来たから、結婚したんだ。 その犠牲者が、私だとしても。
私は妊娠をした。 妊娠が出来た。 これで、「あの人」同様に、私は幸せになれる。
しかし選ばれた道は「中絶」だった。
「その人」は「俺は知らない」と。 話した車の中で、 全く知らない夜中の道に、私はドアから捨てられた。
「産んで育てる」そんな道は、私には選ぶ権利はなかった。
調停をした。 慰謝料は200万円だった。 しかし、中絶後、婦人系の病気や精神病が発病して、 入退院の繰り返しで、200万円なんて、あっという間に消えた。
「その人」とは、【●●県教育委員会】で教員をしている、 「● ●」という人です。 結婚もして、子供もいて「幸せです」だって。 学校で「命の大切さ」という題名で授業をしているらしい。 「中絶」は「命の大切さ」なのですね
「子供がいて幸せです」だって。 大きい犠牲に「私」がいる事も知らないで。 |