『 hi da ma ri - ra se n 』


「 シンプルに生き死にしたかった 」


2008年07月14日(月) おとしあな、プラセボ、毒舌。

14個の錠剤とかを、のみこんだ。
デフォルト、
その数じたいは、たいしたことには感じられないで
お風呂が文字どおり痛みになったこととか
顔の皮膚が、がびがびにかたまって笑うのがゆがむとか
そのまえに痛みと不快でいっぱいになってて笑うのが難しいとか
スキンケアに半時間かかるとか、そういう
「やあ、また会ったね」的な
小さな身体の覚えている記憶が再生されていくのが、ただただ

「かなしいよ苦痛だよつらいよつらいよ嫌だよ」

「…こんな身体こんな顔いやだいや嫌いいらない」

……と
うずくまって、涙なしに泣いてるあたしのよわむし。

痛かったら
いたいよ
って、言う。
みんな困ったカオになる。
見当ちがいの台詞や
みえないふり、を、くれた。
たくさんの優しげな無視。

痛い痛い痛い痛い。
噴き上がる禁句

困惑する同居人に
必死にかんがえておねがいをした
まわらない頭だった。
だいじょうぶ、と
よくなるよ、と
この台詞であたしの愚痴を不安を封じてください。
今のところ嘘でいいから。

ウソでもね
暗く泣きじゃくる底から少し
ふはり、と離れてもしかしたら大丈夫になれるかもと
荷物ひとつ脱ぎ去れる自分の単純さを今は愛ス…よ。

わらいたいね
ああ
いつかみたいに
あなたと
ひとりで

ふるあめを見つめたい。
夕焼けのつばさのいろを
やきつけたい。


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真火 [MAIL]

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