みちる草紙

2005年08月03日(水) ホラー求む

夏だというのに、怖い話日照りです。

昨夜、時代劇仕立ての怪談物語を見ていたが、どうも面白くない。
役者の演技や演出効果がわざとらしい。見せ方が下手で怖くない。
CGなんか濫りに使わんで良いから、シンプルなセットでも良いから
もうちょっと観客心理に迫る作りにしなきゃダメだろう。
見る側の想像力を腰折るような映像作品には、限界があると感じる。

ホラー小説でも、昔の作家の書いたものの方が数段怖いぞ。
ただ脅かしゃいいってもんでもない。ゾッとさせてくんないとね。

あと、判で押したように恐怖体験談のしまいにくる
『あれは一体何だったのでしょうか…』
『○○○したのは言うまでもありません』

これ、いい加減飽きた。


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