ギモン

実は、長年ギモンに思っていることがあります。
と言っても、深刻な問題ではなくたまに思い出す程度のギモンなので、今まで誰かに訊いたことも本気で解決したいと願ったこともないのですが(笑)。

芸人さんだったりアーティストの方なんかが、ファミレスに長時間居座ってアイディアを練る…という話をときどき聞きます。そんなことって、ホントにできる(してもいい)んでしょうか?
私は小心者なので、外食していて食器がカラになったら、それ以上テーブルには座っていられません。お店の方がお水を注ぎに来てくださったりしたら、「ごめんなさい、今すぐ出てゆきますからっ!」とあたふたしてしまいます。
ファミレスでは、店員さんがそういうプレッシャー(?)を与えることは全くないのでしょうか?
もしもそんなステキなスペースであるならば、ぜひ一度試しに使わせてもらおうかと考えているのですが。
2004年07月16日(金)


『海のふた』(よしもとばなな)

実際には一度も訪ねたことのない場所を、まるで自分にとって思い出深い場所であるかのように記憶していることが、たまにあります。

それも、ドラマや映画のように映像として見せられた場合よりも、小説の中に描かれていた場所(つまりは、自分が想像しているイメージのようなもの)のほうが、不思議と強く印象に残っているような気がします。
この作品の舞台は、ばななさんが子供のころから慣れ親しみ、「もうひとつのふるさと」と呼ぶほどに愛してらっしゃる西伊豆のある町。
私はその町を旅したことすらないのに、読み終えたときにはまるで遠い親戚が住んでいる場所であるかのような親しみを抱いていました。

主人公の、他の登場人物…あるいは事柄に対する距離の置き方―。私がばななさんの作品を好きな理由のひとつが、これです。
そしてそれは、主人公たちと読み手の距離の心地よさでもあるように思えます。
何か大きな事件が起こったことによって、人が変わるわけではない。
自分が大切に思う誰かが今日も健やかであると知ることだけで幸せになれるし、自分もまたずっと健やかでありたいと願う。
日々なんて、きっとそんなことの繰り返しに過ぎないんだ…。
ばななさんの作品に触れるたび、私は日々の雑事によってブレてしまった自分の芯が、きゅきゅっと真ん中に戻ってくるのを実感します。
2004年07月02日(金)


健康第一

今月からジムに通い始めました。
…と書くとカッコイイのですが、いわゆるフィットネスクラブなどではなく、市営の体育館のトレーニングルームを一回300円で利用させていただく…という、ちょっと地味なカンジだったりします(笑)。
きっかけは、「ダイエットしたい!」と言い出した友だちに誘われて。実際のところダイエットが必要なのは、明らかに彼女よりも私のほうなのですが(汗)、「肩こりを解消できるマシンがあればいいなぁ」くらいの軽い気持ちでつき合うことにしたのです。

ところが、もともと身体を動かすことが大好きな私は、一度行っただけですっかりハマってしまいました。日頃は動かさないような部分を曲げたり伸ばしたりするのって、すごく気持ちがいいものですね。
何も考えずにひたすら自転車を漕いだり腕を振って歩いたり…ということも、ふだんの生活ではなかなか時間が持てなくてできないので、新鮮な体験です。
何より嬉しいのは、「これだけがんばれば、これだけカロリーを消費する」…と結果がはっきり出るところ。
これも、日常生活(特にお仕事)では、なかなか味わえないことだったりしますし(苦笑)。
2004年07月01日(木)

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