流れる水の中に...雨音

 

 

時の砂粒。 - 2011年10月01日(土)

眠れない 長い夜を過ごしています。
手許にある携帯で 私の過去をめぐらせたり
心配したり

また別の可能だったはずの生き様に
想いを馳せたり

身勝手な女です。

秋の木立に佇むと 必ず思い出す景色があります。
やわらかい光と風と 空気の冷たさと
まるで時間が砂粒になってしまったかのような
継続しない時の連鎖です。

私はきっと その サラサラした様が
愛おしかったのでしょう。

風に飛ばされてしまった時間の粒は
あちこちに散りばめられて
キラキラと光っています。

それが思い出と言う物かも知れません。







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