流れる水の中に...雨音

 

 

つながり - 2010年07月24日(土)




私には大切な「物」は沢山あるけれど
そのどれもが たとえば失くしてしまっても
何か理由をこじつけてでも
その喪失感を消化してしまえる気がするのだけど
唯一消化できないのは
大切な人とのつながりなのだろうと
改めて感じる。

きっと燃えても バラバラな肉片になっても
それでも固執してしまうのが
「人」というものなんだろう。



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若い人。 - 2010年07月06日(火)

今日、久しぶりに
知り合いとの食事会が楽しいと思った。

娘が幼稚園に入園してから、
無意味なランチ会を頻繁に重ねてきたけれど
その中で得られることは
子供のお受験関係の情報ばかり。
それはそれで重要なのだけど
私自身が渇いてゆく感じをぬぐえずにいた。

今日御一緒したうちの一人の女性が
コースに含まれていた苦手な料理を変更もせずに
受け入れてたから、
「何故、変えてもらえないの?」と尋ねると
「嫌いなものも克服したいから」と答えたのだけど
ここ数年、かたくなるばかりの私の頭には
それだけのことが、とっても新鮮にかんじられた。

厭なことには向き合おうとせず
避け続けても充分に生きてこられたから
当然のように、好みに合わないことを選択せずにきたけれど
私よりも4つ若い彼女が 急に輝きをもって感じられた瞬間だった。

私もかつて そんな風に 
いろんな物事に向き合っていたころもあったのに
いつからか 
成長することをやめてしまったのかなと
寂しく感じた。

















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ミーアキャット - 2010年07月03日(土)


寝室に入り、ふとベッドの方を見ると
娘がまるで、ミーアキャットのように、
ベッドの上にのっそり立ちあがっていて
なんだかそれが、とっても可愛く見えた。

そのあと娘は、無邪気におどけ始めたから
熱があるのに馬鹿はやめなさいと、
呆れること半分、
その無邪気さに癒されること半分で
そんな相反する気持ちを、また
どこにも片づけられなかったりする。

子供には、ほんの少しずつの負荷を与え続けないと
前へ前へは発展していかないものなのだけど
私の子供への負荷は、おそらくきっと
「ずいぶん」の域に達していて
彼女はきっと、「ずいぶん」重たい物を
背負っているのだろうけれど

そんなこと、全く苦にもならないように
こなしてしまうし、消化してしまう。


こどもに イラついてしまうのは
それは期待しているからなのだけど、
こちらの期待通りに動いてくれない娘に
イラつくのではなくて
結局のところ、
無理を強いている私自身にいらついているのだけど
娘はそんなこと、全く気にしていないような
そんな無邪気な様子を私に見せてくれている。


娘はまだ 5歳になったばかりだ。






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