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2003年05月25日(日) 全国日誌

浜松町の駅からしてすでにすんごい人で驚くあたしとキオ。
TPの時もすんげーとか思ったけど、もっとすごかった。
成田へ行くとおぼしき一般客が何事かという顔だった。そりゃそうだよな。
つか東京モノレールさ、パスネットかイオカード、どっちか使えるように
してくんないかな…!不便!

会場へ着いたら着いたですごい…人だ…。
入ったら入ったで…ああ…。
一体全体、何人くらい集まってたんでしょうかね!あのホール!
不景気ってどこの国の話…?って思えるよ、あそこにいると。
人は多かったけどサークル間のスペース(背後)がTPの時より広かったように感じる。
少なくとも、必死に謝らなくても外に出られた。よかった。

開場の挨拶が選手宣誓になってたり、パンフにスペースの県の県花が載ってたりと、
芸が細かいイベントだった。
最大手の移動先が離島の名前になってるのも洒落が効いてる!
そういうどうでもいいところに力を入れる精神があたしはとても好きです。
そして閉会までずーーーーーーっとテニCDがBGM…。はは…。

今は跡塚が旬なんだなあと思い知らされた一日でした。
うちもなんだかんだで跡塚コピが一番売れたし、お隣さんも
跡塚が飛ぶように売れていたようです。すんごいなー!
と、いう今になって犯行声明文が完売したのはタイミングがいいのか悪いのか。
おまけの跡塚コピ(本文の続きもどき)は、
結局6〜7割くらいの人にしか渡せなかったので、
おまけだけいずれサイトにアップしようかと思ってます。
まあ、それだけ読んでもしょうがないってな話なんですけどね…
SCCで作ったコピ、10冊くらい刷って持っていったのですが、
こっちもすぐ終わっちゃったしな…跡塚恐るべし。あたしも好きですけどね!
次(いつだろ)もまた、少し作って持ってゆくかもー。
コピは製本が楽しいので、作り直す分にはまったく苦にならない。

ナース手塚とスッチー跡部(…)のポスカをとても恥ずかしそうに
買ってくれた人がいてあたしたちはとても嬉しかったです。ありがとう!
あたしたちは後ろ指さされるのが好きなんだもの…!
Deal Fishは、本とグッズと羞恥を売るサークルです。

午後になってから、他校ホールも行ってみましたが…
すんげー人だ…ってそればっかりか。
全体的に、他校の方が年齢層が一段低い感じですね。
蛍光ピンクの表紙の本がたくさんあった!(だからなんだ)
ただ、あたしらは他校スペースを歩き慣れていないもんだから
どういうロジックでスペースが配置されてるのかがまったくわからない!
えーと、ここらはトリシシ?か?みたいな感じで。
青学だと大体ここらへんリョ塚でここから乾海であっちが塚不二で、みたいに
分かるんですが。修行が足りませんか。そうですね。

今日は椅子がいっこだけだったこともあって
立つか歩くかしていた時間が長くて疲れたよ。あとカートも重かったし。
夕飯食べた居酒屋で10分くらい寝こけてしまった…。体力無し。
なのに帰ってすぐに小説以外の本を全部読ん…

キオいわく、カートの重さは業の重さ。
肝に命じて明日を生きます。

ともあれ参加されたみなさんお疲れさまでした!
みんなも業を背負って元気に生きようゼ!(…)


2003年05月14日(水) 小ネタ。

無事にリョ塚の入稿が終わったので
余裕が出来たら跡塚のコピを作ろうと思ってるのだけど
まだ内容が決まってない
んだけどさ


エッチした後に跡部様が手塚にね、
「いつもはこんなに早くないんだからな!」
て(手塚が何も言ってないのに)言い訳するのね
手塚はよくわかってないんだけど、とりあえず「そうか」って
真面目に聞いちゃうの。


…てゆう果てしなく馬鹿な小ネタなら浮かんだんだけど
本にするにはあまりにも馬鹿馬鹿しいうえに
跡部様ファンに石を投げられそうな気がするから
ここに書いておくだけにする。


てゆうか、まずはキオにあやまっといた方がいいかな。


2003年05月05日(月) こんなことしてる場合じゃないのはよくわかってます

本当にわかってんのか!わかってます!

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(無題)


 昼休み。
 ばったり遭遇した学食で、跡部と共に昼食をとったあと、ジローはおやつのヨーグルトを目の前にして嬉しそうにしていた。
「…なあジロー」
「ふえ?」
「前からずっと言おうと思ってたんだけどよ」
「うん?」
「お前、ヨーグルトの蓋、口で開けるのやめろ」
 今まさに蓋の端をくわえようとしていたジローは、不思議そうな顔で跡部を見た。
「なんで?」
「行儀悪りぃだろ」
 そういう跡部こそテーブルに肘をついてパックの牛乳を飲んでおり、おせじにも行儀がいいとは言えない。だが、もともと家が裕福で育ちの良い跡部は、普段の破天荒な態度からは信じられないが、わりと行儀作法にうるさい方だった。
「そんなの、手であければいいじゃねえか」
「だってさー、手で思いっきりあけるとヨーグルトが飛び散っちゃうじゃん」
「なんでだよ。飛ばねえだろ普通」
「えー、飛ぶよ?」
「飛ばねえ」
「飛ぶ」
 ジローは結構楽しんでいたが、跡部はこの不毛な会話にいら立ちを覚えたらしく、飲み終わったパックをくしゃりと潰して後方のゴミ箱に投げ捨てると、ジローの手からヨーグルトをひったくった。
「貸してみろ」
 奪い取ったヨーグルトの蓋を長い指で掴み、跡部は静かにめくった。
 蓋は、ぺり、と綺麗にはがれた。
「ほら見ろ。平気じゃねえか」
 跡部は蓋をすべてはがして捨てると、ヨーグルトをジローの前に置いた。
「わー、あとべ、すげーすげー!」
「…大袈裟すぎだろ」
「そんなことないって、俺だと絶対ばりってなって中身飛ぶもん!すげーなー跡部はー」
 ジローは目を輝かせて、満面の笑みで跡部の顔を見た。その喜びようたるや、勢い良く振っている尻尾が見えるかのようだ。
 最初呆れていた跡部も、そこまで喜ばれて悪い気はしなかったらしい。やがてふふんと笑うと、腕を組んで椅子の上で軽くふんぞりかえった。
「当然だろ」
「うんうん、跡部は何やってもかっこいーよね!」
「ったくしょうがねえな、次からは俺が開けてやるよ」
「わー、跡部ありがとー!」
 
 …その様子を少し離れた席で見ていた忍足、鳳、宍戸の3人は思わずうーんとうなり声をあげた。
「ジローは相変わらず跡部を扱うのが上手やなあ。感心するで」
「あれで無意識だってんだからな…怖いやつ…」
「でも流石ですよね芥川先輩!俺も…」
「俺も、なんや」
「俺も芥川先輩の事見習わないと!ね、宍戸さんっ!」
「ね、ってなんだ、ね、って!」
「まあ、好きにしや…」
 
 それからジローは毎日必ずヨーグルトを持って来るようになり、跡部が蓋を開けている姿がしょっちゅう目撃されるようになった。それを見た女生徒達に「跡部はヨーグルトが好き」という噂が流れて、跡部へのプレゼントがヨーグルトばかりになったことはしばらく後の話。


おしまい。

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申し訳ない。またジロ跡です。
「お前の跡部は攻めなのか受けなのかはっきりしろ!」って
声が聞こえて来そうです。
えーとですね、あたしの中には「受け攻めヒエラルキー」という
嫌な代物があってですね。
つまり上に行くほど攻めで、下に行くほど受けの、序列みたいなもんだと思っていただければいいんですが。
それでカプを考えた時に、より上にいる方が「攻め」になるわけですな。
だから相手キャラが変わると受け攻めが変わっちゃう場合があるんです。
って解説すんなよそんなこと。
要するに跡部は手塚より上にいるんだけどジロたんより下なんです。
だから、あたしは跡塚だけどジロ跡です。
ちなみに一番上は不二先輩で、一番下は手塚(…)。
今のところ上位3名は 不二、菊丸、千石の順です。
手塚のいっこ上は神尾。そんなかんじ。

解説すんな!

なんか跡部様がアホな子になってしまってごめんなさい。


hidali