「華胥の幽夢―十二国記」読み中。
「華胥」まで読みました。
うーん、なんか泣きそう。
謙遜というより寧ろ、自虐や自嘲。単なる逃げ。そういうのって、卑怯だねぇ、とか思って。そしてそこで立ち止まる思考なら、結局同じことでしかないんだろうし。
誰もが感じている感覚だけど、形になんか成り得ないと思ってるもの。そういうのを言葉にできるから、すごいんだよね。






「      」
とてもシンプルに率直に
君がくれたその言葉を
ボクはずっと忘れない



2005年05月25日(水)








風の行方を知っていながら、置いていかれるだけ。
行く末の無事をと祈りを捧げればいいのか。
羽ばたけもしない翼を恨めばいいのか。
ただ吹き過ぎた先に顔を向けて、カラカラと音を鳴らす。


2005年05月23日(月)



『神に選ばれし無敵の男』を観る。
ナチス台頭下のベルリン。オカルト館のカリスマ千里眼ハヌッセン。彼の元に雇われた屈強で純朴なユダヤ人青年ジシェ。ヒトラーの出現を予言し擁護するハヌッセンに猜疑を抱いていくジシェは、やがて彼を告発する。といったようなストーリーか。
ハヌッセン役はティム・ロス、結構好きなんだ。やっぱこの胡散臭さは、彼の演技力のなせる技だよなぁ。
ストーリー的にはどうだろう、この終わり方は救いがないっていうか、歴史的に見てもこの後はナチによる迫害の時代だからねぇ。
言ってしまえばハヌッセンは詐欺師でしかないんだろうけど。
でも騙される人って、結局騙されたい人でもあるんじゃないか、とか思うんだよねぇ。彼が酷い人間だったのは否定しないけど、あの最期は辛いね。
なんか、ベンジャミンと引き合わせてあげたかった、とか思った。






救いを求めて祈りを捧げる拠所もない。
偽りの中で生きることが誤りだと責められる。
しかしそれを正せるのは、少なくともヒトではない。
原初からの誤りの中。
神が犯した過ちの中。
そこでしか生きられはしないのだ。



2005年05月21日(土)




心臓が痛くなる音。
引き絞られる感じ。
死ぬときに聴くならこの音がいいなぁ。
安眠なんかできなくていいや。
胸苦しい感覚のままで逝くのもいいだろ。

ego wrappin' - KIND OF YOU -






 呼ばれた気がして振り返る。
 だけどそこには誰の姿もない。
 それを何度か繰り返す。
 それでも結局、呼ぶ声が誰のものかはわからないまま。



2005年05月17日(火)




また面倒くさいことをはじめてしまった。
これじゃあいつまでたっても終わらないだろうなぁ。
素直に手描きにするべきなんだろう。
けど。
なんとなくはじめてしまったから。。

大嫌いな相手と話すのって苦痛。
なんでって、大嫌いな相手なのに、下手に出た喋りしかできなくなる自分が嫌だから。
自分を嫌いにさせるから、また更に相手のことが嫌いになるの。
悪循環だねぇ。






まぁ、なんつーか。
目の前に階段があったら上るタイプだ。
偉いやつとバカは高いところに上りたがるって?
べつにイイだろ。
空に続く虹色の階段。
そんな代物目の前にして、躊躇うなんて勿体ないったらありゃしねぇ。



2005年05月15日(日)




「魚はどうして水の中にいるの?」
 という子どもの質問に対して、
「水の中でないと生きられないから」
 という答えよりも、
「水の中が好きなんだよ」
 と答えた方が納得していた様子。
 子どもって感性の生き物ね。
 そういうところが子どもが子どもたる所以なんでしょう。
 カワイイですな。

 ところでこの時、西ケイ子の『僕は鳥になりたい』が浮かぶやりとりだなぁと思ってしまった私は結構なオタクなんでしょうよ。






「他人はねー、思ってるほど自分を当てになんかしてないよ。それって相手に対する侮りか、自意識過剰の表れだね」
 彼はあっさりとそう言った。



2005年05月14日(土)



 「図南の翼」を読み終わり、動いて喋る更夜が無性に見たくなったのでアニメを見始めたら、止まらなくなって「風の海〜」〜「風の万里〜」まで一気に見ちゃった。
 うわーもう、大好きだー。
 何気にいつも思い出すのは「人生は嬉しいこと半分、辛いこと半分」っていう才王さまの言葉だったり(笑)。でもそうだって思うからねぇ。
 やっぱり、陽子が好きです。もうこの人は無条件に大好き。そして景麒も。ここはペアで好きだ。大好きだ。そして楽俊が好き。鼠の時が好きだけど、人型の不器用そうな動きもかなりツボ。それから更夜がね。たまらなく好きだったんだと、「図南の翼」を読んで実感。身悶えてしまったから(笑)。他にもいっぱい好きなんだけどね。
 こんなに魅力的な登場人物に溢れる話もそうそうないよね。
 読んでいて、すごくすごく自分を振り返らせられる話なわけです。目を逸らしたくなることっていっぱいあるけど、でも痛みを抱えて道を探していき続ける人がいっぱいで、そういう話に真っ直ぐ向き合えって読める自分でありたいよねぇ。なんていったら、おおげさなのかもしれないけれど。でもそういう感じです。この話を好きだといえる自分は、好きかもしれない。






自分が自分であること。
それだけで許されなくなる罪。そして罰。
免れるなら。
償えるなら。
逃げるのでなく。
信じるということ。
盲目でなく。
易きに流されるということでなく。
当たり前のことを成す為の困難から目を逸らさないということだと。



2005年05月08日(日)




あっという間に5月だね。
この調子で夏まで一気に行って頂きたい。

今日は染物の続きを。ようは仕事のやり直しなんだけどさ。
ろうけつ染めのミソはろう付けですね。
肩こるし大変ですが、出来上がりにまざまざと苦労の結果が現れるからねぇ。なかなかきれいにできましたv

清水玲子の「パピオン」を読む。
この人が描く絵は本当に美しいなぁと思うのです。
そして描くストーリーもね。やっぱSF系が好きだねぇ。

「ジョゼと虎と魚たち」を見る。
妻夫木は大泣きする姿が似合うよね。(っつーか見慣れているだけだろう)






嘘をつく人は嫌いじゃない。
好きだと思う。
でもどうせなら、上手な嘘のほうがいい。
どうせなら、ちゃんとわかる嘘を上手について。
疑いなんか見せないで、ちゃんと騙されてあげるから。
ねぇ?



2005年05月02日(月)

* 宮雑記 * / 宮