今国会で中川農水大臣が追求されている事件について。 民主党の言い分も分かるのだけれど、 米国の危うい検査体制を未然で防いだのは農林水産省、 そしてその二重の検査体制を確保したのも農林水産省。 農林水産省に非があると言うのは聊か可笑しい話ではないだろうか?
日本の食に対する安全意識はかなり強い。 おそらく俺が旅してきたアジアを日本人が同じ様に、 同じ物を食べて旅行したら3日以内に腹を下すだろう。 それは衛生面であり、食に対する考え方だったり様々…。
何が言いたいかと言うと、 日本の現在の食生活を保っているのが農林水産省なのだ。 問題は多いかもしれないが、それでも最高水準に保たれているのは、 今回の様に彼等が目立たない所で頑張っているからに他ならない。 だからこそ、日本政府だって今回声を大にして 「輸入ストップ」と言えたのではないだろうか?
今すべき事は起きてしまった事に対する追求ではなく、 これからどうやって米国の杜撰な体制をチェックして行くか。 それには民間に協力してもらったって良いと思う。 吉野家をはじめ、米国産牛肉の早期輸入再開を望んでいるのは むしろ日本の大手企業だ。消費者からすれば安ければ安い程良い。 企業としても早期再開されるのであれば多少金額は工面できるはず。
政府や省庁だけを批判するのでなく、 民間にもそのリスクを細分する事で今回の様なケースは まとまるような気がしてならない。何でも一箇所で決め、 その一箇所が責任を取る形を続けているから、 良い制度も批判によりなくなったり、長続きしないのだ。 大切なのは継続である。
消費者だって今敏感になっているから馬鹿じゃない。 輸入が解禁されただけじゃ前回の様な事も考えて すぐに米国産に走るなんて事はないはずである。
その時になって米国に初めて日本人は頑固だと 思い知らせる事ができるはず。解禁してみても 牛肉が売れない様な状況が続けば、輸入量になって表れる。 そうすれば米国だって自分達の考えを曲げるしかなくなる。 スポンサーはこちらなのだから、その時要求すれば良い。
民主党のやり方では問題点は浮かぶけど、 打開策を考えるまでまた時間がかかり かえって逆効果な気がする。双方にとって利益になる政治。 それは、与党の失策を民主党が打開案でカバーし、 与党より野党の提案の方が賢いなと言う実績を作り上げる事。
年金にしても、BSEにしても、住宅問題にしても、 批判するだけなら馬鹿でもできる。粗捜しは文屋にもできる。 議員は議員のプロとしての仕事、即ち法律を作ると言う 仕事に邁進して欲しい。話が少し逸れたが、 誰をも納得させる唯一の道は実績である。
・なぜ検査体制を厳しくするのか? →日本人はそれくらいの検査でないと安心して買わないからだ。
・与党の体制がだらしないなら野党は何をすべきなのか? →与党以上の素晴らしい法案を作り、それを国民に示す事。 マスコミの使い方が下手すぎる。実績をもっと作れ。
こういった疑問と回答の繰り返しで、 実績と言うものは作られていくのである。 それを見て国民は初めてあの人達も仕事してるんだと思うのだ。 民間が頑張っている程の努力を政府も、議員も、官僚もすれば、 素晴らしい制度と素晴らしい生活が待っていると言い切れる。
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