selenographic map
DiaryINDEXpastwill


2005年03月25日(金) 終わりの始まり、始まりの終わり

 この終わりの日に。己は何の実感もないまま佇んでいる。
 それでも、愛する人たちとの別れは間近であり、時は過ぎ去り、何もかもが過去へと流れてしまうのだろう。
 今日のこの日に、愛すべき人々に深い感謝を込めて。


2005年03月15日(火) dry?

 一夜限り。
 そういう関係もある。でもそれは本当に行きずりの人間とで無ければ、出来ない。人は身体を重ねて、情を注いで、そうした記憶を簡単に忘れられるものなのだろうか。忘れられるとしたらそれは寂しいことのように思うし、忘れられないのならそんな関係は持てないだろう。

 己程度の人間が身体を張っても意味が無いという事に、いい加減気付いても良い頃だ。

 相手にとっての己は忘れられる程度の人間なのだ。己にとっての相手はこんなにも忘れがたい存在なのに。でもそんな事、どうしようもない事なのだ。自分に魅力なんて無いと知っていた筈なのに。身体さえも受け入れられない人間なのに。
 死にたいくらい恥ずかしい思いを何度したら気が済むのだろう、己は。その度に自分を罵る。馬鹿野郎、死んでしまえ。


2005年03月04日(金) 白い闇

 雪が降っている。白い闇が広がっていく。
 この闇に紅が散るのはきっと美しい。そういう妄想を抱きたくなる。
 美しくて恐ろしい雪の闇。


2005年03月01日(火) トラブル

 新しい生活を始めようというのに、どうしてトラブルばかりが起こるのか。まったく。それともこれは己が呼び寄せているのか、それとも好んで飛び込んでいるのか、あるいは己自身が作り出しているのか。そのすべてであるのが明白なのには少しばかり気が滅入る。


yue |MAIL

My追加