2002年11月27日(水) 手を伸ばして




今朝は気持ちの良いほど晴れ渡っていて



段々と藍色が朱色に変わっていくのが綺麗で



デジカメを使って何気ないものでも撮ろうかな…

なんてね、思い付きでほの暗い朝の通りに出ました



空が良い色でさぁ、

でも、電線や鉄柱が邪魔して、なかなかどうして…



だから、やや背の高いマンションに登ってみました



良い景色だったぁ



富士山がさぁ、輝いているんですよ

もうすっかり雪を被っていてさぁ、

ホントに富士山だけが朝日を浴びて光っているんです



他の景色は藍で、富士山だけが白と朱

なんだか、シミジミしたものを感じました



何枚か何気ないものを撮って引き上げる

一日が始まるなぁ…そんな感じでした



「先輩?」



道路の方から呼び止められて振り返る



聞き慣れていないマフラー音

見慣れないバイクに跨ったミスドが手を振っていた



ミスドのバイクの音はね、聞けば分かります

『アッ、ミスドだ』、音を聞いた瞬間、何と無く分かる



『今日は違うバイクに乗ってんだぁ』



Uターンし、こちらに向かってくるミスドを迎える

明け方、そりゃあ寒いよ

頬を真っ赤に染め、震えながら笑ってる



「何してたんですか?ってか、珍しい!朝、起きてるなんて!」



『良い天気だろう?山撮りついでに、ブラブラ散歩』



「アー、今日、すっごい綺麗ですもんね!」



『そっちこそ何してんの?』



「バイクの練習!ターンの練習してて…」

「昨日の九時からずっと海岸で…」

「今日、これから1コマですよ…」

「借りたバイク、また壊しちゃった…」



嬉々としてバイクについて語る



新しく入ったバイクサークルは楽しいかい?

そうだな…、ウチの部は血眼になって稽古するだけだもんな?

“楽しむ”要素は無いかもね…



新しい仲間とはうまくやっているかい?



論文、終わりそうかい?



朝、起きれるようになった?



バイト、辞める踏ん切りはついたのかい?



もう、何も分からないや

会わなくなったもんなぁ、最近

同じ学校、同じ学部、同じ部活にいても会わないもんなぁ



ハハッ…、分からねぇ

全然キミの事が分からねぇや



遠いなぁ…






なんだか…さ?

すごく澄みきった空で

すごく気持ち良くて

景色なんか、感動的で

寒いのにさ、なぜか暖かくて

寝ていないのに目は冴えていて



ミスド、屈託も無く笑っていて



あれやこれやと色々話して



あげたお茶を頬に当ててホワ〜ッとした顔を見ていたら



すっきり、した



すっきり、しました



第7章、終わります



ココで一句



手を伸ばし その時初めて 距離を知る



御粗末です


2002年11月26日(火) 見とれていたい




午前6時前くらいに寝て

起きたら午後8時過ぎ

気付いたら一日が終わっていました(何じゃコリャ!)



まだ明けぬ空から、日が沈みきった空へ…

俺は時の旅人(僕等は〜旅人〜、時の〜旅人〜)



ってか、14時間も寝るなよ、俺の身体

授業と部活サボっちまったじゃねーか









今では空手道部副主将である俺

だけど、何を隠そう、一年生の8ヶ月間は

演劇部員だったりもする



何て言うか…、受験中、ふとね?

『大学受かったら、演劇部にはいろ〜』と思っていた

理由?…思いついたから、としか言えない



ちなみに、大学入学後、演劇部に入ったことを告げたら

周囲の連中はこぞって大爆笑

…そう、ボンもその一人



そんなに変なイメージがあるもんかねぇ?

なんせ、中・高って演劇部自体無かったから分からんがね



でも、深津絵里、あの人、演劇出身(だと思う、確か)

演劇出身の俳優さんは(言ってて矛盾を感じるが)、やはり上手いね

そこらのグラビア上がりの人間の演技とは雲泥の差!

三谷幸喜も元々劇作家

あの人の作る脚本、かなり好き

演劇部時代、何回か脚本を書いたが

あの人のはスゴイとしか言えないねぇ

一本の筋・役の個性・最後に一つにまとまる余談・お笑い要素

これらがしっかりまとまっている脚本を書くのってかなり難しい

プロは偉大だわ



で、話は戻って、うら若き20歳の俺

入部しに、演劇部の部室に入っていく



そして10分後…



『何じゃ、この世界はぁ!』



すごく“閉鎖的”な雰囲気をわずか10分で感じてしまった

なんて言うかなぁ…、他を寄せ付けない?孤立主義?

…ああ、天上天下唯我独尊って感じ?



まぁ、やると決めたらやるのがモットーな俺

行ってすぐ、他の部活の見学もせずに、入部を果たす



演劇部員の8ヶ月間は奇妙な体験だったがね



授業?部活が優先が当然

練習?毎日やるのが当然

遊ぶ?部員としか遊ばないのが当然

バイト?言語道断ですね



とにかく、部活が何よりも優先される

そして付き合う人間も部活内に制限される

まるで近世の“村”状態だがね



なぜ皆が大笑いしたのか、今なら少し分かる気がする

ああ、分かったよ、演劇世界でも

しょせん、大学とプロは別物さ



やはりね、そんな環境にいる人間はそれなりなのが多い

やたら跳ね回るブリブリ女の子

なぜか夏なのにスーツで登校する男

大学5年目にして単位20未満なヤツ

やたらアニソンに詳しいヤツ

その他諸々



一度やり始めた事は最後まで!がモットーな俺

だけど、さすがにこの環境は…

「バイトをやるなら、舞台には出さない」と言う部長命令を受け

その年末、即刻、退部しました






年は経ち、それから二年後(現在)

この間書いた授業、そうそう、教授が詐欺罪に問われているヤツね?

その授業に始めて参加する俺達



皆が皆、好き放題しているその授業の中、

俺は可愛い子探しで暇つぶし



そして、俺、発見

『オッ!あの子、ちょっと可愛くない?』

「ああ?リョー、好みおかしいかんねー、どれどれ?」

「おお!可愛いじゃん、横顔!正面から見てぇ!」



メールを打つ手を止め、男三人集合

一人がトイレを行く振りをして一度教室を出て、

暫く時をおき、その子の正面に回りこみ席に着く(作戦通り)

現代の恵みたる写メールで顔写真が送られてくる

(男二人)『カッワイ〜〜!!』



カメラ係合流後、回ってきた出席簿にて名前確認



『グエッ…』

「アン?どうしたー?」

『俺、知ってる、この子』

「マジ?合コンしようぜ!」

『エエけど、この子、彼氏いるぞ?それに演劇部の子だわ』



はい、終〜了〜!



ナゼだろうか…、さっきまでやたら可愛く見えていたその子の顔

次の瞬間には、何の興味も沸かない顔に変わっている

スゴイねぇ、イメージで見えてくるものが違ってくるもんなんだねぇ?



ココで一句



人間の 価値観なんて 感性次第



メッチャカワイ〜って思っていた次の瞬間には

ブリブリの憎たらしい顔に変わってんのさ?

今までそこにいたあの子はいずこへ…?って感じでした

こんな自分がある意味笑える

バカやわ〜、自分



御粗末です


2002年11月25日(月) ある日常の風景(俺、心霊体験)





予め言っておきますが、実話です

エエ、信じられないでしょうけど、でも実話です

誰が何と言おうとも、実話です




ちょいと、風邪などでもひいてみていました

バカだバカだと自覚してはいたんですけど、

どうやら、風邪をひく程度のバカで済んでいるようです






で、そんな寝まくっていた俺、

事件が起きたのは今朝(多分AM4:00頃)



何度目かの目覚めの後、うつらうつらとボ〜っとしていたんです

で、再びまどろむ俺



まどろみつつ、俺、こんな事考えていた

「そういや、心霊現象のラップ音ってこ〜んな感じで聞こえるんだよな?」



は?…こ〜んな感じ???



俺、目覚める!



ややビビりの入る俺

そう、確かに聞こえていた…耳にまだ残っている…

こう、団栗か何かをフロアに落としたような音

“カツーン…”のような“パチーン…”のような…



ビビりのせいか、はたまた熱のせいか

背中汗かいてビッショリ



(俺の心の声)『信じたら終わりだ、信じたら終わりだ…』



居ないったら居ない!聞こえないったら聞こえない!!

そう言い聞かせて目を瞑る



暫しの沈黙後、俺、ナゼか(ナゼだ?)こんな事を考える



(俺のまどろむ思考)『そういや迫力に欠けるんだよなぁ

             もっとこう…』



“もっとこう…”そこまで頭の中で呟いた時、

なんて言い表したら良いのやら…

“音”として表すならドォーン!みたいな?

まるで大砲を撃った時の音みたいな?



何かが耳を突き抜ける、そんな感じです

音を聞いた、というより直に鼓膜が振動したみたいな感じ



俺、(まさに)飛び起きる!



ホントにビビる俺!

いや、マジでビックリ

飛び起きた後、しばらく呆然としてしまった



ハイ、ただ単に寝ボケていただけでしょう

または疲れていたんだよ、そうだよ、そうに決まっている



ただね、どうしてか、その後暫く

キーーーー…って耳鳴りがし続けていたんだよ!



何、コレ?

何なの、ねぇ?何ですか?



クドイようですが、実話です






怖い体験と言えば、新聞配達期にもあった

多分、人生23年間の間でコレが一番怖かった体験です



その頃…、確か夏だったかな?夏休みだったと思うんだけど…



寝ていたんですよ、昼間

多分朝刊配達が終わって飯食って寝たんだと思います

その頃の俺のタイムスケジュール

 PM 3:00  起床

 PM 3:30
   
  〜10:30  夕刊配達・夕食・風呂・仕事

 PM10:30 

 〜AM3:00  いちおう勉強

 AM 3:00  

  〜 8:00  朝刊配達・朝食

 AM 9:30  ウダウダしつつ寝る

こんな感じ、ってか本題とは関係ないんですけどね?



で、話は戻って寝ていたんですよ

そして夢を見ていたんです



どんな夢だったか、その後、起きた時にはもう忘れていた

ただね?ただ…怖い夢だった事は覚えていたんです



で、夢の最後、俺(夢の中の)、呟く

『あ〜…怖かったぁ〜』



(?)「…もっと怖い目に合わせてやるよ」



ハッ!っと、目を覚ます俺



ビビッたぁ〜…、何だよ?もっと怖い目に合わせてやるって…

夢なら夢で、もっとオネーちゃんに誘惑されるような夢をみさせろよぉ



眠気眼・寝癖バリバリで周囲を見渡す俺

ふと、目覚まし時計が視野に入る(この頃、6つ持っていた)



ウッキャーッ!
PM5:00過ぎじゃん!




遅刻?遅刻どころじゃないですよ

そうですねぇ…、普段なら4時に配り始めるようじゃ遅刻

もうお客さん、キレまくってます

夕刊は、朝刊に比べて楽な分、時間にはかなりシビア



新聞配達にとって大遅刻ほど怖いものは無い!

世にも怖い目にホントにあってしまった俺

泣き入れながら配ったのは言うまでも無い…



ってか、誰か起こせっちゅーんじゃ!



な?怖いだろ?



ココで一句



マジである 科学では計れない 摩訶不思議



ってか、まぁ、しんじねーけどなっ!



御粗末です


2002年11月23日(土) day dream




起きていたんですよ、ずっと

夜中、ボンが生ラジオの試作すると言うんで(午前4時頃)

それを聞いてからずっとね…



だって寝たら終わりっしょ?

金曜は1コマから、それも出席重視の語学系授業



自慢じゃないが、一度寝たら大抵な事では絶対に起きない

そう、例え揺すられようが叩かれようが、チューされようが



更にタチの悪い事に、

俺、起こしてくれる人の問いにちゃんと答えているらしい

新聞配達期、朝に弱い俺はよく起こしてくれるよう頼んでいた

でも、ナゼかいつも遅刻



俺、文句を言う(頼んでおいて…)

『起こしてくれって言ったじゃん!』

「ああ?起こしたよ、ちゃんと!

 「リョー、起きた?」って言ったら『ああ、起きてるよ』って

 答えたじゃん!」



そんな記憶、まるで無し



それから4年経った現在でも…



「センパーイ、ちゃんとバイトに間に合いました?

 電話出てから二度寝したんじゃないでしょうねぇ?」

『アレ?電話に出た?そんな記憶無いんだけど…』(バイト遅刻常習犯)



こんなことは10回20回じゃ飽き足らず



どうやら、寝ている間に他の人格が動いているらしい

はたまた夢遊病か…



で、話は戻って、本日

言うまでも無く、授業出席出来ず



起きていたんじゃないのか?だって?



俺、気絶していた

経験ありません?気付いたら地べたに突っ伏していた事?

コタツテーブルに右顔をべちゃっとつけて寝ていた

それもなんと12時間近く!



顔半分が真っ赤になってんの

ってか、感覚無くて、何か、歯医者の麻酔みてぇだし



まぁ、そういう事で、今日は何のネタもありゃしない

なので、…イヤイヤ、“なので”なんて言ったら失礼です、スイマセン

お世話になっているアッキーさん

日記の紹介をやってます

紹介をしてくれるだけではなく、ピックアップして

レビューまで書いてくれている、管理者の味方です



自己登録フォームもありますんで、行ってみてはいかがですか?



ココで一句



学生生活 寝てたら終わる この儚さ



一日が長いようで短い、なんじゃコリャ?



そうそう、メアド、変わりました

ボンの指示の下、battlemania2003@hotmail.comに変わったんですよ

そうそう、メッセにも入ってます

も〜うどんどん登録してやって下さい!

ってか、俺、使い方が分からないんで…

登録していいよ〜って方は、BBSにでも書いて下さい



御粗末


2002年11月22日(金) ある日常の風景(徹夜明けな俺)




早め更新です

ちょっと今日は集中したいんでね…







ウチの大学、木曜日はあっても3コマまで

つまり大体の生徒は休日か午前中には終わる日なんです



そうなんですけど、俺、3コマに授業

もう、他の生徒はとっくにサークルとかであそんどんのに

勉強なぞしてられんわーっと、今まで一度も出たことがなかった



そんな俺、一緒にとった友人に呼び出される

仕方が無く参加する俺…ってか、単位は金払っても欲しい!



もう後期も2ヶ月が終わろうと言うこの時に初めて出席

教科書指定であるのに教科書の題名も知らない俺

こんなフザけたヤツが、更に遅刻して授業に参加



仕舞いには追い出されたって仕方が無いような生徒な俺



でもね、もっととんでもないヤツがいたんです!

ソレは誰でもない、その授業の教授さ!!



まず、授業風景

大体120名ぐらいの収容が可能な教室なのに、

参加者30名弱(履修登録の時は満席)

マナーにすらなってないケータイが絶えず鳴り響く(この時点で変だ!)

そして、それにまるで気付いてないかの如くの教授

出席を一応取っているのだが、

出席簿と一緒にお菓子が配られる(俺達、小学生?コレはウケた)

で、始まって20分くらいで生徒の1/3くらいは逃げる

それと同じ数くらいの生徒が遅刻してやってくる(俺はまだマシのようだ)



そんな授業風景の中…



教授、授業を進める

ただし、どこが本題でどこが脇道なのか分からない

「中国と日本の時差はね〜」と言っていたと思ったら、

「ウチのカミさんがね〜」と話題が変わる(え?コロンボ?)

そして更に、

「日中友好会の忘年会にお願いだから来て下さい」

「で、話は変わって、アジアの通貨単位は〜」

「そうそう、容姿では中国女性の方が日本女性より上ですね」

「ウチのカミさんはね、20歳くらい年下なんですがね〜」

「やはり国際結婚は金がかかる

 国柄、裕福な者は貧しい者に施すのが習慣らしくて

 私もカミさんの親に新築立ててあげました〜」



・・・



で、どれが授業なんですか?

ってか、アンタ、ソレ、タカられてんだよ



「私は2回、北朝鮮に行った事があるんですが〜」

「イヤァ、中国の炒飯はホントに美味しい!」



・・・



だから!授業は?



ちなみに、この授業名『現代の社会』

終始この調子で教授の人生談が続き

終了15分前に早々と切り上げ帰っていった教授



…コレで金貰っているのは、詐欺でしょ〜






ワケの分からない授業の後、懐かしい友人と会い

しばし茶を啜る

この後、部活が待っている



だが最近、ミスド、全く来ない!

…だからやる気が出ないか?だって?

腹立ててんですよ!



まったく、やる気がねーんなら無理に続ける事ねーべや?

何だか、空手をバカにされているようで面白くない



つまり、簡単に言うとミスドに腹を立てている、ただそれだけ



だけど、今回、ミスド参加

と、思いきや、稽古始めの号令をかけてもたむろって何か話し込んでいる



俺、更に腹を立てる



部活始めらんねーだろ!って怒鳴ってやろうか…、そう思って近付く俺

そんな俺にミスド、一言



「アッ!先輩、今、暇ですか?」



カッチ〜ン!



『暇じゃねーよっ!』

と、思わず大声を上げてしまう



固まるミスド+その周囲

相好崩さず、内心『やっちまったぁ〜』と思って固まる俺

で、ミスドの手元にあるプリントに気付く

論文の為のアンケートとシャープペンが俺に渡される手前で止まっている…



(俺の心の声)『ア…イヤ〜…

         アンケートを配っていただけ…?』



とりあえず『始めるから、整列』とだけ言ってそそくさ逃げる俺

そして終始気まずいまま部活動…



ハァ〜、ガキか?俺は…



どーも、恋愛感情が絡むと“らしくない”行動が…

まだまだガキっス、俺



ココで一句



本心と 態度はいつも 裏腹です



こんな逆走君に温かいご支援をお願いします…

バカだ…俺…



御粗末


2002年11月21日(木) そしてまた日常に




同窓会の時

「あのコ、あんたのことが好きだったみたいよ」

って話しを日記に書きました



昨夜、そのコとひょんなことから電話する事に



友人の死去、通夜や葬式の時の花輪の関係で連絡回し

例によって、こういうダルイ仕事は回ってくる



同窓会当日前後辺りからそのコの携帯にかからなくってさ、

『オイオイ、コレ、着拒?フザけろっ!ってか、ナゼ?』

な〜んて思っていたから、どうせかからんだろうと思いつつ電話



意外にも、あっさり電話は繋がる

意表をつかれつつも、サクッと用件だけ伝えて切ろうと思っていたのだが

世間話に花が咲く



何で今の職に就いた?、とか

同窓会どうだった?、とか

お前さん、同窓会に来ないで彼氏に会ってたんだって?、とか

アンタも仕切り上手だね、ご苦労様〜、とか

そんな他愛も無い話しをベラベラと…



で、盛り上がりにノセられ

『俺の事好きだったんだって?全然きづかねーって』(デリカシーなし)

とついつい口を滑らせる

「ちょっとなんで知ってんの!」と、ギャーギャー騒いだ後、

何とは無く、その頃の話になる



ああ…色々あったわ、そう言えば

ホント、他人にはどうでもいい他愛のない事を二人で

『ああ!あったあった、そんな事!』と、話し続ける

俺がイジメにあっていた頃どうだったとか、

二回も同じクラスになるなんてサイテーとか、(最低って…お前さん)

バレー部(そのコ含む)対 俺達のバレー対決とか…



「何だかんだ言っても、結構色々からんでたんだよねぇ

 英語とか私が教えてあげてたのに、いつの間にか抜かれちゃったしさ?

 覚えてないでしょ?そんな事」



覚えてるよそれぐらい、失礼な




「調理実習で同じ班になった時あったでしょ?…」



お前ら女子が作ったコーンスープ、味が濃すぎて飲めなかったわぁ



「修学旅行の自由行動で偶然会った時さ…」



縁切り寺であったんだよなぁ、名前なんだったかな…



「3年の体育祭で、あんた、バトンゾーンから出て負けるし…」



お前こそ、よく覚えてるなぁ?



そのコがアレコレ思いつく思い出を話しているのを

ただ相槌打ちながら聞いていた俺

不意に涙腺の緩む気配がした



(俺の心の声)『ウオッ、何で涙が出る!』



なんかさ、その頃の事を思い出してさ、ふと思いました

『あ〜、もうあんな風に時を過ごすことってないんだなぁ〜』ってね

あの頃のあのメンバーで中学校生活を営む…もう二度とないんだな



勿論、今は今で楽しんでいるんですけどね



クラスメートとしての、そのコと俺

もうそういった関係は無いと思ったらなんか妙な気分になった…

“クラスメート”と“クラスメートだった”の差が

ことのほか大きいことに気付いてさ

もうあの頃のそのコも俺もいないんだなぁ〜って、ちょっと悲しくなった



“過去”は“楽しい時間”に塗り替えることが出来る分

一度ハマるとタチが悪い



実際は楽しかった事より何倍も嫌な事があったんだけどなぁ…



時間てヤツは、無情にもどんどん過ぎていくもので…

思い出は懐かしいけど、何だか痛いもので…



『ハァ〜』っと、ちょっとセンチになりました



さぁ、がんばんべや?それならそれで、今をもっと楽しみましょう!

ちょっと、今の中学生や高校生が羨ましくなったかな



ココで一句



現在も 10年後には セピア色



よくよく考えると、

中学校って空間はとんでもない空間だったんだなぁ

同じ年の男女があれだけ入り乱れてんなんて…



高校?…男子校です

大学?…横の繋がりは薄いでしょう?別物です



御粗末です


2002年11月20日(水) 俺、意外に骨太




この間、バイト代出たんですよ

6万くらいかなぁ〜



で、まぁ、色々買いなおさなければならない物を買ったら

もう残り、あとわずか



で、出費の内、1万8千円くらいが空手用品

鉄アレイやサポーターやプロテインなどなどを買い込んだ

更に、1万3千円くらいが法律専門書

本3冊しか買ってないのに1万越えは高すぎるべ?



そして思う



『クリスマス間近にこんな風に金を使える事を

 俺は喜んでいいのだろうか…』



…最近、服買ってねーや、別に着飾る必要ねーもんよ







空手やっているとね、どうしても怪我が絶えません

打撲・捻挫はほぼ毎回

ウンの悪い時は肉離れ・関節炎症ナドナド

特に俺は怪我をしやすいようで…



と、まぁ、そういう訳で病院に厄介になることもしばしば



上の怪我、診てもらうとしたら、そりゃあ整形外科、でしょう?

毎度、授業休んでジーさんバーさんと一緒に順番待ち



で、いっつもやる事って一緒なんですよ!



どこが痛い〜って、まず痛い場所を調べる

レントゲン撮ってきて〜って、一度出される

骨には異常無いね〜って、湿布出されて終わる



…なぁ?骨に異常の無いことぐらい、自分で触れば分かるよ

それよりさぁ、筋とか関節とか調べてくれよ?

骨折だけが整形外科の専門じゃないっしょ?

毎度毎度、湿布貰うために1500円と2時間を

費やしに来てんじゃねーんだ、ボケ!



『君の骨はいい形してるねぇ!教科書に載せたいよ』



以前撮った写真と合わせて、こう言ってのける医者

そんな事言いたいが為に、引っ張り出したんか?

人の手足の骨の写真を…

忙しいんだろ?もっと時間を有効に使おうぜ?お互いに



もう病院行くのやめようかなぁ〜…



ココで一句



レントゲン ノルマでもあるんですか? 整形外科医



御粗末です


2002年11月19日(火) ある日常の風景(警官とからむ俺)




“お気に入り”、あるじゃないですか?

立ち上げページをココに設定してない俺、

日記を書く時はいつも使用します



そうしたらね…、いつの間にか知らないサイトが追加されていたんです!

『もしや、ウィルスかっ!?』(ワケ分からんものは全てウィルス)



何かの拍子で追加しちゃったんだろ?って思うでしょ?



イヤイヤ、

入ったことも無いサイトをどうやって追加しろって言うんですか!

ありえん…ありえんのですよ…入った事などありえんのです!



『鉢植え』なんてサイト行く訳無いでしょ!



全く、どーなってんだ、コレは?

俺は盆栽などする趣向はないっちゅーに



…やはり、ウィルスだな!








最近、また夜型に戻ってきている俺

ねぇ?言ったでしょ?すぐ戻っちまうんですよ、夜型に

それを何とか克服するために、また徹夜の日々



徹夜すると、腹、減るじゃないですか?

だから最近、コンビニ使用率急上昇



今夜も今さっき行ってきたところです



で、最近お約束となりつつある、パトカー登場!

車の往来が無い細い道路に一台車が止まっているなぁ…

なんて思っていたらいやがった



別にやましい事など何も無い俺

何気無くその横を通り過ぎていく…



ハイ、そして、コレもまたお約束



「そこの、ちょっとこっち来てくれる?」



ああ…、またこのダンディな声で呼び止められる俺

ってか、なんやねん!呼び止められるようなやましい事は何もないんじゃ!

不審がられること自体、かなりの屈辱

何より、この“上”からもの言う姿勢が気にくわん!何様だ、お前等?



明らかに不満な顔して近付く俺

車から降り、やたらニヤケ顔で俺を迎える警官二人



『なんスか?』(如何にも不満な態度の俺)

「なんスかじゃ無いでしょー、どこ行くの〜?」

『え…、あそこのコンビニに行くんですけど』

「こんな時間に?君、学生だろ?寝なくて明日どうするん?

 …とりあえず、免許持ってる?」

『はぁ…』

「じゃあちょっと出して?」



俺、カチンとくる、この言い方気にくわん!

ってか、積年の恨みにより、警官、大嫌い

今までこいつらにいったいいくら払わされたと思ってんじゃ、ボケ!

10万15万じゃきかんぞ、それだけあったらオネーちゃんハベらせんで!



『え、何で出さなきゃならないんですか?』

と、いらん事をつい口走ってしまう

警官、明らかに顔色を変える

…それ見て、正直、『しまった』と思う俺



「ん〜、我々が提示を求めた時、

 従わなきゃならないと教習所で習ったでしょ?

 それとも出せない理由があんの?」



おバカ、それは道交法だ、徒歩の俺に何の関係があるんだ?

な〜んて似非知識が頭を巡る

俺、臨戦体制(論戦)



正直に言うと、こんな警官ごときになら

法論戦で負けはしないと思った



『え、コレって職質ですか?職質は任意でしょ?

 時間の無駄だからイヤですよ』

「職質なんて大層なもんではないよ〜」

『職質じゃなかったら何なんですか?

 それだったら答える義務も無いでしょ?』

「そんな義務とか言わないでさー

 じゃ、とりあえず(パトカーに)乗って話そうか?」

『ハ?何でですか?』

「我々はねぇ、必要と認められる時は“保護”する責任があるんだよ」

『別にただコンビニ行こうとしているだけじゃないですか!』

「こんな時間にねぇ、一人で歩いていること自体、不審なんだよ

 ホラッ、早く乗る!それとも交番まで来るのか?」



急に口調が変わる警官二人、俺、渋々乗り込む

パトカー乗ったのは初めて、何だかちょっと緊張

ってか、コレに乗ってしまった時点で勝敗は決した



乗ってからというもの左右を警官に挟まれ暑苦しいったらありゃしない

そして免許提示こそ求められはしなかったが、

延々と変な世間話から説教まで聞かされた

その間大体20分ちょいくらいか…往復10分のコンビニがぁ…!



…帰った後、俺が六法ひっくり返していたのは言うまでもない

クソッ、やっぱり乗らなくてよかったんじゃねーかよ!

プラッツなんかパトカーにしやがって!(八つ当たり)

この似非エコロジストめっ!(関係なし)



ココで一句



警官め 次に会ったら 雪辱戦 



やめときゃいいのにって、俺もそう思います

でも性格なんです、懲りません、バカですから



ってか、「こんな時間に」って、俺は小学生かっての!

まさか23歳にもなってこんなこと言われるとはおもわなんだ



御粗末です


2002年11月17日(日) ルーツ




皆さん、自分の家の家紋て知ってますか?

俺は21年間知らなかった

一昨年、分家であるウチの家系に初めて墓が出来た

…今までは本家の墓に入っていたのかどうか、それすら知らない



まぁ、ブッチャけ、家系やら親族一同やら

そんなモノは俺にとって、どうでも良い事なんスけどね!

親・兄弟でイッパイイッパイですよ、そんなモノ



正直に言えば、叔父・叔母が嫌いなだけだけどさ



とにかく、初めてお目にかかったウチの家紋(父方)

ウチの家紋は“九曜紋”と呼ばれるモノ

おっきな丸が真ん中に1つ

その周りを囲むように小さな丸が8つ



ちょっと興味を持つ俺

…と言っても調べる術が当時無かった俺は何もしなかった



で、俺、気付く

『ネットで検索かければいいんじゃん!』

こんな事すら気付かない俺、迂闊



意外に面白いものなんですよ、コレが!



当然なんですが、それぞれの家紋には、それなりに意味がある

当時の家柄やどういった身分だったかが分かっちゃったりもする



で、ウチの先祖(父方)、貴族だったと今までに何度も聞かされていた

何かあると『ウチは代々〜…』

祖父・叔父・叔母、果てはウチの父まで言い出す始末

ウゼェってーのっ



現状を見なさい、現状を…



それは良いとして、俺、“九曜紋”について調べてみた

元々宗教関連のものだったそうな

ってか、陰陽道なんだけどさ

よくよく考えてみれと、そういや何度も目にしたことがあった



で、この“九曜”、主に使われていたのは古代貴族層

平安期は宗教なんて政治のアウトラインみたいなものだったもんなぁ



『へぇ〜、ホントだったんだぁ…』



ウチの先祖が余程の見栄張りでない限り、

どうやら蹴鞠しながら日々を過ごしていたやんごとなき家系のようだ

それもちょっとオカルトチックなね



ちなみに、母方の先祖は坊さんだったらしい

こちらは調べようがないがね

もうコレはジィの言う事を信じるのみ



というワケで、俺、貴族+坊主の混血児

そして双方、宗教色濃い!



そんなサラブな俺の実態は



クリスマスすら恨めしく思う

独り身お気楽学生!




血筋?全然関係無いじゃ〜ん!



ん?ちょっと待って下さい…?



クリスマス恨めし→ココ、坊主の血

お気楽→ココ、貴族っぽい



…なんだ、あってんじゃん

まっ、知ったこっちゃねーんですけど

俺的にはどっちかって言うと“武士”の家系であって欲しかったな〜



と、まぁ、こうやって調べてみるのもいい暇つぶしになりますよ?



ココで一句



ご先祖様 どうせ残すなら 身分より金残せ



コレが現実ですな!ハッハッハッ!



御粗末様


2002年11月16日(土) ゴール無き迷路無し




こう、日常を過ごしていく中で

何かしらの影響を受ける“モノ”に出会っていきますよね?



場所・曲・人・本などなど



俺の今までは、“影響を受ける”の連続でした

今の俺を作ったのは、この“影響”



今まで好きになった子もそう

空手もそう

新聞配達もそう

友人達も、数多くいる出会った人達もそう



これら全てが俺を作ってきた、そう思っています



幼い様だけど、勉強や運動を頑張ったのは好きな子のため

そのキッカケを作ってくれたのは友人達

彼等に認められたい、負けたくないって気持ちが俺をここまで

持ち上げてくれました



理不尽な事、不当な暴力に屈しない“気持ち”を与えてくれたのは空手

自分を磨き上げる楽しさを教えてもくれました



継続・忍耐・社会・要領を教えてくれたのは新聞配達

どんなに辛い事だって逃げ出さないで続けるという気持ち

辛ければ、つまらなければ、自分で楽しくしようという気持ち

如何に今まで社会と触れ合っていなかったかという事

何事も“やり方”があり、それは決して今まで誰も教えてくれなかった事



俺が今、人と接する時に気遣う気持ちを与えてくれたのは

今までに出会ってきた人達のお陰



オーケストラの演奏を楽しめるようになったのだって

吹奏楽という、自分の不慣れな世界に飛び込んだからこそ可能となった



最近…ダメだったぁ

与えられた課題・仕事をこなしているだけだった

良い成績を貰って自己満足

必要とされて自己満足



囚われていたようです、どうやら

目の前にある事を、周りと同じようにこなしていただけ



俺にはやりたい仕事があります

その仕事に繋がると信じ、3回も受験した



なのにどうだ?今の生活はその仕事に繋がっているのかい?



どうやら、以前持っていたはずの“飢え”を忘れていたようで…



影響に対する“飢え”

向上心に対する“飢え”

負けたくないという“飢え”



さぁ、行ってみようか

そろそろ立ち上がって前に進む時期だろう?

もう、十分休んだじゃないか?

何かに囚われていたんじゃ、自分は見えない



“やりたい事”をやる機会を掴み取ってみようか



ここで一句



所信忘れ 迷い足掻くのも 一時



躓いたら立ち上がりましょう

ぶつかったらどかしましょう

落ちたなら這い上がりましょう

浮いているなら足元を確かめましょう



やりたい事がある限りね?



御粗末


2002年11月15日(金) 心構えも必要で?




今日から三日間、某国立大学、学園祭



今回の学祭アーティスト:ザ・コブラツイスターズ











って、誰??



去年は0930(まぁ、知っている)、一昨年はCLOSE…(誰だ!?)

まぁ、私立じゃないしねぇ…



で、まぁ、前から言っていた通り、我が芦原空手道部、演武をやります



だがね…今回は俺、お怒り



まず、今回の演武、メインキャラは殆どでていない

オープントーナメントが控えているんでね、無茶はしないって事で

更に、“いかにも”て人間が瓦割ろうが板割ろうが面白味が無い

なんで、メインは全て1年生と女の子を選出



やっぱり、一年生や女の子が割った方がインパクト強いじゃん?



それは同感な俺

皆さん、やる気満々、ってか、自分からやると言い出していた



なのに、だ!



まず、練習に来ない!

来ても演武の練習しかしない!

そして、言い訳ばかりしてこっちの言う事を聞かない!



今年の一年生、結構な悩みの種

練習も殆ど参加せず、やる気も感じられない

…まぁ、分からないでもないんです、それは



今年の一年生の一人、とんでもないヤツが入部してきました

俺達が目指しているオープントーナメント、コレは地方予選からのもの

だが、この一年生、実は大学入る前から全国大会に出場するほどの実力者



周囲に目標となる人がいるのは素晴らしい事なんですけど、

あまりに突出し過ぎてしまうと、目標とは捉えずらい

内心『あんなのには勝てねぇよ…』、そう思ってしまうのも無理は無い



もう、ホントに練習に来ないんです

俺達もほとほと困りまくっていた



が、しかし!



演武にメインとして参加させることを決定した主将・副主将

それを部員達に発表する

普段の練習の合間を縫って、『サバキ』と言われる技術を教える

まぁ、分かり易く言えば、“護身術”みたいなモノです



そうしたらね…来るようにはなったんです、一年生



『サバキ』の練習のみね



仕方が無い奴等だなぁと、ちょっと怒ります

『普段の練習で基礎体力をつけなければ、『サバキ』だって

 上手く出来ないんだよ?』とね?



「俺、こういうの(護身術系)がやりたくて入部したんです

 別に試合とか空手とかはどうでもいいで」



ケンカ売ってんのか?(怒)



こんなことを飄々と言ってのける一年生、

…ある意味度胸が据わってんのかな



まぁ、やりたくないと言っているヤツに教えてやるつもりは無いんで

(普段の練習については)放っておこうと言うことになりました



次に女の子



このこらも練習、かなりサボりがち

その理由:女の子がいないから

良い練習相手が居ないから来ないんだそうだ

だけど、飲み会には必ず参加してくる…ハァ〜



もう、勝手にして下さい…



で、今回の試割3舞台中、女の子二人参加

一人は俺たち推薦で選んだ4年生女性部員

もう一人は、以前から“古典”空手をやっていた立候補OG部員



まぁ、部の顔でもありますから、丁寧に教え込む俺

試割は基本的には“古典”派のイベント、教えるのは俺が中心

どうやったら割れ易いか〜から、如何に見栄えが良いか〜まで教え込む



それと、ここで試割の裏話



実は“試割”、やってみると驚くほど簡単なんです

板や瓦に対して垂直に打ち下ろせば、余程躊躇しない限りは割れる

このやり方であれば、例え小学生であっても割れる



それともう一つ

“試割”は打ち手より、むしろ持ち手の方が重要

板の目を攻撃に合わせ、関節を固定し、

そして割れる方向に力を加えつつ持つ

あの板…、持ち手が力を加えた程度でも割れるんです



この二つがちゃんとかみ合えば、かなり容易な技術…



なんだけど!



今回の試割、俗に言う“四方割り”

四方の目標物を如何に流れに沿い、綺麗に緩急をつけて割れるか…と言う物

身体を動かしながら割るので、対象物に垂直に攻撃するのはそれなりに大変

…男の場合は、そんなん関係無いんだけどね、力任せで十分



俺、その点を強く教え込む

4年生の女性部員、熱心にその練習を繰り返し行う

この人は元々かなりセンスが良いので、俺、心配してなかった



問題はもう一人の方さぁ…

『自分のスタイルは変えないの!』と言って、

いっさい古典以外の練習をしない

古典派は、“引き手”と言って当てたらすぐ身体に拳を戻すんです

でも、これじゃあ割れない可能性がある



『それじゃあ、板、割れないかもしれんから、もっと押し込まないと』

と、俺、それを伝える



『さっきやったら割れたわよ、うるさいわね!』



ウ・ウルサイだと?このガキャァ



普通にやれば誰だって割れる、

でも、四方割の場合は勝手が違う

だから、打ち方を変えなさいと…そう言っている俺に対し



ウ・ウルサイだと?このガキャァ



あ〜、もう、勝手にして下さい

恥かくのはオメェなんだからっよ〜

と、それ以降放っておく俺(大人気ない)



長くなってきましたが、ハイ、ここでやっと学祭当日

俺たちの演武の出番がやってまいりました(夕方5時)



日も沈み、やや肌寒い中、開始される



最初、基本稽古、こんなん見たってつまらない

それでも部員30名近くが一糸乱れず打つ基本技には、客もそれなりの反応



そして、次、一年生による『サバキ』

まぁ…それなりの出来だったかなぁ?

一年生にしては頑張った、と俺は思っている

けど…お客さん、反応無し

仕方が無い…バランス崩しながらの護身術、カッコ悪いよ〜

良い勉強になっただろう、一年生にとっては



で、組手

軽量級・重量級の二試合

両方とも実力者によるものでそこそこ見栄えがよかった



そして最後、試割



順番は、問題児→四年生→主将君



問題児、試割開始

一枚目、無事割れる(一枚目は簡単)

二枚目、割れず

三枚目、割れず

四枚目、割れず…



再度やり直し、とりあえず全部割ったが…ここまで散々な結果になるとは



続く4年生は、打ち合わせ通り、笑い要素も含みつつ見事完割

更に続く主将君の瓦10枚割で客ウケも良く、綺麗にまとまった

主将君の瓦割の歓声の中、内心ホッとしました



部としての演武は成功

一年生や女性部員には良い薬になったかと思っていたら

…ここで波乱はやってきた



終了後、あの問題児、ワンワン泣き出す

他の女子部員に慰められる中、そして言い放つ



『持ち手がダメだから

 失敗しちゃったじゃない!

 それに後のは何?

 あんな風に不真面目にやられたら

 まるで私のがつまらなく見えるじゃないよぉ!』




そのまま女子部員に抱えられ、道場の方へと戻っていく

俺達、片づけを続行



確かにね…彼女の持ち手は2年生部員

で、4年生の持ち手は俺達試合待ちのメンバーがやったよ



でも…一言、良いですか?

この胸の内を叫んでも良いですか?



お前が練習にこねーから、打ち合わせもできねーんだろ?

何度も言ってんのに、話しを聞かなかったんはテメェーだろ!

他人のせいにすんじゃねぇーー!!



ハァ…ハァ…

怒ってもいいいでしょ?

ってか、アアッ、ムカつく!



…疲れるよ、ホント

何も考えずに空手に打ち込めたら、どんなに楽だろうかねぇ

道場の頃は“空手”だけやっていればよかったからなぁ…



ここで一句



何事も 努力せずには カッコ無し



うまくやりたきゃ、努力せい!っちゅーんじゃ。

ううぇ〜…お疲れサマァ…



御粗末です


2002年11月14日(木) 笑いあるトコ犠牲あり




そういや、この日記の題名ってば『某国立大学奮闘記』なんですよね

でも、大学での事、あまりにも書いてない気がする…



なので、



俺が如何にバカな学生をやっているか!







去年の後期始まったくらいの頃の話



だりーだりー良いながら二コマの授業に出席する

で、この授業、教養のくせに知り合いがやたら集まっていた



普段、別にコレといって行動を共にはしないが

暇と金があれば飲んだくれる男バカ4人組(皆同じクラスだった)

だりーだりーと授業に参加



二コマが終わればおのずと昼食



ウチの大学、食堂が全部で5つ

一食(第一食堂)…最も利用者の多い大食堂、アルバイト若い

二食(第二食堂)…次に利用者の多い大食堂、オバちゃん怖い

農食(農学部棟食堂)…農学部(陸の孤島)生のみ利用

グリル(本名)…高いで有名、窓が無ければ座席も少ない地下の食堂

ラウンジ駿河(本名)…大学一望出来る高位置喫茶店



並ぶの嫌だと満場一致で二食に行くバカ4人



普段あまり会わない男バカ4人が飯を食っている最中に話す事なんて

女話以外無かろうも…

おのずと自分と彼女の話となっていく



で、ここで一つ確認

男バカ4人中、3人が彼女持ち(一人は同棲中)



残った一人…俺です

イヤ、待たれよ!

この1ヶ月前には居たんだよ!…別れちゃったんだぁ



そうなりゃ、突き上げを食うのは必死

話しは『俺に彼女を』(いい迷惑)に発展!



やっぱり合コンがいいだろう?

ああ、教育にかなり可愛い子がいるんだよ!やろうぜ、やろうぜ!

誰がセッティングすんだよ?俺、知り合いいねーよ?

いや、もっと即効性のある方法じゃないと話にならんだろ?

じゃ、あそこの集団に混ざるか?

いや、あそこはお遊びサークルの一団だ…男がどこかにいるぞ!



合コン・ナンパ…方法の試行錯誤



で、出た結論



『携帯をわざと置いて、可愛い子が着たら電話する

 “ありがとう、拾ってくれて!お友達になりましょうね?”

 と言って合コンをセッティングし彼女をゲットしよう!』



…死んでくれ



誰の携帯を使うかなんて、当然俺のになってしまう

他人事だとやたらポジティブになれる男バカ3人

そしてそのテンションにつられる男バカ1人



獲物を待つ男バカ4人…

お昼時ですから、結構獲物は群がってます



あのコ、良くねぇ?と、携帯にコール



出てくれないで終わる



あのコなんか、出てくれそうじゃん?と、携帯にコール



気付かないフリをされ終わる



あのコ1人だし、気付いてくれるかもよ?と、携帯にコール



完全に無視され終わる



(バカ4)ええいっ!出んかぁ!!



ハァ…せちがれぇ世の中だよ、全く

携帯を失くして困っている人を助けようとは思わないのかねぇ



半ば次の手を考えようとしていたバカ3人

そして、何やらニヤニヤしながら携帯にコールするバカ1人



「アレ?お前、何やってんの?」



視線を(俺の)携帯の方へ投げるバカ3人



(俺)「イヤァァァァーーーーッ!!!!」



お姉ちゃん、登場!

過去参照:動物に例えるならコウモリ+カバ

      その態度・行動・姿があまりにも年齢とマッチしていない為

      この愛称で親しまれている



(俺)「おまっ、ヤメレェ!」

(バカ1)「大丈夫だって!オネェなら出るって!」

(バカ2)爆笑中



着メロ流れる…



着メロ流れる…



着メロ流れる…



もっしも〜し?



















バカ3 ウヒャヒャヒャヒャッ!!!

   出た出た!さすがはオネェ!!




(オネェ通話中)「アレー?あんた達?携帯忘れたんでしょ?」

(オネェ)「って、そこにいるんじゃ〜ん!」



オネェ、合流



そして



「じゃあ俺たち、次の授業に行くわー」



バカ3人、離散



周りを憚らない大きな笑いと共に去っていく



(俺の心の声)「どうだい?満足したかい?

        お前らは所詮、他人で笑いが取れれば

        それで満足なんだろ?」



「リョーちゃん、久し振りじゃん!学校きてんの?」



相変わらずのデカイ声で俺の意識は飛んでいきました…



っとね、今日、バイトから帰って何気なくつけたテレビで

堂本剛が携帯で同じ事をしているのを見て思い出しました



この恨み、はらさでおくものかぁ…



ここで一句



バカ4人 知恵を絞って エセ文殊



最近、こんなバカな事してねぇなぁ…

ってか、みんな、それぞれのゼミで悪戦苦闘してっしな



ああ、大学も残すところ1年ちょい

長いようで何とも短いものですね



御粗末


2002年11月13日(水) 隣の幼なじみ




日記の壁紙→

冬っぽいのに変えてみました



悪友がね…『オリジナリティが無い!』なんて言うからさ…

じゃあ、変えてやるさと、勢い余って変えてみました



まっ、だからなんだってワケでもないんですけどね!







幼なじみ、います

それも結構な数



そりゃあそうさ、同じ所に19年間も住んでいたんだ

それも新興住宅地だったし、同世代がやたら沢山いたし



で、そのうちの一人、お隣のお姉さん

って言っても、一つしか違わない



世にも奇妙な事に、なんとお隣の奥さん、親父の中学の同級生

かと言って、住んでいる所がオヤジの地元という訳ではない

更に言えば、母親と職場一緒

これまた、別に示し合わせたわけではない



隣の親父さんとは何の繋がりは無いんだけどね



そんなワケで、小さい頃から何かあると、隣んちに厄介になっていた



ピアノのお稽古も同じ場所(ってか、隣の隣がピアノ教室)

算盤も習字も同じ場所

勿論、小学校・中学校も一緒、なので登校の班も一緒

ついでに言えば高校も目の前の女子高に通っていた

朝、たまに会った時には一緒に途中まで登校していた



まぁ、隣んちにはもう一人息子がおって

彼は俺の一個下

俺は“もう一人の姉”として、向こうは“もう一人の弟”として接していた







数多くいる幼なじみの中でナゼ彼女を取り上げたか…



カワイイんだわ!



普通ねぇ、幼なじみなんて対してかわいくないのが常道ですよ

ケッケッケッ、俺ってば運が良い!



彼女、絵に描いたような優等生

運動神経抜群・成績優秀、そして容姿端麗

…俺の周りにはこんなんばっかりかよ

オマケに動物好き

ペットを腐るほど飼っていた



小学生の時には良く遊んでいたけど、サスガに中学生にもなると…ね

遊ぶ事は無くなったが、よくケーキを作ってはウチに持ってきてくれた

それこそ週に1度は持ってくるほどよく作っていたな



高校の登校中もね、俺、すごくギリギリに出る人だった

それこそ遅刻と紙一重くらいに

で、彼女の行っていた女子高、ウチの高校より始業が5分遅い

マイペースな彼女もまた、出るのは遅い

それでよく一緒に通っていました

(会った時には俺は遅刻の覚悟をした)



家族同士でどこか出かけたりということは無かったが、

日常生活上では家族のように過ごしていた

そしてそれは彼女が大学入学まで続く



ともに過ごした17年間…



彼女、すごくかわいい、そして幼なじみ



互いに時間を共有しながら、そして同じように大人になっていく…

一人の男と、一人の女



弟…、そう思っていた人が、いつしか立派な男へと成長

姉…、そう思っていた人が、いつしか女性なんだと気づく



互いに意識しあう二人…

そして流れは自然に身を任せ…恋へ発展







なんて事にはならないってな!



大体、この頃の俺、年上の女性に興味無かったし

向こうにしてもそんな風には俺は映っていなかっただろう



そんなねぇ、漫画じゃあるまいし…

幼なじみが恋人同士なんてそうそうあるかい!



前述の通り、小さな頃から動物好きだった彼女

今では獣医の道をまっしぐら

将来はムツゴロウ王国に就職したいといっていた(それでいいのか?)



北海道の大草原で過ごす日々

毎日牛やら豚やらを世話しながら大学に通っているそうな



そんな彼女

以前、こんな事を言っていた…



『動物の糞の臭い、大好き!

 触るとね、スッゴク暖かいの〜』



…オカシイだろ?アンタ



近頃、会う度にアカ抜けるどころかアカらんでいくのは

俺と弟君二人の疑問になっている…



牛や豚もいいだろうが、人間の男も良いのよ?



ここで一句



美人さん 大草原に抱かれ 糞いじる



言及するまでも無いと思うが、彼女、変わり者です、ハイ

美人ですよ?ものすごく

実際、何度もコクられている所を目撃してるくらいモテるし



だけど、一度として魅力的だと思ったことは無い

彼女がどれだけ動物マニアだか知っているからねぇ…



小さい頃からそんなのに付き合わされていたお陰で

いつの間にか、隣んちの犬の散歩は俺の仕事となっていた



御粗末です


2002年11月12日(火) 満を持して




すごく自信に溢れたその立ち居振る舞い…

スンと胸を張り、何者にも臆しないその姿は、

持ち前の長身を更に活かしつづける

白いTシャツにストレートのジーンズ、

それだけなのに、目の離せなくなる景色へと変わる

不恰好に、一本に纏め上げたその髪型が凛々しさを強調し、

知的な瞳を覗かせる

決して美人ではないが、その魅力は彷彿としている



部活では諸々の大会を総なめにし、

定期テストではいつも五指に数えられる

クラスではいつでも中心に存在し、そう望まれる



女性らしいお淑やかさは無いが、誰にも引けを取らない判断力

周りを取り込む明るさ、気持ち良い位にサバッとした性格



兄弟想いで親代わり

親の仕事で地方を転々と過ごしている






こんなコが実際にいました

勿論、俺の勝手な判断上の話ですけど



俺の憧れ?…イヤ、なんかそういうのとは違う

目標…?でもないなぁ

何だろうか…、言い表せないが、とても大事な人です



ニシザワさんと言います、本名です



上記のように、ハッキリ言って特別、そんな感じでした

部活動でも勉強面でも、そしてカリスマ性でも活躍していた彼女は

教師の間である種の特別待遇のような立場にいた



中学一年の時はただの穀潰しの様な存在だった俺

近所の墓場のお堂を蹴ったら壁を壊してしまい、学年の教師全員に囲まれ、

『警察に突き出すぞ』…こんな事を言われた

成績も中の下、素行不良、取り立てて目立つ成果を上げてはいない

そしてイジメの被害者

まさに“目の上のタンコブ”さ



そう、教師達は昨日書いた事すべてを知っていました

そりゃあそうだ、授業中だろうと関係無く、

俺はイジメの矢面に立たされていたんだから

教師達はどうしたかって?

見て見ぬ振り…そんな感じです

何も言わない・何も聞かない・何もしない

ハハッ、クソッタレです



そんな俺だったが、

ある事をきっかけに成績を上げる

元々ヤンチャな性格ゆえ、身体を動かすのは好きだった

それゆえに、大抵のスポーツは人並みには出来た(と、思っている)



中2の中頃にはもう教師から蔑まられることはなくなっていた

それどころか運良く部活動でも健闘でき、成績を更に上げる事に成功

あの腫れ物に触れるかの様な教師達も態度を変えていく

正味、『してやったり!ざまーみろってんだ!』、そう思っていた



中2の終わり、冬の寒さ絶頂期

ある音楽・体育・英語教師が俺に言った

『お前じゃニシザワの足元にもおよばねーよ』



ってか、教師の言葉じゃないってな?

こういう事、生徒に向かって言うか?普通



カチンッ!そう思ったね

この頃はとにかく負けず嫌いだった俺

一方的に勝負に突入(俺の一人よがり)



第一ラウンド〜学力勝負〜

中2の三学期の期末テスト

ニシザワの成績を女友達に調べさせる

結果:惨敗



第二ラウンド〜体力勝負〜

ニシザワ、バドミントン部

殆ど話した事も無いのに部活中に乗り込んで勝負を挑む俺

結果:完敗

相手は県1位、俺は素人、勝負になるわけが無い

実に1点も取れなかった

ってか、ミジメだったぁ…



第三ラウンド〜人柄勝負〜

どうやって勝敗を決しろというんだ、一体?



完敗…ハイ、まさにそうでした

『まさか女に負けるなんて』

そんな風に考えていたと思う



今でも覚えている事が一つ

バドミントン勝負の後、下駄箱の所であったんだわ

『オモシロイから、またやろうね?』

そう言われて、なんか、正直、嬉しかった



言葉を交わしたのなんて、コレを含めても2・3回程度

一度も同じクラスにはならなかった







ニシザワ、3年生の4月、東京へと転校

それ以来、どうなったか知らない

とりあえず、俺は負けっぱなし

バドミントン勝負の再戦もお預けのまま



俺、また少し、変わっていく



『負けられない』、一人よがりの勝負はその後も続く

中三、最後の中体連

今まで散々ヒドイ目に合わされて『二度と頼むか!』と思っていた親父に

コーチを頼み、レギュラー全員で自主練に励んだ

結局、結果は無残に終わったけどね

中3のいつだったかのテストで、ニシザワと同じ点数を取って大喜びをした



高校でもね、実は模試受ける度に成績優秀者の中に

ニシザワが居ないか探していた

結局一度として“ニシザワ”を見つけることは出来なかったけど



今頃、ニシザワはどうしているのだろうか?

今でも、たまにニシザワの夢を見る

そんな日はやる気に満ちて、頗る気分が良い



俺はまたニシザワに会う事があるのだろうか

その時には、対等でありたい、そう思う



そんなニシザワを、俺は大事な人だと思っています



9年…俺は成長しただろうか?



ここで一句



夢の中 対等な立場に 並ぶ二人



いつか現実になって欲しい

素直にそう思っています

再開する事はあるんかな〜?



…ストーカーとか言わないでね?いや、違うから!



ってか、ニシザワの事、書けたなぁ

日記書き始めた当初から書こう書こうって思ってたんだわ

やや納得いかないけど、まぁ、いいかな



御粗末です


2002年11月11日(月) 歴史に名を刻め〜、お前等〜




以前、ある映画の事を紹介したのを覚えていますか?

ウチの地元がロケ地となっていて、

『地方都市の少年少女』がテーマになっていた映画



ウリ・イジメ・軽犯罪を織り込んだ、観ていて痛い映画



自分の嫌な思い出を髣髴とさせる映画



で、その映画に登場するもので

実は二つほど、映画だけではなく実際に存在するものがあるんです



一つは、その少年少女の心を魅了する歌い手

実際にその歌い手のCDは売られている

映画に登場したままのジャケットで、ね?

それも一枚二枚じゃないんだわ



で、もう一つが、その少年少女が素直な気持ちを綴る場としたBBS

コレもちゃんと実際に存在するサイト

実にここにカキコされたものがそのまま映画に使われていたりもする



正味ね…、テーマがテーマだけに、

ココに書き込まれた物の多くは社会・人生に対する悲観的なもの

『仮想現実で生きていたい』

『“死ねる”ことが僕の支えになっている』

『彼女を守れなかった…僕も死にたい…』

『誰も僕を見つけてくれない…僕は生きていちゃいけないんだ』

…こんなシュールなものばかり



分からなくは無い…むしろ共感できるところもある

俺も、イジメを受けたことがあるから








俺は、多分、恵まれていたんだろうな…



体がでかかったってのがあったから、小学校の時は暴れん坊だった

中学に入れば、接する人の数もおのずと広がる

俺より腕力がある奴なんてざらだわな?



毎日毎日が屈辱の連続

今まで上(ガキの世界で)にいたのが一気に失脚さ?

身長でも、勉強でも、腕力でも負けちまってさ

惨めなものさ…今まで威張っていた者がその拠り所を失うってのは



そうなれば、後は蔑む対象となっていく

俺は腕力で負かした奴は先導者に

俺が腕力で押さえつけていた奴らは支援者に

そして支援者が支援者を呼ぶ…どこまでも続く螺旋のようにね



昨日まで隣に居た奴がいなくなる

昨日まで笑いかけてきていたコが目を合わせなくなる

誰も話しかけてこない、誰も近寄ろうとしない



『ちょっと近寄らないでよ、私のものに触らないで!』

段々と俺の行動範囲は狭くなっていく

身動きが取れない



言葉の端々で俺を嘲笑する先導者

それをさもオモシロイ事のように爆笑する支援者

悔しくて悔しくて、気が狂いそうになる

息が出来ない



『学校に行きたくない』



そう思ったのは、この時が初めてだった

それまで“登校拒否”なんて他人事だった

初めてその人の気持ちが分かった気がした



いつでも独り

学校に行き着いても話しかける人はいない

給食の時間もただ周りの笑い声を耳にするのみ

移動教室の時間の移動もただ独り



独りの怖さを知った



それでも、その屈辱はクラス内で収まっていた

他のクラスにいる仲の良い友人、彼等に救われる日々



中1の夏休み明けから続いたこの生活

中2のクラス替えで一時収拾がつく

このクラス替えだけが、当時の俺の心の支えだったな…



事態はそれでも収束した訳ではなかったのを知ったのはその1・2ヵ月後



小学校の時の仲の良い友人が俺を嘲笑する

名前も知らない女の子に『近寄らないで』といきなり言われる

先導者は、新たなクラスでも俺を笑いのネタとしていた



他の友人にまで…?

壊されていく、俺の世界

まさに、そんな感じ



先導者がいまだにそんな事をしていると知ったのは、

その仲の良い友人に嘲笑された時

カァーッと、顔が紅潮したのを覚えている

次の瞬間には、その友人を地べたに叩きつけていた

友人、そう思っている相手に対して暴力を振るったのは

今でもコレが最初で最後



『許せねぇ、フザけんじゃねぇ!』

俺、あの時、その足で先導者の所まで行って、

思いっきり飛び蹴りを喰らわしたんだったな

不意の攻撃にハデに吹っ飛んだソイツ

その辺にあった机やら椅子やら散々になった



その後、捨て台詞の一つでも吐いたかって?

正直に言えば、怖くて何も言えなかったな

とりあえず、『一矢は報いた』、そんな感じだ



…そう言えば、人に暴力を振るったのはコレで最後だ



事態はそれでいっきに好転ですよ

『アイツをぶっ飛ばした』って噂は瞬く間に学年中に広がる

実にその日の部活の時には『アイツ、ムカつくよな?』なんて

言ってくる奴もいた

それまで助長していた支援者達は何も言わなくなった

先導者も支援者を失って静かになった

気付いた時には今まで『近寄らないで』なんて言ってた女の子、

その本人がさも親しげに話しかけてくる始末



俺の屈辱はコレにて、お仕舞い

その後は“普通の中学生”を謳歌した



俺が恵まれていたって言ったのは、

最後の最後で“悪ガキ”としてのプライドが残っていた

『ムカつくからぶん殴ってやる!』

そんな単純なことで、先導者に立ち向かったわけだ

『最後の砦を守りたい』なんて気持ちもあったろうけど…





結局はさ、大きな事は言えんけど、

『逃げない』事だと、俺は思うんだわ



玉砕覚悟で突っ込んでみればいい

少なくとも次の瞬間、今までとは違う人間がそこにいると思うから



『死ぬ』だの『誰もいない』だの、

そう思えるほどの行動を自分はしているのかい?

立ち止まって、周りを見渡して、『コレが世界だ』

アホ、寝言は寝て言え



『死ぬ』なんて言うなよ…

きっと、まだやれる事は沢山ある

きっと、まだやっていない事は沢山ある



あのBBSを見ていると、そう言ってやりたくなる



ココで一句



思うより 行動の方が やり難し



難しいからこそ、やってのける価値があるってもんだ

『負けるなよ?甘ったれ』



しっかしなぁ…まさか俺に『イジメられっコ』のレッテルが貼られるとは…

まぁ、10年も経った今、そんな事を覚えているのは俺くらいか

“イジメ”なんて、そんなもんだ

やっているヤツに加害者意識なんてものは無い

だからこそ、クソ腹が立つんだがね



その先導者?

ゴミっスねゴミ

以前ストーカーになったとか聞いたことあったなぁ

で、今では教師だとよ

冗談じゃねーなぁ、全く



御粗末です


2002年11月10日(日) 男が泣く理由




俺が空手家だという事

俺が大学生だという事



それと同じくらいに、この日記で俺について言っている事が…



涙もろい



そうです、ホントに涙もろいです

『想像つかな〜い』

『似合わねえっつーのっ!』

と、何と言われようが事実は事実



人前では泣きません、簡単には

自制が利くって言うよりも、感情移入に達しない

だから、映画とか観に行ってボロボロ泣くっていうのは殆ど無い



ただねぇ



今、一人暮らしじゃん?



毎日毎日泣いている、男23歳彼女ナシ

『コイツかっこいいよぉ!』と、サクセスストーリーで泣く

『何でこんな…悔しいよぉ!』と、ヒューマンドラマで泣く

『良かった・・・マジで良かったっ!』と、感動モノで泣く

…テレビでね



ぶっちゃけ…木曜日は大抵泣いてます

奇跡体験アンビリーバボーで



で、今日も泣いた

動物奇想天外で



何気なくテレビをつける

伊豆の動物園で頑張る調教師とチンパンジーのアスカのドキュメント

『ほう、伊豆ですか』と、チャンネルを変えずに観る



チンパンジーのアスカ、初めて調教師に心を開くシーン



やったよぉ〜(涙)

お前(調教師)、頑張った!

おめでとう(号泣)




そ〜んな感性の鋭い俺



…自律神経失調症だって?



失礼ですよ、アナタ、そんなまさか…俺に限って…



ここで一句



ナゼといわれても 泣けるものは 泣けるんです!



俺はいつからこんなに涙もろくなったのだろう

自分でも不思議だわ



え?男が泣く理由?

知りませんよ、そんな事



御粗末


2002年11月09日(土) I wanna~




俺の住んでいる地域は、クダらないことに

いまだに同和地区差別なるものがあるようです



そんな事を言う多くは老人なんですけどね



以前住んでいたアパートの大家がそういうタイプの人間だった

俺の地元民の友達のジイさんがそういうタイプの人間だったそうだ

教養授業でもその事についてのレポートが紹介

未だに…ホントに未だに根強く残る差別問題



クダらねんだ、ホント



偏見であるだろうがね…

俺、ここに来てからよく思うことがあるんです



なんだか息苦しい…



そんな風にね?

すごく閉鎖的な社会にいる感じがする

大学が閉鎖的であるのは当然分かっているんです

ただ、この閉鎖的で窮屈に感じるのは地元民と、特に老人と

接する時に抱く



勿論皆が皆そういうってワケではないんですが



愛郷心とでも言うべきだろうか…そういうのが凄く強い

かと言って、余所者の俺が排斥されているってワケではないんです

ウチの大学の学生は、とにかくこの地域の人々に愛される

バイト先でそれは凄く実感させられる



それはそれで嬉しいのだけど、学生じゃないバイトに対する態度と

あまりに違い過ぎて、ハッキリ言って気に入らない



地元が誇る国立大学の学生は受け入れるのに

(それほど誇れる大学だとは到底思えないが)

それ以外の“余所者”は受け入れない

何なんだ、あんたらは?



俺はこの地域を好きになることは出来ない



差別…クダらないっスよ、ホントに

差別で今また蒸し返されているのが“在日朝鮮人”の方々

“在日朝鮮人”なんて言っていたのはもう50年以上前の話

それも“労力”として、勝手に日本人が連れてきてんだ

勝手に連れてきて、蔑んで、差別して…お前ら何様なんだ?



拉致問題、確かに重大な国際犯罪だろう

で、それと在日朝鮮人の方がどう関係あるというんだ?

舞い上がって八つ当たりしてんじゃねーよ、タワケが



年が経つにつれて、見えてくる事が増えてくるもので…

俺は地元ではそんな差別問題など無かったと認識しているが

ひょっとしたら気付いていなかっただけなのかもしれない

ひょっとしたらそれに加担していたかもしれない

無邪気なままに…ね?



なんだか凄く嫌な気分です



ココで一句



差をつけ別する それを区別と呼ぶな どアホウが 



ウチの地域にも朝鮮学校があります

その生徒達がクダらない目に遭わない事を願いますね



御粗末です


2002年11月08日(金) 乳白色と言ったら




とにかく急いでどんどん進めなければならないゼミ論

という事で、今日の授業は丸々サボって論文書き

いい加減飽きました!活字なんか見たくねー!!







俺、今ではもうかなりの愛煙家

一日大体1箱半くらい吸います

高2の時から吸っているから…もう7年か?



そんな俺の、大学1年の時のカルチャーショック



女性喫煙家がいねー!



今まで居た地域では、むしろ女性喫煙家の方が多かった

がしかし、ここでは吸っている女性、殆どいない



俺、そりゃあ、もう、ビックりだ



更にこんな事を言う男性すらいらっしゃる



『タバコ吸う女は女じゃねー』



オイオイ、そんな事言ったら、俺の知り合いの殆どが性別不明だよ

俺は全然かまわんがねぇ、まぁ嫌な人にとっては嫌かもねぇ



そんな中で、ミスドちゃん、彼女、ウチに来るとたまに吸っていく

普段は吸わないそうだが、まぁ、気兼ね無く吸える空間なんだそうだ



で、俺、何でタバコ吸うのか聞いてみた



『この間バイクで信号待ちしていたら、

 カッコイイオネーさんが停車時おもむろにタバコ出して

 吸っていたんですよ!すっごいカッコイイの!

 だから私も吸ってみよっかな〜ってね?』



…あ、そう



俺の吸い出した理由:吸えない人間じゃなく吸わない人間になる為



ホラ、高校生とかってフカしているだけの奴とか居るじゃないですか?

ああはなりたくないと、そう思っていました、当時ね?

かといって、『タバコ?ダメだよ、そんなの!』などと

吸った事も無いのに何でもかんでも否定しちゃってみるような

モヤイ奴にもなりたくない…

“吸えるがあえて吸わない人間”そんなタイプに俺はカッコ良さを感じた



俺、挑戦する、結構、悪戦苦闘、死にそうな顔をしつつスパスパやる

姉に『アンタ、タバコ吸っているところ、かなりヤバメだよ?』

などとダメだしされたりもした



実は元々呼吸器系の弱い俺

喘息持ち、それも結構ひどかったりもする(吸うなよって話だよな)

喘息以外でも、何度か呼吸困難になって死にそうになった事もある

(多分、何らかのアレルギー反応なんだろうね)

吸い初めの頃は、喉から血が出たりもしていたりもした



そこまでしても吸える人間になりたかったのは…、

まぁ知る人ぞ知るって事で



姉のアパートで吸う俺

高校の美術準備室で吸う俺

学校帰りの神社で吸う俺

親が寝静まった頃、田んぼの真ん中で吸う俺

道場で吸う俺



そんな練習を繰り返していたら

当初の目的はどこに行ったのか…、気付いた時にはヘビーになっていた



今では、こんな俺

『“細い体”と“タバコ吸う”のが俺のアイデンティティだろ?』

などと、ホザく始末

そして誰もそれを否定してくれない始末



タバコを吸っていること自体、

既にもう“俺らしい”の一部になっているわけなんですが

そんな俺にとって、この地域はかなり居ずらいもの

この寒い時期、俺一人ベランダに放り出されています



それはいい、仕方が無いことです、ですがね?



過剰反応する奴はムカつく



いるじゃないですか?タバコ吸い出すと急に咽る奴

それもかなり大げさに

普段は何の反応もしないくせに、気付くといきなり咽だしたりさ?

何なんだ?こういう奴は、一体?

あれか?タバコ嫌がるのがカワイイとか思っちゃったりしてんのか?



そいつ、こんな事を言う

『私、喘息なの!タバコの煙を吸い込むと発作が始まるんだから!』



あ〜…、そうなん?へ〜…、知ってる知ってる



それはナイ!



ガキの頃から喘息で悩む(?)俺

今でも常時完備の呼吸器を持つ俺

医者からタバコは禁止されている俺

だが、そんな風になったことは一度も無い



そういう風に言ってやると、次は必ずこう返ってくる

『副流煙がダメなの!あんた達のその吐いている煙が!』



バカか…、副流煙はフィルターを通してない煙のことだ

知りもしないくせにホザけ、アホ



それでも、もしもの事を考えると控えてしまうんですがね



とりあえず、この異常反応は俺には理解できんね

タバコの煙で喘息発作した奴なんて見たことねーもん

余程の奴じゃない限り、そんな事はありえん



ここで一句



それでもね マナーは守ろう 喫煙家



ポイ捨てする奴、ムカつく

喫煙所以外で吸う奴、ムカつく

タバコの煙を顔に吹きかける奴、ムカつく



御粗末です


2002年11月07日(木) 第三者の視点




暖房だとさ、爪先が冷えるじゃん?

ってことで、とうとうコタツを出してしまいました

コタツ布団、干さずに、ベランダでバサバサやって使ってます

アレルギーで、鼻水止まらんがね…最悪









さっきまで地元の女友達を話していたんですよ

で、どう転んだか、話しは俺の人間タイプについて



タイプって言うかね…形容するとこうなるんだそうです

“頑固・真面目・我が道を行く”

…まさかこんな風に見られているとはおもわなんだ



頑固?

まぁ確かにそれは認識している、俺は頑固だ

きっと親父になったら“頑固ジジィ”といつか子供に言われるだろう



真面目?

優等生系とかの真面目とは違うらしい

ただ“道から外れたことはしない”タイプなんだそうだ

よくわかんね



我が道を行く?

人に合わせるって事をしなそうだ、と言われた

世渡り下手だ、ともね

実に、俺は気に入らなければ

先生・先輩・上司関係なく『気にいらねぇ』と言うな

まぁ、コレが“我が道を行く”って事なのかどうかは分からんがね



さすがに付き合いが長いだけあって、よく分かっているもので…

何だかこういう風に自分の事を理解している人がいることが嬉しい

それにやっぱり違うねぇ、話していて楽だもんよ



地元の女友達には用が無ければ殆ど電話などしない俺

実家に帰れば会ってんだからいいっかな〜ってね?

たまにはしてみるのも悪くないもんだ





で、電話し終わった後、小腹が空いたのでコンビニへ

第3章のコと出会う



そして第一声



オヤジっぽいよ



ジャージ姿の俺に対し、何より先にこう言いのけた

『もっとまともな格好しなさいよぉ』

…そんなコンビに行くくらい、着替えなくたっていいじゃん



要するに



“頑固・真面目・我が道を行く”“ジャージ姿がオヤジ”な俺



…もう少し、周りに良いイメージを持ってもらえる

努力をすべきなのだろうか



ここで一句



男女間 友情の存在 ありえます?



そう言えば以前、バイト先でこんな事を聞かれたことがあった

俺は当然のように『ありえるでしょー』と答えたが、

その人曰く、女性は『ありえない』と言う人が多いそうだ



ありえなかったら、地元の女たちに俺は恋愛感情を抱いてるってことか?



それはナイっスね



御粗末です



2002年11月06日(水) びば・うぃんたぁ




昨日暴れてきましたよ、ハイ

待ちに待った一週間振りの部活です

はりきってきました




即座に怪我悪化させ見学だったけどな?



俺…バカじゃないの?

しまらねーよ…、それも自爆して怪我悪化させてっしよぉ

何か最近、まともに空手をやった記憶が無い

そして更に、



黒帯失くしてっしな?



あの、空手家にとって胴着の次に大事な帯!

それも6年も苦楽を共にした帯!

どうやら道場に置きっパにしてしまっていたらしく、

気付いた時には無くなってしまっていた…

『ああ、そう言えばこの前見たよぉ?』と、部の女の子が俺に言う

…イヤ、見たよ?じゃなくて取って置いてよ



バカじゃないの…俺…



ってかよぉ、名前入りの帯なんか持って行くなよな?

俺以外、持っていたってしょうがあんめい?

…あ〜あ、また地元の道場から取り寄せかぁ

師範、怒るんだろうなぁ〜…







とりあえず、何も出来ないし、やる気もうせている俺

気の合う先輩と冬の予定を立てる



冬の予定…てか、ボードっしょ!

そうやぁ〜、遂にやってきたましたよシーズン!

去年は2回しか行けず、しかもその両日とも吹雪!

今年はその分を取り戻すつもりで頑張るっス!

ああ…考えるだけで体がソワソワするよ…早く行きたい!



ただな…問題は誰と行くか…だ



男だけで行くのも、それはそれで面白い…んだがね

ナゼかゲレンデの女性は必要以上に魅惑的に見えてしまう

そんな女性と楽しそうにボードをする奴等を見ていると劣等感に陥る

そんな事でテンションは下げたくないので、男だけは却下



フッフッフッ…連れて行く女性はいないんだろう?ってか?



甘いがねっ!



ああ、確かに彼女なんていないさっ、イナイ歴一年になっちまったさっ

そんな俺でも、ミスドがいれば万事オッケーなのよ!

普段バイトやらレポやら実家に帰るやらで、

殆ど長期休暇はつかまらないミスド

ああ、確かに夏休みは殆ど顔見ることすらなかったさ



…だがね、



9月の時点でもう約束を取り付けているんだな!ハハッ!!

サスガ、行動派(自称)の俺!同じ過ちは繰り返さんよ?

私、まだ一回しか行ったことなくて、すごいヘボですよ?…と、ミスド

教えちゃる、教えちゃる!私に任せなさいっ!



ああ、早くボードにいっきたっいなぁ〜!



ただ…最近彼女が出来たばかりの後輩

彼女とボードに行けるように今年前もって教えてあげる事になっている

教えるのは構わん…運動神経の良い奴ならすぐ滑れるようになるだろう…



だが、気にくわんっ!(小市民発言)



…嘘、教えちゃろ、わざと不恰好な滑り方にしちゃろ(最小市民発言)



冗談ですよ、ちゃんと教えます



夏は終わった…、ならば冬を楽しもう!

フッハッハッハッ、来たれ!冬休みっ!!



…の前に、ゼミ論おわさねば



ここで一句



ゲレンデの ウェア女性 ナゼかわいい?



それについて、

ニット帽・ゴーグルが顔を隠し、且つ厚化粧だからと、

俺の悪友ショーゴが答えていた

アイツ…妙に経験談っぽかったのは俺の気のせいだろうか?



御粗末です


2002年11月04日(月) 一人の男と二人の女




どうも



只今、欲求不満です



暴れたい症候群です



火・木・土が部活の日

先週の水曜は飲みだったんで、次の日胃が痛く休んだんです



その分やる気満々の土曜日

そんなねぇ、二回連続で休んだりしませんよ?俺は



俺、部活に向かう

その前に主将君からメール

「研究の発表の準備で行けないんで、ヨロシク」

更にやる気満々



あの滝のような汗が俺を呼んでいる!

あの腕が上がらなくなるほどの疲労が俺を呼んでいる!!

あの組手の緊張感が俺を呼んでいる!!!



で、道場到着



道場、(またもや)バスケ部の荷物置き場に!

ってか、道場、バスケットマンの仮眠場に…

覚えていますか?春休みにもあったんですよ!同じ事が!

エエ、日記にも書きました、俺が3度目の免停になった時の事です!



怒り60%

(俺の心の声)「オイオイ、いくら寛大の俺でも

        そうそう何度も目をつむってやる事はできねぇぜよ?」



俺、主将君に確認をとる

だってちゃんと許可を取っているんだったら強くは言えないもんよ

(主将)「ああ?聞いてねーよ?そんな事」



クックック…バスケ部めぇぇ! 



怒り75%+臨戦態勢

行動派(自称)の俺、即、バスケ部のトコに行く

エエ、心得ていますとも、最初は紳士的にね?

笑顔の奥に怒りを秘めておいた方が効果大っスからね?



コートに降り立つ俺、ウチの大学の名の入ったスウェットを着た集団を発見

友好的(なフリ)な顔をして近付く俺



(俺)「あの、○×大学のバスケット部、どこに居るか知ってる?」

(マネージャー)「エ?私たちですけど?」

(俺)「ああ、俺、芦原空手道部の者だけど、責任者呼んで?」

(マネージャー)「あの…なんですか?」



上の道場(コートの上にある)使えなくて困っていると伝える俺

マネージャー、キャプテンを呼ぶ



バスケ部キャプテン(188センチ)、現る

見上げる俺(181センチ)



怒り40%+萎縮

…だって見下ろされる事に慣れてないもんよ、クソゥ、若僧めぇ…

さっき話した事を繰り返し伝える

今度はマネージャー(さっきとは違う)が呼ばれる



体育館の使用許可が伝わってきてない…と、俺

私はちゃんと学務に伝えた…と、そのマネージャー

じゃあ、その確認が出来るものを見せて欲しい…と、俺

私はちゃんと学務に言った…と、そのマネージャー

今日は学務が休みでしょ?…と、俺

私はちゃんと学務に許可を取った…と、マネージャー

ウチの部にちゃんと連絡したか?…と、俺

私はちゃんと学務に連絡した…と、マネージャー



ああ!ラチあかねっ!!



その話を聞きつけたさっきのマネージャー(OGらしい)、輪に加わる

この人は話が分かるっぽかったので、一方のマネージャー放って置く



学務の方から連絡が降りてきてない…と、俺

それはどういう事か分からない…と、OG

私はちゃんと学務に伝えた…と、マネージャー

それはシカトの俺

確認できる物が欲しい、じゃないと部員に説明出来ない…と、俺

体育館の管理人に聞けば分かるかも…と、OG

私はちゃんと学務に言った…と、マネージャー

それはシカトの俺

それじゃあ管理人の所に行ってきてくれ…と、俺

今日は居るかな?…と、OG

私は(省略、以下同文)…と、マネージャー

それはシカトの俺

じゃあ俺が見てくる…と、俺

私も行きます…と、OG

(省略)…と、マネージャー



お前、ウルサイよ?

分かった分かった…君に責任は無いんでしょ?分かったよ



とりあえず、そのOGと管理人室に行く俺

室内に管理人の姿は無かったが(…仕事しろよ、公務員)、

学務から下りてきたのだろう書類はあった



つまりアレか?管理人の仕事怠慢で情報が止まってたって事か?

それも、バレー・バドミントン・体操部には伝えて

ウチだけ伝えてないってか?



仕事してくれ…公務員

怒り+やる気0%




で、結局土曜日も稽古出来ず

その後の日・月はバイトでツブされた



つまり?



つまりですね、早く明日にならないかにゃ〜と、言う話しです



ここで一句



話しをね 理解しようよ 女学生



ああいう奴と話すと疲れんだよぉ、オマケにモッサいし…(悪人発言)

やっぱ社会人は違うね、カワイくなかったけど(極悪発言)



御粗末です


2002年11月03日(日) 貞子御乱心




ッダァァーー!!





何でこう何度も何度も壁紙が消えんだっ、クソゥ!

もうダメッ!もうアッタマきたっ!

ボン、お願いします







でだ、

そう、俺の今日の日記、カブります



やってたねぇ、『リング』

新聞配達期、さんざん人を怖がらせてくれたわ、ホント



と言いつつも、実は俺、あまりホラーとか見ても怖がらない人

余裕っスねぇ、なんて言うか、

『ホラーってアクション?』ってな感じっスか?

アクション、大好きなんです、元から(筋道の無いのは嫌い)

それにこういう時に限り、俺、超現実主義

『ああ?いるわけねーべや?バッカじゃ〜ん』って感じで見る



ソレもコレも、全ては『信じたら終わり』だからさ!

だってホントに居たらマジで怖い…ってか、チビる

だから幽霊やらお化けはいっさい信じないんです



幼少期、甘えん坊だった俺

そりゃあもう怖がりさぁ?

なんせ『キョンシー』で夜一人で眠れなくなったほどさ!

毎晩親のベットに入らせてもらっていた…

小学校1・2年の頃だったかな?



今見ると、何ともお粗末なことで…



小学校5年生の時

ヤンチャどもが集まり、『コレは怖いっ!』って言うホラーを

ある友人宅で見た

その映画、知っている人は知っている『バタリアン』

昔あった『オバタリアン』の語源になったとかならなかったとか…

そう…その映画、その当時の俺、マジビビり

観た後の2ヶ月間、夜が来る度にビビり入れてた

殆どノイローゼ状態

小学5年生…11歳ですよ?男の子ですよ?

でもダメだったんです…



一昨年見たら、いかにも機械仕掛けのドクロが笑ってた…

技術が乏しかったのね



その当時からクラスで1・2番に体がでかかった俺

勿論ヤンチャなガキです、そんな姿はクラスの連中には見せられない

だけど怖いものは怖い…

だけど見せられない…

だけど本当に怖いんだって!

…男、リョー、11歳の葛藤です



とにかくその頃はホラーはダメッ!

のクセに、怖い物見たさで見ちゃうんだわな?

で、怖がってんの、バカだ



正味、このままじゃイカンと言う事であみ出したのが

『信じねーよっ、んなモン!』

今でもその痕跡残る、男、リョー、23歳

まっ、そのお陰で今では全然平気なんだけどさ

『お化け屋敷』?オイシイじゃん!女の子と入るとさぁ!

『ホラー映画』?サイコーじゃん!女の子と見るとさぁ!

『心霊スポット』?ドライブスポットの間違いだろ?

今ではこんなんな俺…良かったのだろうか…?



そんな俺がどうして『リング』は怖いと思うか…そこだ



実はですねぇ、流行っていました、『リング』、その当時

もう何処行ってもソレ系のアトラクションがあるくらい



19歳の俺、その当時の彼女と台場に行く

暗くなるまでの時間をジョイポリで過ごしていたんです

そこには、ハイ、あります、『貞子の部屋』なるものが…

まぁ、歩行型のお化け屋敷、だと思って下さい



その頃には全然オッケーだった俺

嫌がる?彼女を無理矢理連れ込む



内装はお決まりのあの暗い感じでさ?

別に特に際立ったものではなかった



淡々と進む俺、目をつぶって引っ付いてくる彼女



ゴールも間近…そんな時、

ガタンッ!と壁が倒れてきて、そこには“貞子”が乗っかっていた



驚く俺、ギャーギャー騒ぐ彼女、うつ伏せ貞子



(俺)「ウオッ!人形かいっ!出口間近って定番過ぎる…

    よくあるよねー…、怖いじゃなくて驚愕っしょ?コレじゃあ…」

(彼女)「心臓に悪いよぉ…早くいこっ?」



うつ伏せ貞子を通り過ぎ、そそくさと先へ進む俺達

そこ、真っ直ぐな道、6・7メートルくらい歩いた頃だったかな?



軽く心拍数が上昇の俺、出口へ急ぐ彼女、うつ伏せ貞子…?



……ダダダダダダダダダッ!!!

アレッ?後ろから音が?…そう思っていた時、



「キャーッ!!!」

「リョー君!後ろ!キャーッ!!」



と言って、俺をおいて逃げ出す彼女、呆然の俺



そして振り返る…

「どわぁっ!!!」



うつ伏せ貞子

いつの間にか立ち上がり

裾をまくり上げ

ダッシュ!ってか突撃!!




人形だと思っていたのは、実は人間(きっとバイトだろう)だったらしく

俺の目の前まで走ってきて止まる

あまりに突飛な事に逃げ出せず構えを取ってしまう俺

イヤァ…急な事に直面すると構える習性がね?

構えちゃうんですよ、身近な武道家に試してみ?



ってか、さ…?



…這って来いよ、貞子なら

ダッシュはねーべや?



とにもかくにも、その“ダッシュ貞子”の印象が強くてねぇ

今でも『リング』見るとその光景を思い出す

な?怖いだろ?



ここで一句



怖いのは 幽霊じゃない やはり人



今思い出すと、笑えるわー

貞子がダッシュって…

ってか、あの前髪であの暗い中ダッシュできる事がスゴイ



御粗末です


2002年11月01日(金) 一夜明けて




昨日から共同チャットプロジェクトが開始されたわけですが、

ハイ、今日未明から会話に明け暮れました



その中で、

『激しいツッコミが得意なんですよね?』

(俺の心の声)「アレッ?初対面なのに、何で知ってんの?」

やら、

『ブラインドタッチが苦手という情報が…』

(俺の心の声)「ん…?どういうことだ?」

と、ナゼか前知識が入ってらっしゃる



まぁ、約1時間半の会話を楽しみ、その後更新をしようと思いオチル俺

ふと、ボンの日記を見に行ってみた



あ…何じゃんべや?コレは



某国立大学奮闘記
俺の高校時代の悪友が管理する某国立大学奮闘記。
管理人ハンドルネームは「リョー」
キーワードは「アホ、熱血、俳句」
彼を攻略するのは簡単である。彼は激しいツッコミを得意とするのでこちらが上手く話題にそってボケてやればいいのである。これを使わない手はない。とはいってもこの作戦には彼のブラインドタッチが遅いという致命的な欠点がある。仮にうまくボケたとしてもツッコミが遅いので逆に場を寒くしてしまうという最悪のパターンも考えられる。
実は日記からは想像できないが、結構シャイなヤツなので優しく接してあげて下さい。



無断添付です、ゴメンなさい、ボン



ってか、こんな紹介が載っていたなんて…どうりで知っているわけだ

イヤイヤイヤ、あいや待たれよっ!

ボン、俺はこんなんなのか?ボンの中の俺はこんなんか?



このままでは、他の人に誤ったイメージをうえつけてしまう

ので、自己判断による訂正



キーワード:「アホ 熱血 俳句」

アホ=阿呆・阿房:バカ、戯け者 類似語…たわけ



ああ、あってるわぁ



熱血…コレはどうだか、基本的にやる気無い時はやる気無い

俺の空手は“スマートに勝つ”がモットー

如何に攻撃を受けず、如何に華麗に相手をノスかが俺の空手

だから蹴り技大好き



俳句…、俳句ねぇ…、別にどうでもいいな



激しいツッコミが得意?

ああ、ツッコミの時の平手打ちは得意だわ

ってか、『痛い』って嫌がられるけど

むしろツッコミに関しては、個人的には

カナ子さんに期待していたりもする

がしかし、忙しいカナ子さん、あまり来られないと思うに、

ここは一つナッツさんの知的ボケ返しに期待



ブラインドタッチが苦手

イヤイヤ、人並みには出来ますって!

俺が遅いのはブラインドタッチではなくリロード

所詮カードでのネット接続です、更新遅いんです

たまにはなしがかみ合わないと思いますがご容赦下さい



シャイ?

ヌッハッハッハッ!んなこと、あるかいっ!

恥ずかしがりやなんかではないってな!小心者なだけさ!

だから、やっぱり優しくはしてね?



まっ、そんなこんなでどちらが正しいかは(殆どあってる気がするが)

共同チャットプロジェクトにて、ご判断下さい



さて、今日はどんなエンピツ管理者と出会うことが出来るだろうか…

ってか、企画者のボンがいきなり実家に戻っているのが笑える

まぁ、彼ならきっと、何らかの形でアクセスしてくるだろうが…



ここで一句



顔見ずに 会話が出来る 現代社会



そんな現代の恩恵を受けている俺

それでもちょっと古代の生活に憧れていたりもする



御粗末です

INDEX







My追加