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2003年01月31日(金)  選択

いつまで経っても同じところで立ち止まって、見下ろして、怖がって、飛び越えられる距離なのに、嫌がって、わがまま言っているだけです。それだけです。

そう思うと、すーっと全ての気持ちが冷えていくのです。歩くことすら、やめてしまおうと思うのです。向こう側にあるものも、見ないようにして。

そうやって一人で疲れるのも飽きました。さて、さて。
向きを変えるか、飛び越える気持ちを持つのか。2月。

2003年01月30日(木)  停滞

まぁ、とりあえず、泣かなかった。
我慢したとかじゃないんだけど。出なかっただけ。
ああ、そういえば。と。思いましたので記録。母子手帳。
成長は、してません。

2003年01月28日(火)  紡糸

病院の帰りにまっすぐ家に向かわず街へ出た。診療が終わってドアを開けたのが朝10時。冷たい風が顔に吹き付ける。今日は、昨日より寒い。

いつもの喧噪はどこへやら。人はいるものの、声を発することはなく、俯き加減でトラックのエンジン音に掻き消されていく。アーケードを抜けると、目の眩むような日差しと共に、ちらちら、ちらちら、雪が舞っていた。風の音と車の音が混ざって、私はマフラーに顔を埋め、いつも歩いている街を知らないところのように思って歩いた。

本屋に寄って数冊。心地よい重さになったカバンを揺らせてしばらく行くと、好きだったカフェがなくなっていた。ここで読みたかったのに。残念。仕方ないので素通り。
そうだ、スケジュール帳がないんだったと、デパートのある方向に戻って、エスカレーターで7階まで。手帳のコーナーが随分小さかったので、なかなか見つけられずぐるぐる。やっと辿り着いた場所には、驚いたことに「半額セール」の張り紙がされていた。そうなのか。世間はそうなのか。
明るいグレーに赤と青のラインが入ったシンプルな一冊を手に取り、レジへ運ぶ。まぁ、1月は殆ど空白なわけだが、これからは値段以上に活用するから安心したまえ。今年はきっと、忙しくなるから。よろしく頼むぞ。ぶつぶつ。

結局、家の近所でワンコインランチ。オフィスレディの方々で賑わう店内は、さも私が知っている街中のようだった。こんなところにあったのか。別に探していたわけじゃないけれど。まぁ、少し安心した気持ちで、本を読みつつ、箸を動かす。

ざわざわ、昼下がり。雪も止んで快晴、相変わらず風は冷たい。家はすぐそこだ、焦ることはない。太陽はまだ沈みそうにない。帰ったら、薬を飲んで少し寝て。起きて元気だったら、また何かしよう。しんどかったら、そのままゴロゴロ。今日が、良い日になるといい。そして明日も明後日も、繋がっていくといい。途切れないように、紡いでいくのがいい。誰かの所為ではなく、誰かの為のみでもなく。「今日はいい天気ですね」みたいに言えるといい。私に向かって。「今日は好い日だね」。

2003年01月27日(月)  桜花

仕事終わりに、一足早くさくらのアイスをいただく。

うちのバイト先(居酒屋)では春になるとデザートフェアが始まる。今日は業者さんがアイスの試供品を持って来てくれた。「食べていいよ」と店長。
半透明の丸いパックに入ったピンク色。買い足したばかりの、ピカピカのデザートスプーンで掬って一口。まぁ、桜餅みたいな味。ちょっともちもちして、葉っぱの塩気が香って、甘さを引き立てる。ふわ、ふわ。

懐かしい味。疲れた頭で去年のことを思い出す、つもりで頑張ってみたけど、浮かんできたのはデザートフェアのチラシと、前の店長と、お皿に盛られたこのアイスだけだった。店の中は、夏は厨房が熱かったり冬は水が冷たかったりする以外、そう大差ない。変わるのは、毎日の客と、私たち店員。

今年の春、このアイスを売り出す頃にはもう私はここにいないのだなぁ、とぼんやり。2年間この変化のない光の中で過ごしてきた。たくさんの人たちと。いなくなった人も、ずっと同じ時を共にした人も。私はずっとここにいた。私は何か変わったのだろうか。特に思い当たることは、ない。

出て行くときくらいは。春に散る花の如く、人を惹きつけ、足元を桜色に染められたら。ふわ、ふわ、ふわ。マタアウヒマデ。

2003年01月24日(金)  絞首

自分で自分の首を締めている状態。
ゆっくりと、確実に。

真綿は解れて手に絡みつく。
柔らかな感触だけ覚えていたい。

ぐったり。

2003年01月23日(木)  飽和

休みもう要らない。飽きた。

2003年01月22日(水)  言葉

友人と、「微妙に元気のない人って余計に声掛けるの難しいよね」というような話をしていたんですが。
あからさまに元気がないからといって、声掛けられるわけじゃないんですよね。

持ってないんです。掛ける言葉。声を掛ける自信。
何かを言わなければならないわけではなくて。むしろ言わないほうがいいのかも知れないんだけど。

涙を流したところでどうなるわけでもなく。
むしろそんなもの見せたって仕方ないので。
明日も変わりません。私は。きっと。

2003年01月20日(月)  残念

夕方6時半からのライブを寝過ごしました。

残念です。っていうか。やりきれない。

2003年01月19日(日)  仮定

「ねえ、もし家が近かったらさ」

「ん?」

「毎日何か一緒に食べに行ってたかもね(笑)」

「だなぁ。」

「・・・」

「あなた悲しい事言った!w」

「(笑)」




しあわせなひととき。悲しくないよ。

2003年01月15日(水)  心象

誰が聞いてるでもないのに2時間ほど喋り続けて、少し疲れて寝たけれど、ふとした拍子に目を覚ましてしまって、というか寒くて眠れないのでストーブをつける。上着を着る。
煙草に火をつけて、まだ半分も吸わないうちに消して(最近はいつもそうですぐ灰皿が一杯になる)、つけっ放しだったパソコンの前にもう一度座って、昔から知っている(といっても1年とかその程度だけど)いくつかのサイトを眺めたり読んだり、とにかくゆっくりと。
だんだん部屋が暖まってくる、冷たかった足の温度も上がる。嗚呼、本当に久しぶりに落ち着いた。電気の点いていない黒い部屋に、曇り硝子の向こうの蒼い空と、ストーブの赤い炎と、モニタの白い光。目に入るものはシンプル。夜が明けきって全てかたどられる前に、布団に戻ろうと思う。

2003年01月14日(火)  幸福

ここ数週間、主食かという勢いでカップスープ飲んでます。あったかうま。コーンのやつよりもポタージュが好きです。ちょっと牛乳を足してまったりしたのなんかもう(猫舌なので熱すぎると飲めないだけですけど)。飲み干したときに底に残らないようによく混ぜるのが、なかなか難しい。

夜通し起きてて腹が減った朝にそんな楽しみを味わう生活を続けていたら、少し痩せて肌が荒れました。今日もうま。ビタミン剤と一緒に。

2003年01月13日(月)  音楽

音楽がないと落ち着かない。10分の移動時間も、寝る直前も。

随分前にMDウォークマンが壊れてから、代用としてリバース機能もないような10年前のウォークマンを引っ張り出してきてカセットテープを聴いている。擦り切れることはなかったけど、何回も繰り返し聴いてきたものばかり。自然と口をついて出るのは、懐かしくて心地よい音楽。

だけど。不意に気分が悪くなる。もういらない、と思う瞬間がやって来る。聴いたことのないメロディが、歌が欲しくて仕方ない。慣れ親しんだ曲に身を委ねる一方で、自分を震わせてくれる新しいものを求めている。そう、昔味わったような。或いは、今までに味わったことのないような。どちらだろう。どちらもだろう。

灰皿が一杯になったので、コンビニの袋に乱暴に放り込んだ。少しの灰が部屋を舞った。床に落ちたそれを手で拭うと、形を崩して掌を白くした。

2003年01月01日(水)  蝋燭

元旦は所詮、休養日。仕事先から帰ってきたのが3時で、そこから何をするわけでもなく、気付いたら朝を迎えていた。眠くなって寝た。おやつの時間に起きておせちをつまんだ。すぐに晩御飯だった。おいしくない鰤を食べた。一日、おしまい。

常に他の人の感情とか気持ちとかに揺られていた日。でも一人で居た。ゆらゆら。蝋燭の火。

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