ハニワ在ル...はにわーる

 

 

漫画巻。 - 2011年10月22日(土)

横浜トリエンナーレのイベントで、またまたBankARTへ。

クリスチャン・マークレーが
漫画のオノマトペをモチーフに描いた「Manga Scroll」。
これをスコアにして、巻上公一がパフォーマンスするという
ややマニアックな催しだ。

ステージには床置型ラインアレイスピーカーことBOSE L1。
なるほど、こういうイベントにはうってつけの機材だわ。

開演前にマークレー氏が挨拶したのだが、
「『巻(上)』 means 『scroll』!」と駄洒落をカマして
笑いを取っておられた。


巻上氏は挨拶もなくすぐパフォーマンスへ。
ワシらはスコアもプロジェクター投射なんかで観られるもんと思っていたのだが、
どうやらご本人に見えるように目の前で広げるだけらしく。

後ろのほうの席しか取れなかった我々は、
あのスゴい声と顔芸(失礼!)をひたすらじっくり鑑賞する。

歌でも、台詞でもないオノマトペをひたすら発音する巻上氏に、
それを神妙な顔して聴き入るオーディエンスという、なんともシュールな。


ちなみに終演後、スコアを巻き戻す様子も公開されたのだが
後からではパフォーマンスとスコアが全然紐付けできないのであった。


-

よことり!! - 2011年10月15日(土)

2回めの横トリ参り。

野暮用のために午後3時も回ってから、
某人を呼び出してBankARTへ。

ここも人が多い!
ま、平日がいいと言いつつ結局土曜に来てるし
当然っちゃ当然。

さらに時間もないのであまり印象に残る作品もなかったが、
大方の予想通り某人は
クリスチャン・マークレー「The Clock」
にがっつり引っ掛かっていた。

この作品、“時刻を示すシーンを古今東西の映画作品から
1分ごとに抽出し編集した、1日24時間の大作”
(記者会見資料より抽出編集)なのだ。

ワシらが鑑賞したのはちょうど夕方5時ごろ……というわけで
作品内では「夕陽のガンマン」大フィーチャー。
ワシより長いこと鑑賞した某人によると
「ブレードランナー」も出てきたとかなんとか。

結局時間に追われて今日はここまで。
24時間は無理でも、数時間じっくり観てみたいもんである。



-

連休らしさもなく。 - 2011年10月08日(土)

川崎市民ミュージアムにて、映画『近頃なぜかチャールストン』鑑賞。

ワシもヤマタイ国の住人になりたい。
昔は昔で春高光画部に憧れたし、
基本的にダメ集団が好きなんだなー。ダメとわかっていても。

さらに昼メシりつつ『エヴァ以降=オウム以降のアニオタ隆盛は、コミュニケーション弱者の依存対象が「オカルト」から「オカルト要素ありのアニメ」へ移行したから説』をぶち上げてみたり。
ははは、ダメだわー。

その後池袋へ登り、イベント『混沌余韻』を鑑賞。

映像が流れ、音楽と張り合うように衣を裂く音が響き、墨が舞う。

彼岸花の深紅、墨の漆黒、衣と紙の真白。

出てくるヒトだけでなく、モノもどんどん不可逆に形を変えていく。
いつもの上映会と違い、二度と観られない瞬間の連続にやや緊張。

他の方の、プロジェクター2台を織り成す技も素敵だった。
某人もたまには風呂の代わりにプロジェクターを担いでみてはどうか、などと思う。

終演後、お誘いいただいて先様の「いつものお店」へ。
ワシは初めてお邪魔したのだが、とにかく何をいただいても本当に美味しい。

こんな素敵なお店はあるし、旨いお好み焼もあるし、旨いカレーもあるし…江古田暮らしはなんとも楽しそうだ←主に食生活ですか



-



 

 

 

 

もくじ
 

文投げる