ハニワ在ル...はにわーる

 

 

はにわーる家、高千穂と阿蘇を旅する。 - 2009年09月28日(月)

年寄りに合わせて早起き。
っていうか、昨日寝たのが早すぎたのだ。


お盆の代わりに笊に並べられた
朝御飯を食べて、旅館を出発。

そしてさっそく高千穂の道の駅にひっかかる
はにわーる一家(…。)


宮崎方面へ行くか、熊本方面へ行くかは
全然決めていなかったのだけれど、
なんとなく阿蘇へ行こうということになる。

天気は悪いが、空気はうまい。

まずは高台からの眺めに興じる一行。
田んぼ青々。いい。


さらに火口近くへ登って、
その雄大さにあらためて眼を見張る。

母は「知っているつもりでも
あらためて目にすると違うものねー」と
驚いていていつになく興奮気味。

ワシはそんな母のめったに見ない
ハイテンションぶりにちょっと驚いたり。
父は相変わらずマイペースだったり。


火口近くってさ、大噴火に備えて
シェルターとかあるんだよね。
それも結構ビックリ。



さて、阿蘇を降りてきたところで
クルマに異変発生。どうもパンクらしい。

そういえばどっかで無理に方向転換して
路肩に乗り上げてたよね……。


青空と収穫間際の緑の水田、そしてパンクのミスマッチ。
超文化系ひ弱一家、テンパりながらも
なんとかスペアタイヤに付け替えて熊本市内へ。

その間にもサントリーの天然水(阿蘇バージョン)を
ゲットしたりして全然観光気分のドラムスメだったり。


タイヤ館でタイヤを替え、さらに走るひ弱一家。
球磨川を越え、JAの道の駅っぽいスーパー「でこぽん」で
またしても土地のものを仕入れながら一路自宅へ。

レアものの最中をお土産にゲットしつつ、
阿久根の海の水面のキラキラを眺めつつ、


やっと帰り着いたのでありました。




偏屈なとーちゃんの運転で行く車の旅とか、
かーちゃんはもちろんワシも心配してたわけだが、
フツーに楽しかったのだ、フツーに。

この歳で孫の顔も見せられなくて申し訳ないけど、
旅でよければまた行こうぜ、と思った次第。

東京に来いとは言わないよ。
北海道に連れて行ける余裕ができるまで、
がんばって働くからさぁ。


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はにわーる家、高千穂と阿蘇を旅する。 - 2009年09月27日(日)

この間のこと。
「休みもろたし実家帰る」と言ったところ、
「どっか近場に旅行するか」と両親。



まぁ、もともとが旅をしない人たちで。
海外はおろか、子が暮らす首都圏にすら
ほとんど来たことがないんである。

それを思えば、近場でも泊まりで出掛けようってのにまずビックリ。
思わずデジカメ新調しちまったい。



さて、一家を乗せた車は国道を登って熊本から高速でゴー。
最初のSAでふかしたての「いきなりだご」をいただく。

いきなりだごは昔からの名物だけど、
なんか「びっ栗饅頭」ってのも登場しとるし!?
いきなりとかびっくりとか、どんだけサプライズ好きなんだ……


地元近辺の「道の駅」も大好きな両親、
今回の道中も道の駅寄る寄る。
確かにお土産屋とは違う地元密着ぶりがいいんだよなー。

お昼は「通潤橋」のたもとの茶屋で。
棚田の広がるなか、川から数メートルも
高い場所にかかるこの石橋には水が通っていて、
春には橋の真ん中から勢いよく放水される。

放水は拝めなかったが色鮮やかな稲穂とヒガンバナ、
そして橋の周りの景色に和みまくり。

ワシはデジカメのパノラマ機能がうれしくて、
無駄に長い写真を撮りまくり。


後はまた道の駅をふらつきながら、いざ高千穂へ。



峡谷はさすがのにぎわい。
微妙に嫌がる母を説き伏せ、親子三人でボートにゴー!


母がなぜこんなに嫌がるかというと、
はにわーる家はとにかく文化系なんである。

3人でボートと来れば漕ぎ手は父なのだが、
この父がはなはだ頼りない。

「息子とキャッチボールしてるのすら見たことがない」とは
母が父の運動神経を評しての談である。


そんなわけで父、若いカポーだらけのボート達に
ぶつかるわ避けられないわでまー大変。
母も普段になく慌てていてメチャクチャ面白い。

うひゃうひゃ笑いながら写真を撮る無責任ムスメ。
バカ笑いしながら浴びるマイナスイオンって
なんかありがたみ減るのは気のせいか。

さておき、コドモがいなくても
家族旅行ってなかなか楽しいものだ。


高千穂のひなびた旅館に身を寄せた一家。
夕食までちょっと時間があるも、もう出かける気もなく。
まったりと過ごしてそのまま夕食をいただく。

というのも、食後に集会所で
観光客向けのプチお神楽があるのだ。



「父は酒を呑んだらもう神楽を観にいかないはず」という
母の予想を裏切り、親子3人で迎えのバスへ。
にぎやかな団体さんにかこまれながら集会所へ。

バスを降りて、建物までの間にも
かがり火が焚いてあったりして。

演じられたのはお神楽のほんのさわりでしたが、
ワシみたいな不信心者にはあれでちょうどよかったのかも。
おだやかな神主さんの語りが印象的でした。


温泉ではないものの、大きい風呂があるというお宿。
ワシと、温泉嫌いな母も珍しく大浴場へ。
時間が遅かったので、2人でのんびり。



まぁ、若くもない親娘ですから。
話し込むこともなく、そのまま眠るわけです。


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かくもダラダラと連休は過ぎ行く - 2009年09月23日(水)

出掛けたのは半日×3回、後は自宅で
「持ち帰ったシゴトやらなきゃなー」
「衣類の入れ替えもしないとなー」
「来週帰省する準備もしときたいなー」
と思いながらダラダラ過ごしました。

5日もあるとすぐ「明日にしよう」と思ってしまいますな。
ま、シゴトでツブすよりゃよっぽどマシか。


そんで最終日の今日はサザエさん症候群発動。
どうせ2日働いたらワシだけのブロンズウィーク
(遅めの夏休みとも言う)が来るのだが
やはり休みの最後って逃げたくなるのよね……。

まず美容室行って、それからカメラ買った時のポイントで
アウトレットの三脚と電気ポット入手。

秋物の服や靴がゴマンと並ぶこの時期に
気晴らしの買い物が家電量販店系なのは
女子としてどうか……しかも美容室帰りだし。


ま、もはやダラダラすることに焦りはないけど、
記憶と記録の整理だけはしておきたいのう。

だって、明日死ぬかもしれないし。
自力で何もできなくなるかもしれないし。

その時きっと、一番後悔するのはこれまでの親不孝ぶり。
そして二番目は、コンテンツ屋のくせに
自らの生きた記録をおざなりにしたことだ。

うん、ぼちぼちやっとかな。




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呑んだくれーずの休日。 - 2009年09月20日(日)

おトモダチに連れられ、金沢文庫芸術祭へ参る。



いやしかし好い天気だ。海辺を会場へ向かって歩くだけでも大変心地よい。

そんなわけで、着いてすぐにビールとチョリソで乾杯。
…野外で昼飲むビールはなんでこう旨いかね!

その後もフラフラと展示やマーケットを覗き、
買い物をしたり写真を撮ったり。

なんだか味のあるアクセサリーとか、
おもしろバッチとかを笑い転げながら購入。
やっぱりアートフリマが好きだなぁ。



ひとまわりした後、当然のように2杯目の乾杯。

遊歩道をいくワンコ連れの人々と
砂浜で遊ぶ若者や海を交互に眺めつつ
何を語るでもなくぼんやり。ああ、いい休日だわ。



会場を出てもするこた同じ、ってなわけで
川崎に戻って今度は和食で飲み飲み。




久々の席だからって、なんという呑んだくれーず……。

まぁこんな気ままな休みもいい。
今夏はフェスにも行かなかったしね。


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