ハニワ在ル...はにわーる

 

 

ロックの魔物に捕まったのさ - 2008年04月26日(土)

ロックンロール博徒〜新宿編・其の二〜 @新宿紅布に参る。



紅布……好いね!

和風の壁紙、レトロなステンドグラスのフロアライト、
そして屏風絵のような装飾が施されたカウンター。
ステージには大きな木製の看板もかかってる。

んで、ドリンクにヱビスの生があるんだよ。
しかもジョッキで飲めるの。

おかげさまで開演前からテンション高めで。



さてなんと、ライブは昨年末ぶりのBAZRA。
鉄平さんが金髪になってるのにビックリだ。


「レクイエム」とか「ワイパー」とか
ひさしぶりに聴いた気がするけど……なんせ
この間のライブが3部構成のバズベストだからね(滝汗

前半で「雨」(この曲のDrはやっぱりカッコいい!)やって、
中盤で「雨上がり」が来たのも好い。偶然かもしれんけど。

新曲も聴けました。定番の8ビートだけど、
「ワゴン」みたいに好きになれそう。


2マンで長めだったわりには、
バラードなしのガンガンなセットで。
踊りまくってかなり盛り上がれたので大満足。

そんなわけで、実はちょっと
「よく知らない対バンだし、観ないでここで帰ろうかな……」と
思っちゃったりもしたのだが。
……むしろ対バンが本日のホストだというのにこの狼藉。




いやー。



大変申し訳ありませんでした。




「ま、1曲だけ」と思いとどまってよかった。
ここで帰ってたらホントにもったいなかった。


本日のホスト騒音寺、とにかく カ ッ コ え え 。


もう14年になる京都のバンドさんだそうですが、さもありなん。
東京もんや若いのでは絶対に出ないグルーヴだと思う。

70年代の関西で隆盛を誇ったという
ブルースやロックンロールを思い出した。
今流行の和モダンみたいなんじゃない、
もっと土くさくて妖しい和洋折衷。



その昔、見てはいけないものだった「なにか」のような。



たまらん。

さっき帰ろうとしてたバカ1人ですが、
そ知らぬ顔してアンコールまで踊り倒してしまいました。

なるほどこのバンドにこのハコ、似合い過ぎです。
しかし幕間でステージにシャッターが下りてきたのはビビった。

そしてBAZRAとも素晴らしい組合せ。
個人的には、HEREとの対バンも観てみたいす。


1人で行ったんで大人しく帰りましたが、
こんな日こそ終演後に呑んだくれたいもんだ……!


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キラキラ様とアデアデ様 - 2008年04月19日(土)

DIGICAL @クラブチッタ川崎へ参る。


ワシが遅刻魔なせいで入ったときにはもう
Aira Mitsukiのステージ中。

なんというかPrefumeも彼女も
テクノポップのアイドルさんは
ダンスがとっても見てて気持ちがいいねー。


さっそく1杯空けて、Filter Fish。

ワシは初めてだったんだけど、イメージが
「攻殻機動隊の音楽とかやった人」
「最近のサポートDrは上領さん」だったので
まずメンバーの格好にド肝を抜かれる。


ナンスカそのラインストーンびっしりなキラキラヘドホンは。


衣装こそダークスーツだけど金&銀のグローブしてるし。
そしてキラキラ衣装に負けず劣らずキラッキラの笑顔&曲!

スゴイね。こんなにハッピーなサウンドだったとは!
いやしかしなんも考えずに楽しかった。
ちょっとだけD○SEINが懐かしく(以下自粛

というわけで、ラインストーンヘドホンの御仁(Vomosさん)は
ワシの中で「キラキラ様」とお呼びすることにしました(何

そして奥に鎮座するもう1人のキラキラ様……。
相変わらずウルワシかったです。
あんなに涼しげなドラマーがいていいのか。ぉぉぉ。



さて、ひと休みして……る間にウルワシ様が鼻先を通り過ぎたり(滝汗)
今度はアデアデ様。
超ひさびさのおひとりADAPTER。でした。

初めてのお客さんを意識していらっさるのか
「こんな格好ですけど〜」とか「すっぴんだともたないんです〜」とか
“怖がらずに寄っといで”的なMCがなんか印象的。
お連れ様の話だと、最近よくこんなMCをするんだとかで。

以前はひとりだともっとストイックな演奏になってた気がするけど、
今日はステージも客席もノリが良かったなー。
本日新登場だったグッズの手ぬぐい(タオルじゃなくて手ぬぐいなのがらいいやね)とか、
ポップな新曲のせいもあるのかも。

福助さんも、最後はスタンド代わりに機材を並べたイントレへ
ひょーいと登って、客席を見下ろしとりました。
あれ120cmはあったと思うの。いいなー背が高いって……


お連れ様と一緒にキャーキャー言いながらのライブって
実は結構ひさしぶりで、やっぱりスゴイ楽しかった。
また誘ってくださいよー!


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今ごろになって映画「STAY」のDVDを観た - 2008年04月14日(月)

どんな映画かというとまぁ、田舎の女子高生の日常。
しかし舞台は鹿児島なのだ。
以前にも書いたが←跳ぶよ
ワシはこの原作&原作者がかなり好きでねー。


漫画原作の映画化ってまず賛否両論っていうか
賛否否否両論くらいがデフォルトなので、
あまり期待しないで観てみたんですが。

原作読んでる人なら、まぁイメージは
思ったほど損なわれないかも。

役者さんたちの頓狂な鹿児島弁はキツイけど、
なんたって風景がキレイなんだわ。
薩摩富士、畑、農家、海、古い校舎。
そしてすっぽりハマったバンバンバザールの曲。
あー、鹿児島帰りたい……。

配役も7割は納得かも。
刈川エリと山王みちるはキビしかったけど、
あのキャラを探す方が難しいもんな。

女子が可愛くて、男子は田舎臭いのが好印象。
学校の先生も、原作よりリアルに先生っぽかった。


だがしかし、最大の難点。
多分コレ、映画を観ているだけだと
原作を読んでない人にはストーリーが摑めない。
そういうもんだとおもえばまぁ、いいのかしら。

そんなわけで原作読んでる人(ここの来訪者にいるのか?)
にはオススメです。もちろん原作は超オススメさ。


ちなみに一番気に入った演出は、
「セーラー服で軽トラを乗り回す農家の娘」
でした。なんか映画っぽくていい。



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音速越えのMIDIライダー - 2008年04月07日(月)

FLOPPY「Mach Midi Rider」@新宿LOFTに参る。



「一番好きな邦楽アーティストは?」と訊かれたら
ここ数年はずっとBAZRAとFLOPPYを挙げてきたはずが。
なんとほぼ1年ぶりのライブだったりして。

そんなひさびさのFLOPPY、とにかく目からウロコでございました。



1人だったので開演ギリギリに到着。
さすがに平日早めのロフトなら込み具合も
いつもほどなかろう……と思ったところがぎっちょん。
結構いる。もはやステージ全体の見えるエリアは空いてない。


しかも、野郎の客がまた増えてる……!

すげーね。野郎の客が偉いとは言わないが、
バンギャル以外にも着実にウケてるってことだよなぁ。


そうこうするうち、ステージに金髪素敵カットの御仁が現れて。
よく見えなかったので
「写楽?でもなぜOAより先にでてきたの??」
……と思ってたら、コスモ式さんでした。
金髪になっていたとは知らなんだ。

カッコいいオケと微妙な歌が交錯するコスモ式。
略してモ式。

AUT●-TUNEを通して唄うのに
どうしてあそこまでメロメロなのか!?
なんつーかインストが1番ノれました(酷)。


続いて現れたFLOPPYさんは
『ド否定無限ループ』からスタート。
ライダースにシャツとネクタイの衣装が大変カッコ好い。

前は謎のマイクスタンドに
戸田さんがチョップしまくっていたこの曲。
今日はトリガーフィンガーに
チョップを振り降ろしておられました。ツアー仕様?

季節もぴったりな『哲学堂心中』。
戸田さんが手にした桜吹雪を……
うーん、それ『撒く』っていうか『投げ捨てる』フォームですよ?

モ式さんが801ネタを振ったせいで
MCは終始それを引きずった内容でしたが、
ツアーはなかなか楽しかった模様。

戸田さんはラムに始まりラムに終わり、
福助さんは大阪のホテルで怖い思いをし、
写楽さんは同じく大阪で福助さんと初めて朝まで呑んでたと。

サポートだったりOAだったりするけど、
もはや彼らはみんなメンバーみたいなもんなのかもねー。

そういえば、福助さんの
『いっつみーは話すとき顔が近いよね?』というネタに
戸田さんが大ハマり。

いつもキャラを崩さず、ウケても鼻で笑う程度だった彼が
顔くしゃくしゃで爆笑したりして。

後でまた『(写楽さんと福助さんが)ひさしぶりに音楽の話とかしたね……いっ
つんはずっと無言だったけど』てな話が出た時は、
笑い過ぎてしばらく顔が上げられなくなっとりました。


写楽さんからはお昼TVで観た(たぶん「いいとも」)声優の話も。
富永みーなと古川登志夫と大塚明生に会って
『写楽くん!』と呼ばれたいらしいです。
ワシも古川登志夫さんには会ってみたい……!
っていうか写楽はパトレイバー好きなんかね。


写楽さんのNEWギターは
布○風のお手製ペイントが入ったテレキャスでした(爆)
鳶丸さんといい、あんたたちゃ……。
つーかマジックであの模様を描いたらしいです。
戸田さんと2人して。


そうそう、『東京テクノ音頭』のイントロは、
スイープ音を福助さんが、ヒット音を戸田さんが叩いているのに
今日気付きました。遅すぎるね。



セットリストも自分好みな感じで超満足ですよ。
終盤なんか神でした。それに、
『ミホトケ』『スターマン』あたりを
初めて生で聴いて、やっぱりいいなーと。


やたらと手弾きシンセやギターソロが目立つ音作りだったので、
戸田さんの手弾きっぷりがわかってマニヤ的には超ニヤリ。
『消えゆく僕ら』なんかではシーケンスっぽいフレーズも
打楽器風のフォームで手弾きしてて萌えました←やめれ


いや半分マジメな話、戸田さんのソロはかなり進化してた。
前はスケールアウトどころじゃないアドリブ頻発でいつも苦笑してたのだが、
今日は力技ながらも引き付けられるソロパフォーマンス連発でド感激。
『meta色吐息』『遊星valhalla』なんか特に好かったわー。

メロメロだった『ヘルタースケルター』のイントロも
もはや慣れたもんで全然つっかからない(笑)。

そして椅子いいね椅子!上にあがってのパフォーマンスがド格好イイ。
あの細長い脚を機材のスタンドだかテーブルにかけてグリグリ弾くわけだよ。
CS-01を胸の前に抱えたりしてさ。


最後なんか、ブースから乗り出して
散々もて遊んだCS-01の真っ赤なシールドを曲終わりで


ブチッ!と引っこ抜いた。


……助けて戸田さんなのにカッコよすぎる(失礼)。





ワシは偉そーにも彼らのライブを甘く見てたのかもしれん。
なんつーかこれまで散々音が残念だったので、
もはや「音を聴きに行くんじゃなくてパフォーマンスを観に行く」
もんだと思ってたんだよな。

まぁ衣装も凝ってるし、機材もオモシロイし
ライブならではのパフォーマンスもあるし……で
それだけでもお釣りのきそうなライブだったからなー。


でも、この日は音が大変聴きやすくなっていた。
オケが前よりしっかり鳴ってるし、歌もきちんと抜けてる。
ギターなんかこんなにちゃんと聴こえてたことないかも(笑)

ま、シンセの手弾きの音がたまにデカすぎたのは御愛嬌ってことで。


……MCネタから個人的叫びまで長々ダラダラで恐縮です(滝汗


以下、公式より転載。

1.ド否定無限LOOP
2.ロボット博'05へようこそ
3.哲学堂心中
-SMC-
4.記憶喪失の朝
5.ス・ペ・エ・ス!ロマンチック 
6.消えてく僕ら
7.ヤダもん
-MC-
8.スターマン
9.センチメンタル少年
10.さよなら、ミルクティー
11.Thank you for my everyday
12.まさかりが淵
-MC-
13.low-bit Disco
14.ミホトケ
15.meta色吐息
16.遊星Valhalla
-SMC-
17.Chip Trick
18.ヘルタースケルター
-SMC-
19.君は素敵
-EN-
20.東京テクノ音頭
21.パイク(カバー)



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悩ましのビアガーデン苗場 - 2008年04月03日(木)

……一昨年の夏、初めて貴方のステージを拝んだときから
こうなることはわかっていたのです。

……夏フェスで観られるだけ贅沢だと言われれば
もはや返す言葉もありません。



ああ、しかし。



貴方は今年も幕張じゃなくて苗場にやってくる……。



正直、体力と経済力のバランス的にきわどい。
今回も金曜日だったりしたらさらに倍、ドン。←解る貴方は昭和のお人……♪


行きたいし多分行くんだけどあーいやうーんうーん。


一昨年みたいに秋まで待ったらツアーがあるかっていうとわからんしなー。
フジなら行けば絶対一日中楽しいしなー。


少なくとも出演日が決まるくらいまでは
迷い続けることになりそうですわコレ……


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