うずまきのつぶやき-あれから6年たったよ
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2008年08月28日(木) Guten Tag!-オンライン日独辞典

Guten Tag!

最近,同僚の研究の手伝いをちょこっとしています.
オンラインの日独辞典を作っている方で,
私は音声収録の手伝いをしています.
彼の作っている辞書の話は,これまでも研究発表などで
何度か聞いていたのですが,きちんと実物をみたことが
ありませんでしたので(ひでぇ),今回,音声収録に伴い,
あらためて見てみました.

びっくり.
結構すごいです.

和独辞典
http://www.wadoku.de/


いいものが提供できるように,私もかんばらねば.


2008年08月22日(金) 加速!! --ハガレン20巻

ハガレン20巻を読みました。

加速していますね〜。
びっくりです。



最終回は近いですなぁ。



と。アニメ版ハガレンの新シリーズが始まるそうですね!きゃ〜vv
シャンバラの続きなんでしょうかねぇ。
コミックとは違うストーリー展開でまた面白いので、2度美味しい(?)という感じです。




エンピツ日記を再開して、コミックネタばかりというのはどうなんでしょう…。



2008年08月16日(土) のだめ21巻(Lesson125-126)を読んで泣いた

遅ればせながら「のだめカンタービレ」21巻を読みました。




で,感想。(うっすらネタバレ)






読んでいて辛いっっっ。
思いつめるのだめのセリフは辛いです。
のだめがミルヒーに胸の内を語る場面では泣けました。
のだめがミルヒーに「最後に?」といって弾いた
ベートーベンのピアノソナタ31番でも泣けました。
最後のフーガは弾かないってところが,のだめの心情をモロに
表しているようで...うっうっうっ...
21巻は全体を通して,コミック冒頭のレッスンシーンで
オクレール先生がいった
「第3楽章は人の嘆きの全てがある。最後は疲れ果てて 心もない…」
という言葉が響いているようです。


特に最後の2ページ!ミルヒーのことばに号泣!!!

「見たいんだよ 早く…」
かわいい娘の晴れ姿
美しい音が 聴こえるうちに―


そうだった。ミルヒーは聴力が落ちてきているんだった。
本人も自覚があるんだなぁと。
あああ〜。何度読み返しても泣けるっ。


オクレール先生との関係やら,千秋との関係など
今後の展開が気になりますが,二ノ宮所長のブログで
おめでた報告がありましたので,22巻はもう少し先かもしれません。。。




--もっとネタバレ。



Lesson125-126(21巻の続きの話)で出てくる
ショパンのピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11を聴いていて,
のだめが弾いている姿が想像されてしまい,また泣けてきました。
第一楽章の壮大な序奏,哀しげな第一主題,優しい第二主題,
息をのむアルペジオ,(個人的に第一楽章が好き)
第二楽章の美しくロマンティックな夜想曲(のだめは千秋先輩と初めて出会った夜,ニナ・ルッツ音楽祭,千秋との帰り道に見た月を重ねていたようです),
第三楽章の全体的に長調で,複雑なユニゾン(のだめと千秋みたい?)なんて思いながら,華麗に大胆に終わる,
のだめの魅力が存分に引き出されるような曲。
さすがミルヒー,すばらしい選曲だわ。
そんな曲をのだめがどう弾くのかと想像すると,泣けてきます。
あー,涙腺ゆるんでます。


泣ける曲といえば,
「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ピアノのほうね)
あれは何度聴いても泣けます。



と。
アニメのパリ編が10/9よりノイタミナで放送されるとな。
ふおおおおお。


2008年08月14日(木) 6年前に始めた日記。まだあったよ…。お久しぶりです。

ひゃー。すごいよすごい!
この日記エディタ「えんぴつ」がまだ残ってた!
当時のホームページとかは解約したのに,これは忘れてた。

これを始めたのは6年前。懐かしいなぁ。
韓国に住んでたころですよ。
1人暮らしの外国生活の記録をとろうと思って始めた「えんぴつ」。
帰国してしばらくするまで続いてました。
3日坊主の私にしてはほんと珍しいこと。

ちょうど,複数のSNSに誘われたり(もうやっていないけど),
忙しくなってきたりで,ここを訪れることもなくなり,ブログに移行し…。
でもこうやって記録が残っていたのはほんとうにうれしい。

6年前の日記を読んでいて,ちょっと涙が出てきた。
韓国時代が懐かしい。
毎日,怒ったり,笑ったり,発見したり,楽しく過ごしていたんだなぁ。

あのときの自分は,今の自分を想像できただろうか。

帰国して,予定の仕事がうっかりなくなって,
「家事手伝い」という名の無職生活で世間の厳しさを学び,
これじゃいかんと全く違う職種の仕事についたり,
日本語の先生を育てる仕事で複数の県を移動したり,
文系人間がうっかり工学部のドクターに進学して,
後輩をいびりながら学生生活を満喫し,
また社会人になって,似非東京人になった私を。

今の仕事はものすごい勢いで人間関係やら視野やら知識やらが
広がっていくので,とても楽しく,やりがいを感じるし,
時には挫折も感じる。うん。

異分野の研究者との出会いが多くなり,
いろいろな分野について話を聞くことが増えたが,
世の中には本当に頭がいい人っているんだなぁ,と何度も感じた。
最初にうちは,すぐに理解できない自分に腹が立ったし,
ついていくのがやっとだった。
ちょっとできると思っていたことも,そんなのできて当たり前のレベルで,
スゴイ人はたっくさんいる。自分の身の程を知った。
学校で学んだことなんて,入口でしかない。
知らないことでも自分で調べて勉強してやるしかない。
誰もやってくれない。

なんだか深い深い海にもぐったような気がして,怖かった。

でも,自分のテリトリーをみつけたらなんだか楽になった。
自分のベースはどこか。
それを確認するのに1年かかった。
結局はもとに帰っただけなんだけど。
でも,やっと地に足がついたような感じ。
ほそぼそと続けていたことをやっとメインにできるのは
うれしいし,楽しい。
でも,今は手も足も時間も(知識も)足りない。
忙しいけど,好きなことをやっているし,次につながる経験と
知識を吸収しているんだという感じがするので苦ではない。

自分の選択を後悔はしていない。
いろいろやっててよかったと本当に思う。


でも,まっすぐストレートに進んでいたらどうだろう,
と思うこともないわけではない。
いろいろな場面で「年齢」という制限がついてくるので,
よっぽど優秀でない限りそれはとても大きな足かせとなってしまう。
(公募とかさ,暗に年齢制限があるのよ。
年齢に応じた業績が求められるし)
また,体力的にも以前のようにむちゃはできないし。。。

でもまぁ,今を全力でがんばるしかない。

ある先生に,
「30代はふんばりどころ。30代でのがんばりでその後の人生が決まる」
といわれた。これは私にとってとても大きな支えとなっている。

また別の先生には
「(好きな)研究ができるのは30代まで。」
といわれた。なるほど。だんだんお金をとってくるための政治活動が増え,
研究最前線にというわけにはいかなくなるもんね。
(もちろん,ずっと研究バリバリ!という先生もいらっしゃいますが。)

というわけで,ちょっと突っ走ってみようと思う。
これは,その記録ということで,思い出したらまた書こう。


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